中野谷つばめ

なかのやつばめ/人生の5分の4を書いて生きてきた/これからも死ぬまで書く/ 公式サイト…

中野谷つばめ

なかのやつばめ/人生の5分の4を書いて生きてきた/これからも死ぬまで書く/ 公式サイト 本と文具と文章とhttps://is.gd/KNcMK1

マガジン

  • 【コラム・手紙を書く】

    「手紙」についてのエピソード、書き方、手紙が素敵な理由について、書いてます。

  • パンと林檎とミルクティー~作家・小川鞠子のフツーな生活日記~

    不定期の連載小説です。基本的に1話完結で、どこからでも読めます。作家・小川鞠子の日々の生活を、こっそり見てください。

  • 気持ちのままに綴った文章たち

    ノウハウでもない、小説でもない、詩でもない、ただつらつらとつづった文章をまとめました。

  • 三行詩

    一行二十文字以内・タイトルは一行目そのまま・三行で完結 というルールのもとに書いた詩です。

  • 【詩】

    いくつかかいてきた詩をまとめました

最近の記事

【コラム・手紙を書く】28)絵葉書を贈る印象的なひとこと

個人的には、実は長い手紙が大好きです。ついついあれやこれやとつらつら書いてしまいます。 たまに、絵葉書をいただきます。 スペースが限られた「葉書」という世界に、さくっと用件だけひとことつづられています。 ひとことは、とても印象的で詩的で、印象に残る言葉です。 何度読み返しても、さすがだなあと思います。 こういう感性って素敵だなあと思います。 つい、長い手紙を書きたくなって、長い手紙を受け取ることばかり望んでしまうわたしがいます。 けど、短い文章の中で印象的で本当に必要な

    • 15【連載小説】パンと林檎とミルクティー~作家・小川鞠子のフツーな生活日記~

      15)次の小説はいつなのか  「立川園世」と書いて「たちかわそのよ」と読む。  これが、わたしの次の小説の主人公の名前。  たぶん40代。更年期障害が出始めるあたりの年齢。  更年期は、自分が更年期かどうかはっきりわからないからつらい。つらいなら、おそらく更年期障害が出始めているのに、気づかずに無理してしまう。  主婦とは、そういうもの。専業でも兼業でも、変わらない。  作家の小川鞠子としては、ミルクティーが好き。ゆっくりしたい時には、牛乳をあたためてロイヤルミルクティー

      • 【コラム・手紙を書く】27)手軽な一筆箋はおすすめ

        一筆箋。 細長い形で、封筒に折らずに入るサイズ。 1枚に3行か4行だけ書ける小さな便箋です。 手紙って、一体何を書いたらいいの? って思っている方にはオススメです。 伝えたいそのひと言を、さくっと書けば完成です。 「昨日は仕事を手伝ってくれてありがとう」 「今度お茶しましょう」 「面白い本があったら教えてね」 「大盛ランチで、おいしいお店があったら一緒にいきましょう」 「ケーキのおいしいカフェを見つけました」 「かわいい付箋を買ったので、おすそわけです。使ってね」 メー

        • 【コラム・手紙を書く】26)筆記具は自分の手にぴったりなもので

          手紙を書くなら、疲れない筆記具がおすすめです。 疲れない筆記具とは、自分の手にあったものです。 わたしは手が大きいので、軸が太めの筆記具が好きです。 30分は、らくらく持って書けるタイプのものを選んでいます。 もうひとつのポイントは、軽々書けるものです。 昔は、ぎゅうぎゅう力を込めて書いてました。が、これはとっても疲れちゃうのでたくさん書く時には向いていません。 軽く持って、さらさらと書き続けることができるタイプが好きです。 手紙を書く時の筆記具選びとして、疲れない、が大

        【コラム・手紙を書く】28)絵葉書を贈る印象的なひとこと

        マガジン

        • 【コラム・手紙を書く】
          30本
        • パンと林檎とミルクティー~作家・小川鞠子のフツーな生活日記~
          15本
        • 気持ちのままに綴った文章たち
          23本
        • 三行詩
          10本
        • 【詩】
          45本
        • 【レポ・第5回全国出版オーディションへの道】
          11本

        記事

          【コラム・手紙を書く】25)万年筆はメンテナンスをしながら丁寧に使う

          万年筆を使って45年、万年筆販売経験あり、万年筆をこよなく愛する中野谷つばめの万年筆についての話です。 万年筆は、どんどん使ってこその書く道具です。 せっかく買ったり贈っていただいたのに使わないなんてもったいないです。 使えば使うほど、自分の書き癖がついてなじんできます。 なので、毎日使うのがおすすめです。 万年筆は、一度インクを入れたらインクを使いきるまで書いて書いて買いまくるのがベストです。 けど、もしも、毎日使わずにインクを入れたまま1週間以上放置したら、メンテナン

          【コラム・手紙を書く】25)万年筆はメンテナンスをしながら丁寧に使う

          【コラム・手紙を書く】24)お気に入りで書きやすい筆記具を使って書くのがいっちばん

          手紙は、自分がとっても好きで書きやすい~! って思う筆記具で書くのがいちばんです。 個人的には万年筆を使って、明るい青かブルーブラックのインク色で書くことをおすすめしてます。わたしはこれがいちばん好きで、書きやすいです。 明るい青のインクは、明るすぎないかなあと思っていたのですが、使ってみるととっても見栄えが良いです。書いてるわたしが楽しくなっちゃいます。 基本はブルーブラック(暗い青)を使っていますが、明るい青もたまには使おう。 万年筆の種類もいろいろありまして。 ペン

          【コラム・手紙を書く】24)お気に入りで書きやすい筆記具を使って書くのがいっちばん

          【レポ】魔法のワンピース 試着しました!

          この本を買いましたっ! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 本を読んだ感想はこの記事 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ そして、ついに! 2024年1月31日に、魔法のワンピースの試着会にいってきましたっ! 当日は、出かける前に自分のスリーサイズをはかり直し。 バストは、トップとアンダー、鏡を見ながらしっかりはかりました。 そして、本でみつけた自分の「こうなりたい」という3つのイメージを書き出し(ニー亜紀子さんの著書『ダイエットなしで着痩せして見えるワンピースの選び方』22、23頁参照)。 試着に

          【レポ】魔法のワンピース 試着しました!

          【コラム・手紙を書く】23)手紙を書く場合、おすすめしないインクの色って

          あります。 手紙を書くときに、おすすめしないインク色。 それは、赤と赤が強く見える系統の色です。 赤って絶交の色だから。 刺激的過ぎる色だし、挑戦的な色だし、強すぎます。 強い印象の赤で手紙書かれたら、そりゃ受け取った方はびっくりです。 赤って情熱の入りでもあるから、強い意志の表れかもしれませんが。 けど、赤で書かれたラブレターって、呪いがかかっている印象があります。 そんなに強く愛を語られても、強すぎて一人よがりすぎて、その愛にはこたえられませんとお断りするだけです。

          【コラム・手紙を書く】23)手紙を書く場合、おすすめしないインクの色って

          【コラム・手紙を書く】22)手紙を書く場合、おすすめしない筆記具って

          筆記具で、これは手紙につかうのはおすすめしません、という2種類をお伝えします。 ひとつめは、えんぴつ。 シャープペンや、ロケットペンシルも含みます。 ロケットペンシルと言ってわかる人はどれくらいいるんでしょう。 わたしが小学生の頃、すごく流行って、3本くらいは持ってたかな。 えんぴつって、すぐ消すことができちゃうし、書いたあと手でこすったら、手も汚れるしせっかく書いた便箋も汚れちゃいます。 なので、おすすめしません。 ふだんからえんぴつやシャーペンを多く使っているから、

          【コラム・手紙を書く】22)手紙を書く場合、おすすめしない筆記具って

          【コラム・手紙を書く】21)油性のボールペンで手紙を書くならこのインク色がおすすめ

          封筒のあて名を書くときには、やっぱり黒です。 白い封筒にも、茶封筒にも見やすい色だからです。 便箋に書く手紙の色は、黒は見やすいと思います。 黒以外だと、明るい青がおすすめです。 書いていて明るい気分になってくるし、書いた文字もまた明るい色だと楽しいからです。 ただ、明るい青だと親しい人にはいいけれど、と、相手や内容によりけりかもしれません。 なにか深刻なお願い事や頼みごとをするのに、明るい青は向いていません。 そこは、黒ですね。 以前、伯父と手紙のやりとりをしてました

          【コラム・手紙を書く】21)油性のボールペンで手紙を書くならこのインク色がおすすめ

          【コラム・手紙を書く】20)万年筆をコレクションする楽しみ

          手紙を書くときに使っている万年筆。 何本も持っているけれど、日常で使うのはだいたい決まっちゃってます。 書きやすいもの。 書き慣れたもの。 自分の手に合っているもの。 長時間書いても疲れないもの。←軽い、ということです。 今、インクを入れている万年筆は2本。 LAMYというメーカーのサファリというブランドの万年筆。 パステルピンクのボディとクリップがかわいい。 おそろいのペンケースつき。 おそろいのノートも買っちゃった。 LAMYの万年筆は、とにかく軽くて書きやすいから好

          【コラム・手紙を書く】20)万年筆をコレクションする楽しみ

          14【連載小説】パンと林檎とミルクティー~作家・小川鞠子のフツーな生活日記~

          14)命とまでひきかえにしてまで得る愛はありですか  執筆をしながら曲を聴くことは避けている。  特に、歌詞がある歌は避ける。  つい歌詞を聴いてしまって、言葉にひっかかったり頭に残ってしまって、今書いている自分の小説世界にひたれなくなってしまうから。  なのに。  なぜ、今日に限ってYouTubeで曲を聴いてしまったのか。  曲を聴いて、ぶちきれている日曜の夜の小川鞠子を、皆で笑ってやってくれよ。  わたしの命とひきかえに、あなたの愛を勝ち取る。とか。  あなたの愛を

          14【連載小説】パンと林檎とミルクティー~作家・小川鞠子のフツーな生活日記~

          【コラム・手紙を書く】19)手紙は万年筆を使って書いてます

          手紙を書くのに万年筆を使うのは、特別感があるからです。 わたしにとって、万年筆は小学生の頃から特別なものでした。 祖母が日記を書くときに、万年筆を使っていました。近くでみていたわたしは、ぼんやりと憧れてました。 中学生になると、委員会の先輩が使っていた可愛い万年筆がうらやましくて、同じものを買ってもらいました。 当時は、ボディが明るい緑でした。 インクは、ブルーブラックを使ってました。ちょっと暗いブルーです。 (ちょっと暗いブルー。ドラマチック~!) その万年筆は、セー

          【コラム・手紙を書く】19)手紙は万年筆を使って書いてます

          【コラム・手紙を書く】18)そりゃ、宛名や名前はミスしないにこしたことはありません

          間違えちゃだめでしょ。 手紙の宛名の住所や先方の名前。 はい。気をつけます。 それでも、何年に一回か、わたしも間違えてます。 指摘されたら素直に「ごめんなさい」です。 もしもそれでもうやりとりしない、これっきりです、っていわれたらそうですかごめんなさい。というだけです。 過去に、手紙のご縁が切れてしまった原因。 ・届いた手紙に毎回すぐに返事をだして、相手の負担になってしまった。 ・だんだん何を書いていいかわからなくなって、下手な小説みたいな意味不明な内容を書いてしまったら、

          【コラム・手紙を書く】18)そりゃ、宛名や名前はミスしないにこしたことはありません

          13【連載小説】パンと林檎とミルクティー~作家・小川鞠子のフツーな生活日記~

          13)奪ってなんて軽はずみに言わないで  不倫なんて、小説の中だからこそ美しく表現されちゃうものなのだ。  終電間際のバーで「あたしを奪って、夫から」なんて潤んだ目で言う女がキレイだと思っちゃうのは、男と女の関係が背徳感の上に成り立っているとわかっているから。  だいたい、秘密なんてすぐにバレるもの。  背徳感に溺れつつ、新しい関係に浮かれている2人だもの。近所のホテルにいっちゃって、プロが調べるまでもなく知り合いに見られて暴露されてしまう。  本当に秘密にしたいなら、も

          13【連載小説】パンと林檎とミルクティー~作家・小川鞠子のフツーな生活日記~

          【コラム・手紙を書く】17)おことわりのお返事は早くださなきゃ

          お金貸して、といわれたとき。 改めて結婚の申し込みをされたとき。 オッケーならオッケーで、さくさく返事をして先に進めましょ。 困っちゃうのは、おことわりしなきゃならない場合です。 お金は貸したくない。金に切れ目が縁の切れ目になるのは避けたい。第一、こっちにも余裕なんかないし。 これ、はやいところおことわりの返事をした方が良いです。 先方は、お金が必要だから待ってるんですよね。こっちは貸したくないのに。 あとから言った言わないを避けるために、手書きの手紙でおことわりの返事を書

          【コラム・手紙を書く】17)おことわりのお返事は早くださなきゃ