HOME5Gと固定電話(VoIP)

この記事を書いている時点では、楽天ひかりの契約をしています。あと一ヶ月で1年が経つわけですが、一年間は無料期間で費用発生なしにネットが使えていましたが、いよいよこの先もこのまま契約し続けるのか、身の振りを考えなければいけない時期に来ています。

私の住んでいるマンションは築年が古く光回線が部屋まで来ていません。よくある、メタルの電話回線を介したVDSLになりますが、どう頑張っても80Mbpsのスピードが出れば御の字。それでも、BIGLOBE→Softbank→楽天ひかり、と渡り歩き、この楽天回線の速度についてはそこそこ満足していました。とは言っても所詮メタル。マンション内の混雑具合もあるでしょうが、一桁台の時もたまにあります。コロナの影響で在宅ワークが増えてきたこともあるのですが、自宅のネットワークをなんとか改善したいと常日頃思っておりました。

HOME5Gの登場。5Gが規格化されたときから、こんなサービスができればいいなと思っていたのですが、それがまさかDOCOMO様がやってくれるとは思いませんでした。料金的には楽天に支払うことになる金額と同程度。切り替えない理由はありません。

楽天の解約を検討し始めたわけですが、そこで問題となるのが家の固定電話となります。今は、楽天ひかりの契約で光回線があるので、安価に家に固定電話が置けていますが、楽天を解約するとこれをメタル回線にもどして、2000円強、毎月支払うことになります。また、現在ナンバーディスプレイのオプションも付けているのですが、そうするとさらに必要経費が増すことになります。

そもそも家電は引越し前に契約していたものをひきついで、そのまま持ってきていました。ただ用途は銀行口座、カード作成、その他何かの契約で電話番号を書かなければいけない時に記入するための番号で、ほぼ使わない。強いて言えば、契約内容の変更などをする際にその登録した電話から掛けないと本人確認がめんどくさくなるなどのことがあったかもしれない。今現在、解約に向けて準備しているのが、登録した電話に今の家電の番号であったら、携帯番号、あるいはこれから説明するIP電話の番号にアップデート作業をしている。今の感覚ですが、携帯電話番号だけで問題ないですね。ちょっと前(20年くらい前?)は、携帯だけではだめで、家の電話番号の記載が求められてた気がしましたが、昨今はそうではなくなったみたいですね。

と、前置きはこの辺で、要はHOME5Gだけも、今使っている家電を使えるようにする方法がないかと調べたら、まぁ、ありました。固定電話回線の費用も減らせるなら、トータルでも支払う通信費の増加は抑えられます。のでその導入から設定完了までの一連の手続きを記載します。(自分の覚書用にもなるかな)

ちなみに私の設定は 楽天モバイルのsmartlakのサービスを使用しています。これは以前、MVNOの楽天モバイルに留守電機能がなかったので、留守電機能をなんとか上手く使えるサービスがないかということで契約してたまたま持っていたのを流用?しました。今現在一時的に新規申し込みを停止しているようです。他にも無料で番号を発行、維持できるサービスがあるようなので、探してみてください。まずこの契約は設定する時までに済ませておく必要があります。

私の環境

HOME5G+Buffalo AX12 です。AX12というゴツいブロードバンドルーターを持っているのは、前述した楽天ひかり契約したわけですが、その際にIPV6をつかって快適に通信をするためには、対応のルーターが必要だったこと。あと、超おそいネットワークなんですが、宅内の設備がボトルネックにならないようにという思いで導入しました。横道にそれました。
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HOME5Gですが、運がいいことに私が住んでいるところは5Gのエリアで5Gの電波を受信できました。自分の部屋にHOME5Gをもってきたら4Gしか掴まないので、リビングにHOME5Gを設置。ちなみに、リビングから自室までは10mはないと思いますが、LANが引けません。リフォームしたところを購入したのですが、その辺は全く考慮されておらず、無線で飛ばすしかない。中継機をおいても所詮電波です。台所で電子レンジ使われたら5GHzでもだめですね。仕事になりません。そこでコンセントを活用したPLCです。これで最高速度は制限されますが、まぁ、それでも安定感はあります。

固定電話をブロードバンドルーターと接続するための装置
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家電(おたっくす)をAX12に繋げるために、VoIpという装置を購入する必要があります。amazonで1VoIpで引っかかります。なんでもいいと思いますが、この手のmade in Japan製が見つからず。導入して動いたという記事を多く見かけたHT801 とか、HT802の導入を決心しました。801と802の違いは繋げられる電話の数が1台なのか、2台なのかという違い。ちなみに私は802にしておきました。理由は値段差が500円くらいだったから、故障した時に代替えがきくかもしれないなとか。でも、1台しかつなげないので801で正直問題なかったね。で、じゃあ私はamazonで買ったかというと、日本のamazonではなく、米国のamazonで購入しました。理由は送料込みでも全然安いから。日本の業者は相当○ッタクリ。ただ初期不良があった場合などはめんどくさいので、まぁ、自己責任で。

無事品物が届きましたが、予想通りマニュアル類一切何もありません。サイトからマニュアルを入手することができますが、ここからもわかるように相当使う人を選ぶというか。でも、先人がたくさんいますので、設定については問題ないと思います。

接続

本体、電源、LANケーブルが付いていました。アメリカ製ですが日本のコンセントに刺さるタイプのものが送られてきています。そのまま使えます。AX12にLANで接続し、電源を繋げ、さらにTEL1に電話(おたっくす)を接続です。HOME5GとAX12の接続ですが、いままでAX12をルーターモードで使っていたので、IPアドレスを発給する機能をつけていましたが、HOME5Gの設定を変えるとHOME5Gがおかしくなった時に処置不能になりかねないなと思って、AX12をブリッジにしました。無線中継機+スイッチングハブですね。(余計な話でした)

ここからHT-802の設定をすることになります。設定はHT802にChromeとかEdgeなんかでHT802にログインすることになるのですが、ログインするためにはHT802になんのIPアドレスが割り振られたか知る必要があります。わかれば、アドレスバーに http://192.168.11.10 とか入力して繋げられるのですが、このアドレスがどうなのか知る手段が必要です。ひとつは私の場合だとAX12にログインし、設定画面からHT802に割り振られたIPアドレスを知る方法ともう一つは、繋げた電話から知る方法があります。

私の場合 電話(おたっくす)の受話器をとって、*** 「こめ」を3回入れるとサービスモードになります。そうしたら 02だったかな?入力すると、音声でIPアドレスがアナウンスされます。英語ですがなんとか聞き取ってください。192.168までは「ワン、ナイン、ツー、ドット・・・・」という感じでなんとか聞き取れるかと思います。聞き取ったIPアドレスを入力すると晴れてHT802にログインができる状態になります。

IDはadmin パスワードもadmin です。

ここまでくればあとは世の中に情報が溢れていますので、頑張って設定しましょう。

上手くいけば電話をかけたり、受けたりができるかと思います。この辺の設定はまた後で。
追伸 smartalkの受付停止ですが panasonicのページから申し込めるようです。https://panasonic.jp/phone/products/smart.html

自己責任でよろしく。



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