見出し画像

副業の考え方。稼ぐことよりも大事にしたいこと

今回は、働き方です。特に副業についてです。

この記事でわかること

・今の仕事を続けることに漠然とした不安がある
・副業に興味がある
・副業にはどうな姿勢で望めばいい?

こんな疑問に答える内容を書いています。

この記事で書いているのは、私自身の副業の考え方です。併せてフリーランスでの新しい仕事の始め方で、大事にしていることをご紹介します。

すでに副業をされている方、副業に興味のある方にも参考になると思います。ぜひ最後まで記事を読んでみてください。

副業は情熱と価値提供から、稼ぎは後

副業と聞くと、本業以外で稼ぎを増やす手段だというニュアンスがあるかもしれません。

私の副業の考え方は、副業は稼ぐことは後です。

稼ぐよりも、自分が情熱をかけられるかどうかが大事だというものです。もしお金をもらえないとしても、それでも自分がやりたいと思えるかです。

私の過去の経験から、副業での順番は以下になるとうまくいきました。

副業での順番 (副業の位置づけ) 
・まずは自分が情熱をかけたいと思う
・次に自分が価値を相手や世の中に提供する
稼ぎはあくまで最後。情熱と価値提供の後から付いてくる

フリーランスでも同じ順番

去年に Google を辞めてフリーランスで独立をしました。2019年7月現在は、個人事業主という立場です。

独立の経緯は、本業以外に加え複数の仕事を 「複業」 として持つことから始まり、その後に会社を辞めてフリーランスになりました。

フリーランスになっての経験から、「稼ぎは後から」 という考え方は今の自分のやり方で大事にしたいことの一つです。

例えば、フリーランスの立場で企業と業務契約を結ぶ際にも、この考え方を入れています。

トライアル期間をつくる

具体的には、始めはトライアル期間とします。

最初から報酬の要求や設定は、相手が認めるなら行わず、トライアルの期間で見極めるようにしています。自分は情熱を持ってやれる仕事か、本当に相手企業に貢献できるか、相手にとってもこちらの働きや成果に価値を感じているかです。

一定期間でお互いにウィンウィンや仕事を通じての信頼関係が築け、中長期で良い協働関係を持つ確証が高まればあらためて契約、自分にとっては稼ぎの話を詰めます。

つまり順番は
・情熱
・価値提供
・稼ぎ

新しい事業への投資と赤字

短期的に見れば先ほどのトライアル期間の例は、この期間中は割に合わないことをやっています。最初だけだとしても、自分の時間を使い、何かしらの成果を出したのであれば、それに見合った請求をすべきだとも言えます。

最初は稼ぎがない、他の稼げることをやれば稼げた機会損失を考えると、実際は赤字です。

しかし、新しい仕事で最初は稼ぎがなくても良く、むしろ赤字になることは中長期で見れば、私は理があると考えます。事業の最初は投資をし、その分だけ赤字で良いという考え方です。

また、仮にトライアルだけでお互いのウィンウィンにならないと思い関係が短期だったとしても、長い目で見れば良いと考えています。後からマッチングの不和が発覚するより、サンクコストが小さいうちに自分にとってはその事業から撤退できるからです。

まとめ

今回は、私の副業の考え方、フリーランスでの新しい仕事の始め方で大事にしていることをご紹介しました。

最後にまとめです。

私の副業の考え方は、稼ぐことは後から。自分が情熱をかけられるものか、相手に価値を提供できるかをまず考える。稼ぎはあくまで最後で、情熱と価値提供の後から付いてくる。
フリーランスでも 「情熱 → 価値提供 → 稼ぎ」 の同じ順番。
フリーランスの立場で企業と業務契約を結ぶ際には、トライアル期間では情熱と価値提供を見極め、お互いのウィンウィンを築けるかを確認するやり方をしている。
新しい仕事で最初は稼ぎがなくても良く、むしろ赤字になることは中長期で見れば理がある。事業の最初は投資をし、その分だけ赤字で良いという考え方。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?