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自分を操る超集中力(後)

今回はメンタリストDaiGoさんの著書「自分を操る超集中力」を読んで参考になったことをご紹介します。
ボリュームある内容でしたので、3回に分けてご紹介します。
前回の内容ご覧いただいた方が分かりやすいと思いますので宜しくければ下記よりご確認ください。

では前回の続きをご紹介します。

■瞑想
瞑想と聞くと、精神修養やスピリチャルなイメージがあるかもしれないが、その効能は脳科学の分野の研究によって証明されている。
瞑想は散らばってしまいがちな気持ちを抑え、落ち着きを与えてくれるのである。

瞑想で得られるもの
1 リラクゼーション反応
2 集中力アップ
3 緊張や不安強くなる
4 感情のコントロール力が強くなる
5 体脂肪が落ちる
6 睡眠の質が向上する

やり方はシンプル、ただ呼吸に注目するだけ
1 体を動かさずじっと座る
背筋を伸ばした状態で床やイスに座る。静かに目を閉じ、両手は膝の上に。
2 ゆっくりと呼吸する
鼻からゆっくり息を吸い込み、口からゆっくり吐き出す。7秒かけて吸い、7秒かけてはくのが目安。

⬛︎疲れの構造
疲れの種類には「体の疲れ(肉体的疲労)」「心の疲れ(精神的疲労)」「神経の疲れ(神経的疲労)」の3つがあり、いずれの疲労感も本物。
ただし、これらの疲れによってウィルパワーが消耗することはなく、本来は集中力が低下することはない。
ところが、脳は作業後や運動後の疲れを脳の疲れだと思い込み、集中することにブレーキをかけてしまう。
重要なのは「脳は疲れを知らない」という原則を知ること。

⬛︎睡眠
集中力を最大限に活用するために不可欠なのが睡眠
出来る人ほど良く眠る。大切なのは、いかに質の高い睡眠をとるか。なぜなら人間の脳は寝ているときに回復し、学んだことを記憶に定着ささているから。

・眠っている間に脳が行なっている2つの仕事
1 疲労の回復や損傷してしまった神経細胞の補強
2 記憶の定着
記憶に残すべき必要な情報と不必要な情報を取捨選択している。
寝る前に覚えたことは、余計な情報が入りづらないので記憶に残りやすい。
では、一体何時間寝るのが良いのか?
ウィルパワーの回復に必要な睡眠時間は人によって違う。
「ショートスリーパー(3〜4時間前後)」「ミドルスリーパー7〜8時間前後」「ロングスリーパー(10時間前後)」の自分がどのタイプか見極め、適切な睡眠を確保することが大切。
何時間寝たかより、何時に寝たか。
睡眠の質は22時から夜中2時までの間に深い眠りについているかどうかで決まる。
成長ホルモンが分泌される時間で、傷ついた細胞を修復し、疲労を回復させる効果があり、大人にとっても欠かせないホルモン。
また、寝る1時間前に入浴するのも、入眠を促すのには効果的である。

・睡眠を妨げる悪い習慣
寝るまえにスマホやテレビ、パソコンの画面をみること。液晶画面から出るブルーライトは、人間の活動性を高めるので、脳が昼間だと勘違いしてしまう。

■超早起き
脳科学の研究によると、脳は朝起きてから2時間の間に最もクリエイティブな力を発揮することがわかっている。
特にその2時間のうちで重要な30分がある。それは朝食を摂った後の30分間。

1日の中で最も集中して物事ひ臨みやすく、自分をコントロールする力も高まっている時間帯なのだ。
何か新しいことを始めたい。人生を変えるための勉強をしたいと思っているなら、朝食後の30分を有効活用すべき。

ウィルパワーに合わせた理想的な1日のスケジュールは、大まかに「大きな決断」→「クリエイティブ作業」→「単純作業」の順

■アイビー・リー・メソッド
ToDoリストの一種。一つの作業が終わるまで、断固として次のことをやらない。
人間は本能的に複数のことが気になってしまう性質を持っている。
しかし、その性質が仕事や勉強に集中したいときには、不要なブレーキになってしまう。
これを6つのステップで確実に生産性をあげる。
1 紙に「明日やるべきこと」を6つ、メモする
2 その6項目を重要順に1~6まで番号を振る
3 翌日、決めた優先順位に従って仕事を進める
4 もし全部出来なかったら、悔やむことなく忘れる
5 その後、明日のための6つの項目を新しくメモする
6 1~5を丁寧に繰り返す。

いかがでしたでしょうか?
全3回に渡り「自分を操る超集中力」をご紹介させていただきました。
個人的には、アイビー・リー・メソッドや集中する為に適した環境作りや習慣化がとても学びになりました。
早速自分事として取り入れて集中力の向上を図って参ります。


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