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ぼくは親愛なる隣人になりたい

「親愛なる隣人」。英語で言うとFriendly Neighborhood。

これはアメリカのコミックヒーロー、スパイダーマンのキャッチコピーです。

スパイダーマンの主人公、ピーター・パーカーはたまたま力を持ってしまった普通の少年です。現在公開中の『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』でも、敵が現れたときスパイダーマンが真っ先に友達や人々を助けるシーンが何度も描かれています。

また、こちらのnoteに非常に共感する中で、スパイダーマンの例えが出てきたことも印象的でした。

この映画を見たり、このnoteを見たりしながら、ぼくは「親愛なる隣人」になりたいのだなあと感じました。

ぼくにとってのビジョンと親愛なる隣人

以前、こちらのnoteでぼくのビジョンについて書きました。

このビジョンのnoteは、目的語を大きくして書いています。人々とか一人一人とか。ちょっと勇気が必要だったけど、がんばって大きくしてみた。

ただ、もちろんまだ見ぬ誰かに、ここで言う「安心して帰って来られる繋がり」を届けることも大切だけど、その前にぼくの周りの人に「安心して帰って来られる繋がり」を届けること、あるいはぼくが彼ら・彼女らにとって「安心して帰って来られる繋がり」であることの方がぼくにとっては大事。

まだ見ぬ誰かの前に、身近なあの人。そういった意味で、親愛なる隣人という言葉はしっくりきました。

例えば、こんなことを考えている

いろんな場面で、「ぼくは親愛なる隣人になりたいと思っているんだなあ」と感じます。

例えば、インターン先でちょっと忙しい時期が続き、社員のみなさんが疲れているような雰囲気を感じ取ったとき。

ぼくは「どうやったらみんなの疲れが取れるのだろう」「みんなが楽しく過ごすためにはどうしたらいいのだろう」と考えます。

結論のバリエーションは残念ながらあんまりなくて、「楽しい話しよう」とか「slackでいっぱいスタンプ押そう」とか「たくさん笑おう」とか、そういうシンプルなものになるし、それが果たしてどのくらい効果があるのかわからないけれど。

ぼくが一緒にいる人々みんなが、楽しくハッピーで安心安全だったらいいな、と思っています。

どうして親愛なる隣人になりたいのか

大前提として、一緒にいる人々がハッピーだと、ぼくもハッピーになれるということがあります。利他と利己は分けられないですね。

その上で、ぼくがこんな風に考えているのは、ぼくの安全動機の高さも要因の1つだと思います。cotreeの性格特性診断で、ぼくは権力動機・親和動機・達成動機・安全動機のうち。安全動機が頭一つ抜けて高かったんですね。

安全動機とは、回避動機とも呼ばれ、「争いを避け、失敗を恐れ、責任を背負うことから逃げようとする」という動機付けのこと。(こう書くとネガティブな感じになりますが、もちろんいいところもある。特性ってそういうもの。)

参考資料こちら

ぼくは失敗や非難をすごく恐れるので、失敗しても受け入れられる、非難されない「安全な場」を作ることの優先順位がめちゃめちゃ高いです。それに対してなら、がんばれる。

そしてこの安全動機の高さを他人にも投影している節があるのでは、と思っています。

ある程度は誰にとっても安全な場であることは大事だけど、優先順位をつけるなら、ぼくと同じように高い人もいれば、まあどうでもいいかな、みたいな人もいるはず。

でも、ぼくは他人においても、ぼくと同じように「安全な場」を作ることの優先順位がとっても高いと思っている。みんなそれをめちゃくちゃ求めていると思っている。

だから、周りの雰囲気があまり良くないときは、リラックスできるようにするし、みんながハッピーになるためにぼくにできないことは何かを考える。親愛なる隣人であろうとするのだと思います。

半径5mの人を大切にしたい

最初に紹介したnoteの方が言っている、半径5mの人を大切にする、という言葉がスッと腹落ちしました。

周りの人がハッピーだとぼくも嬉しいから、ぼくの半径5mの人たちをハッピーにするためには何ができるかを、これからも考えていくんだと思います。(うまくいかないことばっかりだけどね)

そして、その先にまだ見ぬ誰かに繋がっていけばいいなあ、社会に少しずつ、じわじわと価値を提供できればいいなあ、と思っています。

写真はオランダのチューリップ。『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』で一瞬出てきたオランダの人たちがとてもフレンドリーで英語うまい描写されてて、それな〜ってなった。

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