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検査結果から病名確定と中枢性尿崩症

 何度か決まった時間に採取していた唾液検査、採血検査、ACTH負荷試験、水制限試験をして出た検査結果は、
・アジソン病
・中枢性尿崩症
そして、甲状腺機能低下症  でした。

 アジソン病、中枢性尿崩症 共にめずらしい病気だそうですが、両方を併発しているのは、もっと、めずらしいそうです。
 中枢性尿崩症は、長く内分泌科をしている医師のお話しですと、過去にひとり、患者さんがいたそうです(わたしが二人目だそう)。尿崩症の疑いの方もいたそうです。

 中枢性尿崩症の症状は、
・口渇
・多飲
・多尿    です。

それからわたしは、冷たい飲み物が飲みたい、でした。季節性もあるかもしれませんが、グラスに氷を入れ、そこにキンキンに冷えたお水を注ぎ飲み干していました。

 飲み物はどのくらい飲んでいたの?と聞かれて、病院の待合室で喉が渇くから500mlのペットボトル1本では足りず、また自販機で買ったり、車の運転をしていても我慢出来なくて、良く飲んだり。車で移動の時は必ず水筒を持つか、忘れた時は必ず飲み物を買っていました。
お店でコーヒーを飲んでも、一緒にいたひとが1杯から1.5杯のところ、わたしは4杯飲んだり。
近くのスーパーへお買い物に行っても、「今飲みたい!」に、我慢が出来なくてペットボトル1本買っては車の中で飲んだり。
とにかく喉が渇く。
自宅では、一日で1.8リットル位のピッチャーで2本以上、飲んだりしていました。
喉が渇く、身体が欲しているから飲んでいた、わたしには普通、いつもの事。だったのが、医師にお話しすると、"異常な事"です。
トイレの回数も多かったですが、回数というよりも一回の"尿量"が多い、という事。(尿量が多いのは、入院して初めて分かりました。)
夜も眠ってから、3回はトイレに行きました。
夜のトイレの回数で良く言われるのが、「3回も起きるなら、"頻尿"じゃん。」ですが(夫に言われました。)、頻尿と多尿は違います。
頻尿は一度に出る尿量は少ない、
多尿は一度に出る尿量が多い、なんです。
わたしの場合は"多尿"なんです。

中枢性尿崩症のお薬です

医師が
・沢山飲むから尿が出る、 のか
・沢山尿が出てしまうから飲む、 のか
どっちなんだろう。と言っていましたが、
わたしは後者の「出てしまうから飲む」でした。
「出てしまう」の、トイレも
「沢山飲みたい」の、飲み物も
自販機、コンビニ、その他 買えるところは沢山あります。そして、きれいなトイレも沢山あります。
ですから、今まであまり困った事もありませんでした。
"みんな沢山飲むから、自販機も沢山ある"くらいに思っていました。

喉が渇くのを我慢できず、飲み物を買ったり飲んだりしまうのは"性格の問題"かも、とも思っていましたが、「飲まないと脱水症状になってしまうから、飲まなきゃならない!」身体が要求していたから、我慢出来なかったんだと。

そして、わたしの身体に出ている症状で、

・目の異常、違和感
・顎の痛み
・目から下の顔の痺れ(耳と耳の後ろまで痺れている)、ゴワゴワする感じ

・舌の前方が上手く動かない、痺れている(上手く喋れない)、わたしの話しを聞いている人はちゃんと喋れているよ、と言うが、喋れないから一生懸命喋るのだ。

・耳の中がゴワゴワする(和紙や半紙を丸めて広げた感じ)

・目眩(わたしの目眩は高層ビルが地震でゆらゆら揺れている感じ、船に乗っている感じ)

・酷い発汗

の中で、目の異常、違和感 耳、耳の中のゴワゴワ 目眩は、長年、中枢性尿崩症で毎日、沢山の飲水と多尿により、体内のミネラルなどのバランスが崩れてしまっているために起きている症状かもしれない。と、いう事。身体の小さな細胞のひとつひとつが、みんなバランスを崩してしまっているから、現れている症状かもしれないそうです。
OS1を飲めば良いかも、と単純に思いますが、そういう近道はないそうです。

中枢性尿崩症の患者さんが少なくて、口渇、多飲、多尿の他にこんな症状が出ます。という事もあまり分かっていないそうです。

今回はこのくらいで
次、もう少し中枢性尿崩症の事を。

こんなに病ませてしまった身体の療養生活の記録して行こうと思います。

この病気やわたしの具合悪い経験の記録がどなたかのお役に立てれば

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