ばぶみに満ちた世界(詩)

赤子のように
かわいい君が
喜ぶような
何かを探す
何がいいかな

届きそうで届かない
僕の会心の微笑みは
少し不自然で
少し気持ち悪く
世界に一つ失笑を増やす

届きそうで届かない
君の会心の作品は
少しエゴイズムで
少し赤子のようで
僕らに一つ境界を引いた

おぎゃあ
おぎゃあと
バブみに満ちた
僕らの声

理解しあいたい
できれば認めてほしい
ほんとは金がほしい

そんなやるせなく
余裕のない
必死にわめく
僕の声が
誰かの心を
満たすわけもなく

ああ、それでも

魔法を見せては
くれないか
泣き声にこたえて
ミルクを作る
母のように

心をしずめ
体をいやす
魔法のミルクを
僕にくれないか

僕も
はちみつの入った
ユーグレナ入りの
抹茶風豆乳ミルク
をあげる 

心を満たし
体をほぐす

そんな
奇跡を君に作って
あげるから

きっとこの世の中には
僕のように
君のように
認めてほしくて
のろわれてる
人がいる

赤子のように
母を求める
人がいる

あなたは
その子に
何を
あげますか?

うるさい!と
ブロックしますか?

母の魔法のように
不思議なミルクを
作ってあげますか?

魔法の一言
素敵なあなたには
素敵だね

クールなあなたには
かっこいいね

面白いあなたには
すごくおもろいよ

言葉は魔法
魔法は言葉

もしもあなたも
おぎゃりたいなら
おぎゃあおぎゃあと
叫ぶ前に
おぎゃあおぎゃあと
叫ぶ人に
魔法のミルクを
作ってあげて

そうしたら
満たされた赤子は
君を守るナイトに
育つかもしれないよ

秘密の言葉
秘密の魔法

あなたが
いつでも

子供のように
愛されますように

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