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「仕事の霧」を取り除くタスク管理術

仕事が増えてくると、「仕事の霧」が立ち込めてくる。
先を見通すことが難しく、行動の選択が困難な状況となる。

「仕事の霧」を取り除くため、タスクリストを精緻化したり、タスクリストと睨めっこをする人は多いが、それで霧が晴れることは少ない。

霧の原因は、タスクリストが精緻化されていないことではないからだ。

多くの場合、「仕事に割けるリソース(時間)がわからないこと」が霧の原因となっている。

仕事の目的が分からないということは少ない。
しかし、個々の仕事にどれだけ時間を割けるのかは、判然としていないことが多い。

本来、仕事の目的とリソース(時間)の両方を把握できていなければ、計画を立てることもできないし、適切なタスクを選択することもできないはずである。

しかし、仕事が増えると、リソース(時間)がどれだけあるのか、感覚的に把握することが極めて難しくなる。

もちろん何週間も先まで把握することは難しい。
大体、1週間分のリソースを把握できていれば、霧を取り除くには十分であることが多い。

「仕事の霧」を取り除きたいという人には、リソース(時間)がどれだけあるのか把握してみることをお勧めする。

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