四国梅花黄蓮 2017（再投稿）

四国梅花黄蓮の自生地でも、花が咲き始めました。まだそんなにたくさんは咲いていませんが、森の中でひっそりと花開く姿は、何度見ても魅力的です。

茶色い檜の枯葉の下から緑の葉が姿を見せ、やがて一輪の花が...

森の妖精と言う表現がぴったり。

たくさんの群生が見られる場所から少し上に登っていくと、射し込む光を取り込んで撮影出来る場所があり、

毎年そこで撮っています。

午後からお天気下り坂の予報だったので、木漏れ日が射し込むのは期待していませんでしたが、雲の切れ間から度々太陽が顔を出してくれました。

どんな風に光を取り込むか、毎年悩みますが、どんな絵になるのか楽しみでもあります。

木漏れ日が森深くそそぎだすと、花の一部に光が差し込み、

色んな表情を見せてくれます。

咲き始めの頃は、花数も少なく、一輪を撮るには最適！

こういう数輪を撮るのも、たくさんの花が咲いて、バックに白いボケが入らない咲き始めの時期ならでは。

根っこも面白い造形。ちょっとSFっぽい⁈

この花は、茎の方向と花の向きがなにか変！

可愛らしい蕾とツーショット！

他の花もそうですが、ピントの合う範囲をどうするかで、色んな表情の写真が撮れます。絞り開放に近いほど失敗作のオンパレードとなります！

カバーの写真もそうですが、前ピンで撮った写真がお気に入りです。

毎年撮りに行っていますが、今年初めて蜂に遭遇しました。まだ寒い森の中で蜜を集める蜂さんの姿に、思わず頑張れと声かけたくなります。今年もこの花とともに、土佐路に花と虫達の季節がやってきます。