優秀な人に働いて頂くために

こちらのシリーズは、nagabotを運営していて思ったことを適当に、ですます調で書いていきます。

本日、新しいメンバーが加入しました。これまで運営についてきちんと説明したことが無かったので、良い機会として雑に書こうと思います。経営ではなく運営という言葉を使っているのは、なんだか恥ずかしいからです。

1番のこだわり

nagabotを運営する上で最もこだわっているのは、メンバーの優秀さです。私は、優秀な人とだけ仕事がしたい、偏屈な人間です。そして優秀な人ほど、同じ傾向にあると観察しています。また、nagabotの商品は人間による役務提供です。優秀さは、経済社会に価値高く役務を提供するための必要条件です。nagabotの運営は、いかに優秀な人に働いて頂くか?からの逆算で思考しています。(優秀の定義はまた書きます)

メンバーという言葉

従業員や部下という言葉が、あまり好きではありません。上下関係を想起させるためです。nagabotのメンバーは並列にそれぞれの持場を担っている、そういう感覚で私はいます。ただし、4年前に1番最初に加入したヤマオカだけは、その関係から部下と呼んでいました。それも2年前までです。

働いて頂く

メンバーは私の会社の従業員であり、社会保険料も会社で負担しています。しかし、私は雇っているという言葉を使わないし、その感覚がありません。どこでも通用する優秀なプロフェッショナルが、私の会社で働いて頂いているのだ、と思っています。「従業員の生活がかかっているので経営者はプレッシャーだ」というのは、従業員の能力を過小評価しているか、そもそも採用が間違っているのだと思います。

働いて頂くための環境

nagabotには、始業就業時間・出勤日・服装・言葉遣いなど、一切のルールがありません。いつ来ても、いつ帰っても、いつ休んで旅行にいっても、サンダルでも金髪でもタメ口でも、なんでもOKです。もちろん出勤せずに、ずっと自宅で作業をしても問題ありません。優秀な人であれば、成果に必要な最低限の行動をとるはずです。これを最適に実現するため、結果として各々のルールを醸成することになります。ルールは自ら作るものです。

一方で、恵比寿駅徒歩1分のお洒落ビル内のゆったりとしたオフィスに、34ワイドモニタとハーマンミラーセイルチェア、手作りランチとドリップコーヒー、15時のおやつを用意しています(料理等を用意してくれるのは天才オフィスマネージャですが)。オフィスに来たメンバーに最大限のおもてなしをするのは、会社の義務だと思います。

働いて頂くための契約

私はメンバーに、定額の報酬を約束します(時給契約の方は違いますが)。その後、各々の能力向上に合わせて増額します。そのために会社として仕事を獲得し続けるのは私の義務です。報酬水準は、同キャリアの市場価格より確実に高くなるように設定します。現在その額は不十分だと考えており、今後どんどん上げていく予定です。(したがってSOや株で報酬をもらうのは止めました)

一方で、メンバーが自分の名前で獲得した仕事は、内容がnagabotの事業である経営管理であっても、当該メンバーの名義で契約することを基本としています。もしそのプロジェクトに私が必要であれば、私とメンバーで交渉をします。そしてメンバーに、私へ払うフィーを決めてもらいます。この方式にする理由は、①全員が独立可能な状態に至るべきである、②自分の名前で契約する感覚を経験するべきである、③私は提供業務に報酬を払っているのであって時間に対してではない等、様々あります。

働いて頂くための業務

なぜメンバーがnagabotで働いてくれているのか。それは、「ここにいれば能力が伸びるかな」と期待しているためだと想像しています。この期待に適切に答えるため、よく考えて仕事を差配しています。[財務・経理・法務・労務・上場準備] ✕ [ベンチャー企業〜中小企業] ✕  [国内・海外] といった要素を因数分解したものを立体的にマッピングした、経営管理業務全体マップにおいて、各人がどこまで習得済なのか、どの方向でレベルを上げていきたいのかを把握し、習得領域を最大化するようにします。具体的には、クライアントポートフォリオに気を遣い仕事を選んでいます。同じレイヤの仕事が長く続きすぎないようにメンバーのアサインを動かします。ベンチャー企業であればそのフェーズ進行も勘案します。ただし、経営管理業務全体マップは現在、私の頭の中にのみ存在しています。明文化されておらず、これ要因とする問題が様々あって、今後解決していく次第です。

私は、メンバーを新しい仕事にアサインする前に、この仕事をやればどのような実務能力が身につくのかについてプレゼンします。同時にリスク≒めんどくささも説明し、同意をもらった場合のみ、アサインに至ります。

大切なことは?

メンバーにとって何が嫌か、を見極め潰していくこと。メンバーにとって何が嬉しいか、を見極め追加していくこと、この2つの継続的プロセスです。それは、私の体験が元になっています。私がこういう会社だったら働いてもいいな、と思う会社からの逆算をしています。私の怠惰によってまだまだ粗だらけですが、総じて良い方向には向かっているので、しばらくすると理想の閾値を超えるものと期待しています。

最後に。私が最も気をつけているのは、私自身の実務能力を陳腐化させないことです。理由は2つあります。

①この運営を維持するには、nagabotが仕事内容を選び、報酬を決める必要があります。そのためには、仕事を獲得する私自身が経済社会で価値ある存在であり続けなければなりません。

②私を無能と判断した時点で、おそらくメンバーは誰もいなくなるでしょう。自分では対応できない仕事をとってきてメンバーにやっていただきそのおこぼれで暮らすような構造は、私を含め誰も納得しないでしょう。

これを避けるべく、私は実務能力の総量*として、経済社会に必要とされるように、メンバーに追いつかれないように、研究と経験を重ね続けなければなりません(*もちろん各々得意分野があって、勝てない領域はたくさんあります)。なんとかあと7年ぐらいはがんばりたいものですが、果たしてどうだろう。

今回はこれぐらいです。今後、nagabotの体制・仕事の受け入れ判定基準・クライアントとの契約方式などを書いていきます。






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