見出し画像

変化の1年から、レベルアップの1年へ

2021年は私にとって、変化の1年だった。

これまでの26年間、ただひたすらレールの上を走るような人生だったのに、急に整備されていない道に出て「ここからは自分で道を作ってね?」と言われたような感じ。そのくらい進む道が変わった。楽しかったけど、見通しがつかなくて不安になった日もあった。

1年間走り回ったところ「何か一つ武器を持って進んだ方がいいな~」という結論に至った。私が使える武器は何だろうと考えたとき、それは文章を書くことではないか、と思った。

遅ればせながら、2021年のふり返りと2022年の抱負を書きたいと思う。

変化の2021年

2021年春に結婚し、北海道に移住した。引っ越しに伴い4年務めた会社を辞めたら、ひょんなことから採用コンサルタントの方のもとで雇っていただくことになった。仕事の中で、マーケティングやライティングなど、コンサルティングに必要なさまざまな知識を実践的に学べる。なかなか楽しい仕事をしていると思う。

仕事以外にも能動的に動いてみた。

移住先で仕事をいただいたとき、頼まれてもいないのに動画も作って納品してみたり。友人や知り合った人に「インタビューの練習台になって!」とお願いしたり、話を聞きたい人に、Instagramで連絡をとって会いに行ったり。外部研修として起業したい人の集まるゼミに参加してみたり。

それらの経験の中で自己分析が進んだ気がする。「自分の好きなこと」「強制されなくてもやっていること」を見つけられた。

私の好きなことのひとつに、自分の考えをつらつらと書き出すことが挙げられる。文章の順序も体裁も関係なく、脳から出たままで文章を書くことが昔から好きだ。どんな仕事の中でも自然と文章を書いていることに気づいた。

例えばプレゼン資料を作る時、伝えたいことを全部書き出してから資料の構成を作る。求人原稿を書く時も、取材や調べた内容を自分の言葉に書き起こしながらターゲットやコンセプトを考える。

仕事以外に、日常でモヤモヤしたことがあったときも、文章に書き出すと思考が深まり整理ができる。友達と会う前も、話したいことをばーっとメモに書いてから会う。

そうして湧き出た文章は、誰にも見せないままだった。クライアントワークではない自分だけの文章は、誰かに言いたいようなきらめきがあっても流して捨ててしまっていた。でも今年は、その源泉かけ流しの文章を多少ろ過してきれいにして、公開する練習をしてみようと思う。

自分の思考を人に見せる機会を意識的に作ってみよう。自己開示のため。そして自信をつけるために。

2022年はレベルアップの1年に

今年は文章力という仕事道具を磨いていく1年にしていきたい。

文章力を上げるには、すてきな文章を写経して→自分でも書いて→誰かに見せて検証するべき、というのが今の持論だ。文章力の検証のためにどんどんnoteも更新していきたい。

すこし話は逸れるが、文章力をつけるには、文章を書くだけではダメなのかもと最近思う。他者をたくさん知ることも文章力にもつながってくるのではないだろうか。

文章が読者の心を動かす。心が動いて、行動に移してもらう。そのためには、自分以外の人のことを知らないと共感を得る文章が書けない。自分の当たり前だけじゃなく、いろんなターゲットの当たり前を知る必要がある。

他人を知らなきゃいけないのは「書く」時だけではないと感じている。書く前の段階、取材などで話を「聞く」ときも、自分の中に他者の考え方が入った引き出しがたくさんないと、相手の話をうまく引き出せない。自分の価値観の範囲までで理解がとまってしまう。

引き続き、オンライン・オフライン問わず、人と会おう。人との出会いを糧にして、人の心を動かす文章が書けるようになりたい。

2022年はレベルアップの1年に。「これだけやったんだから」と文章力にすこし自信をつけられる1年にしたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?