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刀ピークリスマスがきっかけで伏見ガクに沼った話


敬称略
後半に少しメタな話があるのでご注意ください

伏見ガクを知った経緯について

2021年夏。
コロナワクチンの副反応による高熱でダウンしていた私は、少しでも気を紛らすために一日中YouTubeを永遠に垂れ流していた。
この時期、ホロライブやにじさんじにどハマりしていた身内のせいで「あなたへのおすすめ」VTuberの切り抜きだらけになっており、自動再生機能によって途切れなく再生されていくそれらを、熱でぼんやりとした目でうつらうつらと眺めていた。

その頃の私は、VTuberに関して、好きな人たちは見ているものの、個人勢なのか企業に所属しているのかもわからずただ好んで見ていたので、当時ホロライブやにじさんじの違いもよくわかっていない状態だった。

熱もだいぶ下がってきたある日のこと。いつも通りYouTubeを開いて関連動画として自動再生されたのが、
これ

【とうぴークリスマス2020】

元々友人からよくおもしろいと布教されていたぽこぴーのピーナッツくんと、数日間見てきた切り抜きで頻繁に登場し、「ふん、おもしれー男」に認識がなった剣持刀也のコラボ配信。
どうやら2人は毎年クリスマスにコラボしているらしく、2020年度も無事決行されたらしい。
クリスマスという割とめでたそうな言葉がタイトルに入っているにもかかわらず、なぜか涙を目にためているピーナッツくんと、あさっての方向を見つめている剣持刀也がうつったサムネイル。
正直、この2人が絡むこともこの時点では知らなかったので、そもそもなぜこの2人でクリスマスを祝っているのか興味が湧き、自然と再生ボタンを押した。

剣持刀也にセクハラをし続け企画(?)をまわしていくピーナッツくんと、それにツッコミを入れながらいなし続ける剣持刀也。どうやらそれが毎回のお決まりの流れらしく、テンポの良い2人の会話を聞いていた。

その後、ピーナッツくんが用意した企画のひとつとして、この日のために準備されたメッセージがあるということである動画が再生された。

チェック柄の背景にベルに赤と緑のリボン、ゴリゴリにクリスマス感を醸し出したデザインとMerry Christmasの文字を背景に、ビデオメッセージに映っていたのは、茶髪に猫目(狐?)八重歯の男。
物腰の柔らかい喋りで始まる、2人をまるで祝福するかのような結婚式風のビデオメッセージ(ピーナッツくんの指定)は、後半のとんでもない爆弾発言(これはピーナッツくんも想定外だったらしい)により空気が変わる(どんなことを言ったのかは動画をみて確認してください)。
テンポがよくネタをしっかり仕込んであるそのビデオメッセージは、短いながらも、強く印象に残った。
なによりも、チャラい見た目に反し、物腰の柔らかさと丁寧な喋り、そしてそのテンションのまま爆弾発言をぶちかます、掴めないキャラ。
「何だこの人は」「この人のキャラがわからん」
伏見ガクに対するファーストインプレッションは、「謎過ぎる人」。この言葉だった。

ビデオメッセージが終わった後の2人の反応を見るに、この伏見ガクという男は、どうやらピーナッツくんと剣持刀也、両者と関係がある人物のようであった。

その後動画は次の企画へと進んでいき、無事2020年のクリスマスも良い意味でお馴染みの展開を迎え動画が終わった。
おもしろかったな。そう思うと共に、さっき突然登場した謎すぎる男「伏見ガク」のことがかなり印象に残っていた。結局あの人はなんだったのだろうか。
動画が終わると、自然にGoogleの検索ボックスに伏見ガクと入力していた。

今振り返ると、とんでもないきっかけだったが、この刀ピークリスマス2020の短いビデオメッセージが、伏見ガクとの出会いだった。

伏見ガクが推しになるまで

さて、その後あまりにもよくわからない(つかめない)伏見ガクという人物の謎さに「この人はどんな人なのか」「もっとこの謎過ぎる人のことが知りたい」という気持ちが先行した。

ということで、まず
にじさんじ公式ホームページ】

【にじさんじ非公式wiki】

を検索し、情報を集めていった。
この時初めて「にじさんじ非公式wiki」の存在を知ったのだが、わかりやすくジャンルわけされた様々なカテゴリーの半端のない情報がそこに記されており、これが1人の人間(VTuber)の情報量なのかと恐れおののきながら検索したことを覚えている。

その後、wikiなどで調べた情報を踏まえつつ、切り抜き(YouTube、ニコニコ動画)などをとにかく見漁り、何となく彼の人となりや、配信スタイル、スタンス、ゲームの傾向を知った。

どうやら、伏見ガクは朝にみんなで朝ごはんを食べる配信である「おはガク」や、大体23時から夜配信を定期的にしており、特にゲーム配信は主に単発ゲームを中心とし、時折シリーズものをプレイするそうだ。
プレイするゲームのジャンルはホラー(本人が好き)が多いが、バカゲーや恋愛ゲームも時々しており、彼女を作ろうと奮闘するがとんでもないオチになる恋愛ゲームのアーカイブは「伏見歴史シリーズ」と呼ばれているらしい。
あと、パチンコ好き

「この人なんかおもしろい」
そう思い始め、いつしか切り抜きだけではなく、本配信の過去のアーカイブを見るようになり、見尽くした後は配信をリアタイで視聴するようになった。

この時期YouTubeのあなたへのおすすめが、伏見ガク関連の動画だらけになっていたのを、我ながらドン引きながらスクロールしていたのをよく覚えている。

そんなこんなで気がついたら、配信の通知が来るたびにYouTubeを開くようになっていた。

Twitterもフォローした。その頃からTLに伏見ガクのアイコンと配信のお知らせツイートがあると、1日の終わりに楽しみが出来た。
しんどいことや嫌なことをしないといけない日でも、何となく「これ終わらせてさっさと帰ろう、伏見ガクの配信あるし〜」と乗り越えられるようになった。気持ちが軽くなった。

配信ペースもちょうど良いのか、不思議と配信を追わないといけないという義務感もなく、良い意味でリラックスした状態で見続けられた。
私の2021年当時の生活スタイルが、朝早くに準備して家を出発し、夜はバイトを終えて23時前に帰宅するというものだったので、配信の時間帯もちょうど見やすい時間だったのもあるかもしれない。

どのタイミングで沼に落ちたのかは、正確にはあまり覚えていないし、明確にこの瞬間に沼に落ちた!という実感はなかった。
ただ、どんなジャンルの配信でも常に明るく元気で、表情がコロコロ変わり、2Dの姿でも左右に身体を振りながら色々な感情をこちらに伝えてくれるそのスタイルが、とても心地よかったし、元気をもらえた。

つまるところ、この「元気をもらえる」というところが伏見ガクの魅力であり、ハマった要素なんだろうなと思う。
「頑張れ」とか「元気だせ」みたいな元気づけられる形の「元気をもらえる」ではなく、楽しそうに何かに向かう姿を見ていると、つられてこっちも楽しくなってくる、そんな感じ。
元気のおすそ分けをしてもらってる感覚が近いかもしれない。

朝が死ぬほど弱くて、ゾンビのように布団から這い出して出かける準備をしないといけない時。
バイトから帰って心身ともにヘトヘトになっている時。

朝も夜も、何となく元気が出ない時に、伏見ガクのからりとした配信は本当に沁みた。

2021年というと、コロナ禍で、どんなことに対してもまだまだ制約が多くあった。
私自身、思い描いていたことが出来なかったり、計画が狂ったり。
先の見えない不安が常にあって、どんなときも何か焦っているのに、活動的になれないという矛盾した感情を抱えていたことを覚えている。
外で自由に活動出来ない日々、どうしても娯楽を家での活動に見出さなければならない状態だったあの時、配信を見ることで元気をもらえ、また次の日頑張ろうと思えた。

そんな感じで、ゆっくりと沼にズブズブはまっていった結果、気がついたら追いかけはじめて丸2年とちょっとが過ぎていた。

私自身の話になるのだが、実はインターネットに出会ってから、それ以前に比べて様々な情報を取り入れられる環境になったことによって、推し(推しコンテンツ)にかける愛が、熱しやすく冷めやすい状態になっていた。
そのため、同じだけの量の「好き」を一定の力注ぎ続けることが難しくなっていた。
せいぜいその力が1年持ったら凄いなという状態だったので、この2年ちょっとの期間推し続けられているというのは結構すごいことだなと思っている。
我ながら衝撃である。

これが、私が伏見ガクを知り、沼るまでの話である。

まとめ(という名のプレゼン)

最初の印象から、今の印象について

さて、「謎過ぎる人」をもっと知りたいという気持ちで追い続け、最初の出会いから2年ちょっと過ぎた今、私の伏見ガクの印象はどんなものかというと、
良い意味で「にじさんじ公式ホームページの紹介文そのままの人」
である。

ちなみに、にじさんじ公式ホームページの伏見ガクの紹介文はこれ、

23歳の大学生。普段はアルバイトやークルのバンド活動に勤しむ。
性格は犬っぽく純粋に楽しいことが大好き。いろんな人とお喋りしたくて配信を始めた。
チャラそうに見えるが周りの人を気遣ったりと優しい。
楽しんでなさそうな人がいると「楽しんでる?」と声をかけたりする。

にじさんじ公式ホームページ

この2年ちょっと推し続けてわかったことは、1周まわって伏見ガクは公式紹介文と相違ないな(強いていえば、バンド活動をしていないことと、年齢が変動すること)と思うようになった。

伏見ガクを知った当初、見た目から明るくてチャラい感じなのかと想像していたが、喋りや対応を見ていると、敬語を多く使い、丁寧な対応と周りに対してよく気を回す、実は真面目で物腰の柔らかい人なのだと驚いた。

この真面目さを感じるエピソードは多々あるが、特に好きなのが「にじさんじの面接を受けた際にスーツを着て挑んだ話」で、どうやら面接を受けた中でスーツを着ていたのは伏見ガクだけだったらしい。

エピソード該当時間 1:05:26〜

一方で、ホラーゲームをプレイしている最中など、普通の人が恐怖を感じる場面に対して全く動じなかったり、爆笑(通称ゲス笑い)したりむしろ武器を探して手に持ちながら物理攻撃をしかけようとするその脳筋な姿から、視聴者や同僚のライバーから「おはガクの闇」と呼ばれてしまったりする。

また、不定期で行われる雑談配信では、冒頭で伏見ガクの顔がついた雑コラを動かしながら話すという狂気溢れるものが多く、例えば、
「生首伏見ガクの下で金色の拳がぶつかり合ったり、大量の👆や実写ピースが出現する」
「サングラスをかけた伏見ガクのすすすすす髪型をした全身銀色マッチョが地球?を回している」
「炎人間の伏見ガクが炎のボールを蹴り続け増殖する」
と、文字起こししたら何を言っているのかわからないものが、画面に出現するといった狂気さを持った面もある。

実際に該当動画を見た方が早いです。


こんな感じで光と闇(狂気)の両面を持っているように見える伏見ガクだが、そのどちらも同時に摂取出来る配信がいくつかある。
例えば、もはやシリーズ化し、途中で本物の車の免許をとっちゃった、「伏見ガク(無)免許ドライブ配信」
こちらの動画シリーズでは、ニコニコしながらありえない速度で街灯や建物に突っ込んでいったり、ぶつかった相手に喧嘩をしかけにいったり、縦横無尽な姿が見られる。
明るいテンションを維持したまま、全然明るくない行為をし続けるその姿は、伏見ガクをあまり知らない人でも、切り抜きなどでは見たことがあるのではないかというほど、有名である。

にじさんじ公式切り抜きチャンネルより

また、「キレイな伏見になぁれ+スパチャ読み」は、視聴者が選択するアンケート結果によって綺麗な伏見と汚い伏見に切り替わっていき、それぞれの伏見で質問回答(マシュマロ読み)の丁寧さが変わっていくという、笑いと狂気溢れる動画。

特にいつもの笑い方を上品にしようとするあまり、笑い方がフリーザ様になってしまうところで息が出来なくなった。

そんなこんなで、伏見ガクに関するニコニコ動画の切り抜きについているタグは、「おはガクの光」「癒し」「大型犬(狐)」などほのぼのするものから、
「おはガクの闇」「おはガクの正体」「ヴィラン」「ゲス笑い」「パチ見カス」という不穏なものまで、混在している。 

あらゆる要素を持っている人ということで、ここら辺で当初抱いていた「なんなんだ、この人は?」という感覚が再び戻ってきた。
どれが伏見ガクの本当の姿(本性)なんだろうと一時期熟考したが、結局は全ての要素を兼ね備えている「びっくり箱」のような人だなと感じる。

狂気が見えたり、未だに「何なんだこの人は」という要素が時おり見え隠れすることもあるが、明るくて楽しいことが好きで、人のことを気にかけられる人。伏見ガクの根幹には公式ホームページに書かれているような、真面目で人を喜ばすことが好きな「びっくり箱」のような人なのだなと、そんな印象を持った。

あくまでも、まだまだ歴が短い、いち視聴者から見た姿であるからこの解釈が正しいかはわからないけれど、それでもそんな配信スタイルに私は沼ったしいつも元気をもらえている。

話は少し変わるが、よく伏見ガクは視聴者や同僚のライバーから、「太陽みたいな人」「ひまわりが似合う」
と言われているのを聞く。
確かにそれらは、伏見ガクが好きなものやイメージカラーから連想しやすいアイテムではある。
しかし少しメタな言い方にはなるが、伏見ガクとしての設定には含まれていなかった、それらのアイテムや要素がぴったりだと感じてしまうのは、やはり伏見ガク自身がライバー活動をしてきた中で培ってきた印象によるものだからだと思う。

この伏見ガクが培ってきた印象という部分で、面白いエピソードを思い出した。

当初伏見ガクは、にじさんじ2期生男子の肉食系男子枠として募集されていたということや、伝説の自己紹介文(にじさんじ公式ホームページ紹介文)によってデビュー当時視聴者から警戒されていた(卯月コウ談)らしい。

エピソード該当時間 27:42~

私自身最初期(2018年)から追えていなかったため、このイメージがあったことは知らなかっただけに衝撃を受けた。
この当初警戒されていた肉食系陽キャのイメージから、今ではにじさんじ好感度最上位レベルに入るであろう(卯月コウ談)良い人、というイメージまで持ってきた伏見ガクの人間性というか、根本の性格の凄さを感じる。伏見ガク自身も、チャラい枠であることや「ヤバいやつが来た」というように見えるのではないかと思っており、かなり気を使っていたらしいが。

狐?

メタな話繋がりで、1つ。
ANYCOLOR(当時いちから)は、こんなに公式文+狐(?)要素を持った人をよく見つけてきた(採用した)なと思う(当時面接したのは岩永さんらしいが)。

というのも、伏見ガク自体、薄い茶色の髪に、耳のような髪型、腰には尻尾のようなアクセサリーがついているといったような、見た目に少し狐要素があるような大学生であるため、多少なりとも狐を連想させるかもしれない。
しかし、それだけの外見的な要素だけではなく、伏見ガクの表情や動き(メタな言い方をすると魂が担う要素)がかなり狐っぽいと感じることが多い。

例えば、伏見ガクは表情が豊か(live2D適性が高い)であり、顔のパーツがぐりんぐりん動く。
そのため、狐のテンプレの表情である「細める目」や「大きく口を開けて笑う表情」と伏見ガクがする表情がそっくりな時が多々あり、「狐っぽい」なと感じることがある。

目を細めながらにっこりと笑った時には、よくインターネット上で見るくしゃっと笑う狐の画像にそっくりである。


動きに関しても、2Dの時点でかなり動きが大きい人だと感じていたが、3Dになった時更に細かな動きまでよくわかるようになり、ぴょんぴょんと小ジャンプをしながら全身の動きで感情を表しているその姿は、大型犬(ゴールデンレトリバー)にも狐のようにも見え、想像していた通りのその動きに、3Dお披露目配信の時には「狐だ……」となった。
腰に着いているしっぽアクセサリーも3Dになると伏見ガクの動きに合わせて大きく揺れ、まるでしっぽが動いている(尻尾を振っている)ように見えた。この時動きによってアクセサリー要素であったアイテムが、尻尾に見えることがあるのかと驚いた。
また、3Dお披露目の際、グリーンバックの前であっち行ったりこっち行ったりしているシーンがあったが、その箇所は視聴者から、
「カメラマンにちょっかいを出すキツネ」「動物園の定点カメラ」「アニマルビデオ」
と称されていた。一生カメラと目が合わなかった所もそれらを助長させていたように感じる。

私がよく見る狐のお気に入り動画で、ノースサファリサッポロさんがYouTubeのチャンネルでアップロードしている「うちのキツネが毎朝ハイテンションすぎて癒される」という動画がある。

キツネの「あずきくん」のテンションの高い動きが見られる動画なのだが、嬉しい時には身体から尻尾までブンブン振り、撫でられると目を細め気持ち良さそうにしている人懐っこいその姿は、本当に犬に似ているなと驚いた。
もちろん狐にも個体差があり、みんながみんなあずきくんのように犬っぽいわけではないと思うが、それまで、狐は怪しい(化かす)代名詞である動物であると認識していたが、イヌ科イヌ亜科であることを改めて知ることになった動画である。

実は表情豊かで、動きなどが犬っぽい狐を見ていると、やはり伏見ガクはただの大学生ではなく、狐っぽいと感じさせるのは、ビジュアルだけではなく表情や動き(メタな言い方をすると魂)などすべての要素によるものだなと感じる。


⚠️魂の話に少し触れるので、苦手な人は少し飛ばしてください。


魂と呼ばれる中の人が、VTuberとしての映像(表情)に与える影響が少なからずあるのだということを改めて理解した配信がある。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm39789878

わかりやすい切り抜き

こちらの動画は、咎人(伏見ガクと剣持刀也のユニット)コラボにおいて、咎人2人がホラーゲームをオフラインで行った際に2人の魂の入れ替わりが頻発した配信である。

伏見ガクの中に剣持刀也の魂が入った時には、平行眉で眉と目の間隔が広がり、いつも(伏見ガクin伏見ガク)と比べてぽやんとした印象をうけた。例えるなら、いつもの伏見ガクがキツネ顔っぽいのであれば、入れ替わった時はどちらかというとタヌキ顔になった感じである。
剣持刀也が通常口をぽかんと開けるのに対して、伏見ガクは表情筋を大きく動かすからなのか、口の「‪ω」の形が目立つようになり、より一層獣感がでるのではないかと感じた。

ちなみに、剣持刀也の中に伏見ガクが入った場合、剣持刀也のいつもの表情に比べて眉と目の間隔が狭まりキリッとした印象をうけた。

ライブ2D自体の精度も関係してくるかもしれないが、VTuberは外見のモデル要素だけではなく、魂と呼ばれる中の人の持ち前の表情の動かし方がこちら(視聴者)に与える印象にかなり関わってくるのだということに驚いた配信でもあった。
この入れ替わりの配信から、伏見ガクをキツネ顔によりしているのは、魂の影響が少なからずあり、伏見ガクの魂自体にも「狐っぽい大学生という設定の伏見ガクというキャラクター」に対する適正があったのだと感じた。



終わりに

今回、ちょうど伏見ガクを知ってから3回目の「伏見ガクの誕生日(10/5)」を迎えることが出来たので、こうして今回振り返りをしてみた。

伏見ガクの誕生日にこのnoteを完成させ公開したかったのだが、振り返りをしながらそれらを文章にまとめていくと、書きたいことがどんどん多くなってしまって思ったよりもまとまりのない長文になってしまった。

私自身、元々自分の気持ちであったり、好きという感情を文字として表現することがとても時間がかかる。特に誰かに対する評価や、考察などは言葉選びや解釈に対してとても慎重になってしまう。
それに加え、目に見える形で自分の感情を残すのが苦手で、よく聞く「半年ROMれ」の期間どころではなく約2年半経ってもビビってしまい、コメントどころかTwitterの呟きでさえ出来なかった。今でもまだコメントは出来ていない。

そんなこんなで、今まで推しがいても目に見える形で記録を残したり、表現することがなかった。

しかし、この業界、いつまでも推しを推し続けられる保証がないことを最近実感する。

VTuber業界というか、配信業界全体のトレンドがものすごくハイスピードで進んでいくので、この業界に推しがいるということは少なからず、推しの配信者としての終焉(引退、もしくは会社や業界自体の終焉など)を考えてしまうことが多い。現に、伏見ガクを推し始めて、にじさんじ箱内でも何人か引退してしまい寂しく感じたことを覚えている。 

いつか書こう。いつかきっと書くタイミングが来る。そう悠長にしていたら、もしかしたら推しが明日にはいなくなってしまい、そのチャンスがなくなってしまうかもしれない。

ふとそう思った時に、自分が元気をもらっている推しについて、どんなところに惹かれたのか記録として残したいと思った。
もし、いつか終わりが来てしまったとしても、伏見ガクを推している時に感じた気持ちは忘れないようにしたいという一心で、今までになく頑張って自分の気持ちに向き合って文字をしたためてみた。

あまりまとまりの無い文章ではないし、もっと色々書きたかったことを上手く表現出来たのではないかと思うが、とりあえず今の私にとっては精一杯書けたと思う。

話は戻るが、伏見ガクは配信で度々未来の話をしてくれる。きっと絶対的なものではないけれど、この業界でそのような話をしてくれるのは嬉しい。伏見ガクが配信を続けてくれる限りは、応援していきたい。
推しは推せる時に推せ。
この言葉をしっかり戒めにして、これからも配信を楽しみにいこうと思う。

おまけ:個人的、伏見ガクおすすめ配信

【GHOSTTEACHER】

ジャンルとしてはホラーゲームであるが、全体的に怖いながらもほっこり出来る要素が多い配信。
純粋で真面目に授業に向き合うオバケの生徒がとても可愛く、それに対してどんどん「可愛い〜」とデレデレになっていく伏見ガク(ガっくん先生)の反応も癒される。

【Bad Guys at School】

永遠に「こんなガキがいたら嫌だ」の全てをクリアしていく、クソガキ伏見が見れる配信。
治安の悪さと、ゲームの挙動が相まって神がかった展開に常に腹筋がもっていかれる。

【新年あけましておめでとう!と厄落とし】

新年ということで、縁起の良い衣装(正装)を着つつ、厄落としということでなぜか高圧洗浄機を片手にあらゆる所を洗浄していく伏見ガク。
途中から謎トークとある意味キレッキレのキレ芸を繰り広げた、初見バイバイと言わしめた伝説配信。 

【ヒモだけど今日もパチ打つ!】

パチンコあり、クズヒモ男あり、破滅願望あり。ギャルゲー(?)のはずが、邪道選択をとり続け、初っ端から隠しエンドにたどり着くとんでも展開。
しっかり他ルート(エンド)を迎えた際の、伏見ガクのとんでも発言(反応)に爆笑してしまうので、ぜひ見て欲しい。

【The Closing Shift 閉店事件】

ホラーゲームなのにもかかわらず、恐怖対象になぜか戦闘態勢丸出しでガンガン進んでいく、「これぞ伏見ガクのホラーゲーム」という魅力が詰まった実況配信。
主人公がカフェ店員であるはずなのに、テンションが常にハイテンションな居酒屋の店員風なのも怖さ緩和要素。

【くまのレストラン】(全2回)

食を通して、「妙にリアリティがある死。人生とは。そして生きていることの大切さ」を取り扱ったストーリーを丁寧に考察し、登場人物たち(キャラクター)に寄り添っていく配信。
物語の良さを存分に引き出してくれる読み上げに、初めてもらい泣きしてしまった配信。

【NEEDY GIRL OVERDOSE】

伏見ガクの魅力全てが詰まった配信。
彼ピ(プレイヤー)として超てんちゃんと配信を支えていくゲームだが、伏見ガクがゲーム内でとる選択により迎えるENDに対し、最高のリアクションをしてくれるので見応え満点。
優しさあり、ネットミームあり、狂気あり。

他にも沢山魅力的な配信があるので、ぜひアーカイブを見てみてください!
以上!!

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