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本当にすぐ行動は正しい? 「見極めて、やり抜く」 がポイント

今回は、行動を起こすことについてです。

この記事でわかること

・すぐに行動が大切なのはわかるけど…
・本当に即行動がいいの?
・正しい行動の踏み出し方を知りたい

こんな疑問に答える内容で書きました。

多動力の大切さが言われたり、すぐに行動を起こすことが良いと見聞きすることも多いかもしれません。

では、本当に即行動をすれば良いのでしょうか?

記事で書いているのは、行動を起こす時、新しいチャレンジをする時にどうすればよいかです。仕事やキャリアへのヒントになればと思い書きました。

ぜひ、参考にしてみてください。

すぐ行動は一面では正しいが…

確かにすぐに行動を起こすこと、自分のやりたいことに多動力の発揮は大事です。

行動をすれば新しいことが経験でき、失敗も含めて学びが得られます。行動というプロセスを通じて、自分の成長につながります。

なかなか行動に踏み切れない人にとっては、「すぐに行動しよう」 と言われるくらいがちょうどよいのかもしれません。

ただし、やみくもに行動をすればいいわけではありません。

 「考える」 と 「行動する」 

大事なのは 「考える」 と 「行動する」 の両方です。どちらかに偏りすぎるのではなく、2つともです。

どちらかに偏ると…
・考えるだけで行動をしない → 頭でっかち
・考えずに行動するだけ → キリギリス (アリではなく) 

見極めて、やり抜く

目指したいのは、行動の前に 「何をするか」 を見極めることです。

何をするかを見極めるとは、最も根本的なことで、解決すべきものを明確にすることです。本質であり、ボーリングでいうセンターピンです。これをまず倒せば、後のピンも倒れていくものです。

何をするかという本質を見極め、一度 「これだ」 と思えば後は徹底的にやり抜きます。

考えて行動する
考える:センターピンを見極める
行動する:徹底的にやり抜く

センターピンの見極め方

よりミクロに見ると、センターピンを見極めるために小さな行動をします。

最初に自分が 「これがセンターピンなのではないか」 と思ったら、仮で置いたセンターピンが本当にそうなのかを確かめるために小さく始めてみるのです。

少しやってみて、本当にそうであればセンターピンと定めて、一気にアクセルを踏むように全力を注ぎます。これをやり切ります。

まとめると、 「考える」 と 「行動する」 は二段階あります。

二段階の 「考える」 と 「行動する」 
・仮で置いて、試しみる (センターピンの検証) 
・見極めて (センターピンを定めて) 、やり抜く

なお、見極めることを完璧にやろうと思わなくていいです。

見極めることに時間をかけすぎずに、ある程度の確度が持てたら実行に移します。100% の完璧さを目指さず、私の感覚ですが 50% から遅くとも 70% くらいの自信になれば行動に移します。

人によっては、もっと低い確度で行動をするでしょう。そういう人を傍から見れば、何も考えずに即行動しているように見えます。

しかし、優秀な人というのは、本人は意識的にも無意識にも、何をやるかを高速で検証と見極めをしてから行動に入っているはずです。

まとめ

今回は、行動を起こすことについて考えました。

単にいち早く行動だけをするよりも、「考える」 と 「行動する」 の両方をバランスよくやることが大事です。

最後に今回の記事のまとめです。

すぐに行動を起こすこと、自分のやりたいことに多動力を発揮することは大事。
ただし、やみくもに行動をすればいいわけではない。大事なのは 「考える」 と 「行動する」 の両方。
行動の前に 「何をするか」 を見極める。本質であり、ボーリングでいうセンターピンを見極め (考える) 、徹底的にやり抜く (行動する) 。
よりミクロに見ると、センターピンを見極めるために小さな行動する。
仮で置いたセンターピンが本当にそうなのかを確かめるために小さく始めてみる。
少しやってみて、本当にそうであればセンターピンと定めて、行動に移しやり切る。
見極めることを完璧にやろうと思わなくていい。
見極めることに時間をかけすぎずに、ある程度の確度が持てたら実行に移す。50% から遅くとも 70% くらいの自信になれば行動に入る。

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