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プロのビジネスパーソンは、仕事を「つくって、動かし、貢献する」をやっている

プロフェッショナルのビジネスパーソンであるために、どういう行動ができていればよいかを考えます。

自ら主体的に、「仕事をつくって → 動かし → 貢献する」 の3つができているかです。

[1. つくって] 自ら仕事をつくっているか

「つくって」は、自分の判断で仕事をつくりだしているかどうかです。単に上司や同僚から言われたことを受け身でやるのではなく、主体的に仕事を生み出しているかです。

小さなことでは、たとえ上司から降ってきた作業であっても、仕事を進める中で自分なりの創意工夫を加えたり、アウトプットに期待以上の価値を出すなどです。

もう少し大きなレベルでは、新しいプロジェクトを企画提案したり、新規ビジネスや部門をつくる、あるいは起業することも含まれます。

小さなことでも、ゼロからイチをつくることができるかが、プロフェッショナルなビジネスパーソンに求められます。

[2. 動かし] まわりを巻き込んでいるか

「動かし」は、自分がつくりだした仕事を、さらに価値のあるものにするために同僚や他の組織、社外の人を巻き込んでいくことです。仕事をつくった段階に比べ、より多くの関係者での仕事にすることです。

仕事は自分1人で完結せず、他の人との協業で行われます。自分が「つくった」仕事に他人も巻き込んでいくことは、その仕事がそれだけの価値を持つということです。

例えば以下のようになれば、自分がつくったものが、実際に動いている状態になっています。

つくったものが動いている状態
・自分の提案企画が承認され、実際に仕事として走りだした
・他のチームに協力を要請し、一緒に働く人が増えた
・実際にお客さんに提供できる段階になった

[3. 貢献する] 仕事で結果を出し貢献しているか

「貢献する」は、動きだした仕事に結果が伴い、ビジネスの発展に寄与していることです。

具体的には、売上ができたり利益が生まれるなど、自分が所属する組織や会社にビジネスで貢献できている状態です。直接的な売上や利益につながらなくとも、社内の関係部署の役に立つようになった場合も含まれます。

自分がつくりだした仕事が組織や社外も動かし、結果として何かしらの貢献ができているかです。理想的には、社内や提供される顧客への貢献にとどまらず、業界や社会全体に貢献できていることです。

最後に

プロのビジネスパーソンとしてありたい姿は、「仕事をつくって → 動かし → 貢献する」 までやっています。

自分が取り組んでいる仕事はどの段階にあるか、最終的にどんな形で誰に貢献するかが、つくる段階から意識しておきたいことです。

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