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424位:Beck 『Odelay』(1996)【解説文翻訳】ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂されたローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 の解説文翻訳とレビューの連載をしています。本日はこちらのアルバムです。

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424位:Beck 『Odelay』(Geffen, 1996)

<ローリングストーン誌による解説(翻訳)>
 ダスト・ブラザーズとスタジオに潜り込んだベックは、ウディ・ガスリーとグランドマスター・フラッシュを組み合わせるというビジョンをアップデートし色鮮やかにしたものを携えて帰ってきた。彼は“Devil’s Haircut”と“Where It’s At”で、ターンテーブルがグランジの焼き直しよりもよっぽど可能性を秘めているということをロック仲間たちに示し、くたびれた魅力のある"Jack-Ass”ではリスナーに60'sの素晴らしさを思い出させ、自身のルーツがフォークにあることを改めて示した。1997年のローリングストーン誌で、ベックは「僕は、あらゆる意味において伝統主義者なんだ。自分の世代が入れ込んでいるものの多くや、それが表現しているものに対して、全くもって共感できてないんだよね。」と語っている。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。

<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:424位
同アーティストのランクイン枚数:1枚 
【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:306位
同アーティストのランクイン枚数:2枚 (本作の他は、436位『Sea Change』)


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