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時の歯車(詩)

木漏れ日から
まぶたに光が射しこむ
光 光 光

風を感じながら
体が温かくなってくる
光 光 光

心も体も自然と一体になって
春の陽光になる

草木の喜びのメロディが
体中を駆け巡る
草も木も鳥も花も
一体になって
風と光の波の中で
音楽を奏でる

壁一枚挟んだ
外側の世界には
こんなにも明るい
パノラマが
広がっていたんだ

風 風 風
空気が優しく
僕を包み込んでくれる

風 風 風
柔らかな日だまりという
小宇宙を
自由自在に
飛んでゆく

肉体の内の
古い自分が
外の光と風と歌声と
まざりあい
新しい自分に
変わっていく

歌う 歌う 歌う
止まった時を
とりもどすように

歌う 歌う 歌う
今日から始まる
自分自身の物語を

歌う 光 風
こぼれ出るままに
あるがままに

記事クオリティ
星3★★★

スピカさんの
朗読

朝ver.
3月30日のサウンドノート時の歯車|spica1014|note(ノート)https://note.mu/spica1014/n/n2b1a5d12fee4

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