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好きなものを、大きな声で『好きだ!』と言えるようになりたくて

ぼくは、ヒップホップが好きです。アベンジャーズの映画も好きだし、HUNTER×HUNTER・聖☆お兄さんなどなど、好きな漫画もたくさんあります。

ただ、そんな好きなもののことを、「好き」と素直に言えない時があります。

例えば、他人の好き度合いと比べてしまったり。自分の好き度合いに自信がなかったり。

でも、「好き」という感情があるなら、好きなものは好きと言っていいはず。そこには比較も根拠もなくても大丈夫なはずです。

好きなものを、大きな声で「好き」と言えるように。

ぼくには、好きなものがたくさんある

割と好きなものが多いタイプなのかな、と思っています。好きのハードル低いというか、浅く広く好きになるタイプなのかもしれません。

音楽も本も映画もスポーツも雑食で、いろんなジャンルのものに触れるし、いろんなジャンルが好きです。その分、「これだけは譲れない!」というくらい熱中しているものは少ない。

なので、一つのコンテンツをすごく深掘りしたり、繰り返し楽しんだりしないことも多いです。例えば、ぼくはRADWIMPSがすごく好きだけど一度もライブに行ったことはないですし、ジョジョもすごく好きな作品だけど覚えてないシーンが結構あったりとか、そういうことがよくあります。

自分がそういうタイプだからこそ、好きなアーティストのライブに何度も通っていたりとか、漫画の中のセリフを覚えていたりとか、そういう人に会うと「すごいなあ」「素敵だなあ」と思えます。

そして同時に、少し気後れするような気持ちが生まれてしまって、同じものが好きなはずなのに、好きと言えなくなってしまうことがあります。

「あ、ファンって言ってるのにライブは行ったことないんだ」
「にわかじゃんw」
「好きなのにこんなことも知らないの?」

過去に経験があったわけではないのに、そんな風に言われるんじゃないか、思われているんじゃないかと感じてしまいます。

本当はそもそも好き度合いなんて、比べてどうこう言うものじゃないし、比べられるものじゃない。

そう思ってはいたものの、どうしても他者と比べてしまって、「好き」と素直に言えませんでした。

世界は、他人は、自分を写す鏡だった

そんな中でこのツイートを見たことが、新たな気づきのきっかけになりました。

他人から「好き度合いを比べられるんじゃないか」と恐れていたことは、ぼく自身が他人の好き度合いを評価していたことの鏡だったと気づいたのです。

このツイートを見たときに最初に出てきた感想は、「あ、櫻本さんてっきりカープファンなんだと思ってた」というものでした。

noteのカバー画像も野球場だし、ルールにも詳しくてカープの選手もたくさん知っているファンなのかと思っていた、と。

でも、そのあとにふと思いました。

「いや、これって、ぼくがイメージしているものとは好きの形が違うだけで、れっきとしたファンなのでは?」

あくまでぼくにとっての「野球が好きな人」のイメージが、ルールに詳しいとか、選手を知っているとかであるだけです。野球のどんなところが好きなのか、「野球が好き」という気持ちをどう表現するか、人それぞれ違います。

それが自分の知っている形と違うからといって、その人の好きな気持ちを否定することなんて、当然できません。

本当は多様なはずの「好き」の形を、ぼくの持っている好きのイメージに無理やりはめ込んで、評価していました。

だからこそ、ぼく自身も自分の「好き」の形を誰かから評価されたり比べられたりすることを、恐れていたんです。

「〇〇が好き」と言われたら、全力で「いいね!」「素敵!」って言う

本当は、いろんな人の好きなものを知りたいし、ぼく自身も好きなものの話をしたい。

でも、ぼくの中に「好き」を比べてしまう気持ちがあって、だからこそぼくも好きを表現するのをためらってしまうのが現状です。

じゃあ、まずはその現状を認めた上で、できる範囲で行動から変えていきたいと思っています。

一つには、とても単純ですが、誰かの「あれが好き」「これが好き」という話に対して、とにかく全力で「いいね!」「素敵!」と言ってみるということをやってみます。

無意識に比べてしまう気持ちがあるなら、それをすぐに変えるのは難しいですが、相手の好きな気持ちを賞賛したり、興味を持ったりする行動を繰り返すことで、少しずつ自分の無意識も変わっていくのでは、と思っています。

「いいね!」「素敵!」と言ってみることで、相手の好きな気持ちをたくさん聞けることにも繋がり、いろんな人の好きな気持ちやその表現方法が聞けることも、好きの多様性を体感できる機会になるだろうな、とも思います。

何より、本当に「好き」という気持ちは本当にいいと思うし、素敵だと感じています。それを少し意識して表現していければと思います。

ぼくの好きなものを、勇気を出して好きだと言う

そして、ぼくからも、好きなものをたくさん好きだと言ってみようと思います。少し勇気がいるけれど、好きなものは好きだから!

今までも、好きなもののnoteはいくつか書いていて、他の人の好きなものの話とともにマガジンにもまとめています。例えばこれ。

ですが、ぼくの好きなものはこんなものじゃありません。以下、ぼくの好きなものたち(ごく一部)です!被ってるものがある人、ぜひ喋りましょう。

【音楽】日本語ラップ全般、RADWIMPS、Mr.Children、スピッツ、BUMP OF CHICKEN、SHISHAMO、きのこ帝国
【スポーツ】サッカー、ラグビー、ボクシング、プロレス、バスケ、陸上
【漫画】HUNTER×HUNTER、ジョジョ、ハイキュー!、ヒロアカ、Blue Giant、ワンピース、聖☆お兄さん
【映画】アベンジャーズ、Begin Again、マンマミーア!、湯を沸かすほどの熱い愛
【その他】読書全般、フリースタイルバトル、お笑い(ジャルジャル、千鳥)、ドキュメンタル、バチェラー、いだてん、あまちゃん、餃子、お酒、甘いもの、noteを書くことetc

途中から見境なくなってきたので、この辺りでやめますが。笑

ためらってしまうこともあるけれど、少しずつ、胸を張って大きな声で「好き」と言っていきたいなあ、と思います。

そしていつか、自分の好きも他人の好きも受け入れて称賛していけるようになれたら、とっても嬉しいです。

写真はパリのCD屋さん。

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