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雨が少し降りはじめたから
急いで君のもとへ駆けてく
僕を抱き寄せて「寒いね」って
またあの日のように笑ってくれないか
じゃなきゃ僕は…

氷と一緒に溶けて芽生えた四月の想い
雨に流されそうになった六月の想い
夕日とあなたをダブらせた八月の想い
海に一度沈んだ十月の想い
僕は…

雪は止んだ心も病んだ三月
もう居ない自転車の後ろの温もりを
感じて進んだあぜ道の途中
また僕は君を思い出す

僕は…僕は…
僕は君にいつも会いたい

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