見出し画像

離婚を考えている人とバッチフラワーレメディ

私のレメディカウンセリングや数秘鑑定に来られるお客様は、実は私の心とシンクロを起こしている方だったりします。

セッションや講座を通して、わたしに学びを与えてくださる方々との出会いが沢山あります。カウンセリングや講座が終わった後に、自分の人生や生き方について考えてみることもあります。

私は数年前、我慢の限界だ!と思い、離婚について真剣に考えていた時期があります。

子供の教育方針や、趣味嗜好の違い、基本的な考え方の違いがどんどん膨らんできて、昔は共有できていた部分すら価値を見出せず、二人の間には殺伐とした空気が流れたり、口を利かない、ピリピリとした雰囲気を出していた時期が随分とありました。

話し合いをしても平行線。お互いが分かり合うための話合いというより、自分の陣地取り合戦のような方向に向かっていました。

そんな折、当時小学5年生だった長男のクラスの雰囲気がとても悪く、クラスメイト同士も裏切ったり、うそをついたり、一人をターゲットにして、その子の欠点を上げてからかったりするというようなことが起きていました。

繊細でおとなしい長男は巻き込まれないように影を潜めて目立たないように過ごしていましたが、学年末が近づいたころにとうとうターゲットになり、嫌な思いをしてもう学校に行きたくない。と言いだしました。

私は心配になり、担任の先生に転校を相談したことがあります。
長男が通っていた小学校は全体的に荒れ気味だったので、少し落ち着いた地区の小学校との境目に住んでいたこともあり、転校することが可能がどうか、面談で質問してみたのです。

その時の先生のお言葉が、今でも時々私の頭をよぎります。

マダム、今、彼は大きく成長しているところです。今回のことは彼にとっては心を痛めることだったと思いますが、そのたびに転校したり、場所を変えていては、彼が本当の意味で成長することはできないでしょう。根本解決は、転校ではないですよ。

といわれました。

私は息子を守りたいのに、先生は分かってくれないのね。というイライラした気持ちと、本質を見抜かれたような、複雑な思いで家に帰ったのを覚えています。

というのも、私は過去に、仕事がうまくいかなくなると、会社のせいにしたり、職種に不満を持ち始めたり、同僚ともうまくいかなくなったりして仕事をやめたことがあります。

嫌なことがあると転職をしてまた新しい場所にわくわくするのですが、しばらくたつと同じようなことを繰り返して、結局また転職。

そんなことを繰り返した私に、担任の先生の言葉がささりました。

息子は環境さえ変われば、そしてそこがいい場所だったら、きっと毎日楽しく学校に通える。
うまくいかないのは、「環境が悪いから」なんだ。

と、親子関係・夫婦関係の本質について向き合うことなく、環境だけを変えようとしていた私の心を見抜いた先生の言葉を受けて、過去に私に似たような苦言を呈(てい)した上司の言葉なども浮かんできました。

それから時がたち、離婚もそれとにたようなものかな。と思うようになりました。

もし離婚すると決めたら、そこに向けて、恨みつらみの負のエネルギー全開で、さようなら。と離婚するのではなく、

離婚活として、今までの家族としての生活、主人がしてきてくれたこと、与えてくれたもの、今でもやろうとしてくれること、感謝できる事すべてを書きだして、整理してみたらどうかと思いました。

嫌いだから、腹が立つから、意見が合わないから、浮気されたから、暴力を振るわれたから、離婚する。

皆さん背景が違うので、どんな状況の人にも当てはまるものではありませんが、

私の性格上、離婚するにあたって大切なのは、自分自身を内観し、今までの感謝をすべて出して、晴れ晴れしい気持ちで、今までいろいろあったけど、本当にありがとう。という気持ちで離婚できると、きっとその後、離婚して苦しい思いをしたときにも、「やっぱりあの時離婚しなかったらよかったな」という後悔が少なくなるのではないかと思ったのです。

嫌なことからは逃げる思考の癖がついている私には、忍耐することが苦痛でしたが、今この夫婦関係は、まさに私の苦手とする忍耐を学ばせてもらっているんだな。と思うようになり、フラワーエッセンスの力も借り、主人に対して自分が思う事、嫌なこと、感謝していることなど、思いつくままに書きだしました。

そして、嫌なことについてはそのたびに、自分のインナーチャイルドに話かけて癒していきました。

気が付けば3年という月日がたち、その間に息子の不登校問題について、スイスの学校とのやり取りをする中で、私たちはつらい思いや、息子の成長でうれしい思いをたくさん共有し、今まで方向性が全く違っていたバラバラな夫婦なのに、同志のような友情と愛情が芽生えました。

お互いをねぎらい、二人で愚痴を言い合って(笑)、アイデアを出し、息子のことが最良の結果につながるよう努力してきました。

週末には夫婦でカフェ巡りをする習慣が付き、こんなこと息子が不登校にならなかったらやらなかったよねー。と、目を見て笑い合いました。

もちろん、意見は違うこともあります。でも、それは主人が忙しい時間の合間に、息子のために一生懸命調べて考えた意見だと、背景を想像すると、以前のように「秒で否定」しなくなりました。

そうだよね。それもいいよね。やってみようか!

自分と違う意見でも、それ、多分うまくいかないかもよ。という思いがあったとしても、一旦受け入れてみる。そんなことが出来るようになったわたしは、「わたし自身を好きに」なりました。

そして主人の意見は時々、私の想像していた結果とは違い、長男の心に響いたり、良い結果をもたらしてくれることもあり、自分の意見だけが正解。という「思い込み」が影を潜め、家族に調和をもたらしました。

今、私は主人に感謝しています。2023年7月よりスイスと日本でしばらく離ればなれに暮らすことになりましたが、離れてみると私も長男もますます父親のありがたみを感じています。

あのタイミングで離婚しなくてよかったなぁ。と思っています。

だから、もう離婚したいと思っている方は、ぜひ、前向きな離婚に向けて、自分自身を整えてみてほしいと思います。

そしてレメディーを飲みながらワークをして、自分の紐解いていくと見えてくることもあると思います。

その先にあるものは、やっぱり予定通り離婚しよう。ということかもしれませんし、あるいは私のように、再び感謝の気持ちを取り戻す生活かもしれません。

どうゆう決断をしても、宇宙は、これでよかったんですよ。と答えてくれると思います。

忍耐すること、寛容になること、違いを受け入れること・・・バッチフラワーレメディは、私たちの心の奥深くに優しく働きかけてくれます。

過去の私が精神的に大きな成長を遂げられたのはバッチのおかげです。
だから私は今日もバッチフラワーレメディを一人でも多くの方に知ってもらえるように、自分の経験に基づいた情報を発信して、私とシンクロを起こしている人に、こんなのあるんだよ。と伝えたいのです。

バッチフラワーレメディについてはインスタでもご紹介しています。
@ai_flower_remedies

この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?