ガーネットリング(詩)

この美しい景色を伝えたくて
僕は歌を唱(うた)ってる

どこからか聴こえる君の声
栄光をたたえる歓声(かんせい)
たとえここに栄光は見えなくても
心の中に確かに輝いている

漆黒の夜に輝く
方角を示す北極星
確かな道を歩んでいる
それに気づいた日の
朝焼け

あたたまる体温でかわく涙
無価値だと思ってた弱い自分に
大好きだよっていってあげれたら
失ってた生命力が蘇(よみがえ)る
ブタもおだてりゃ木に登るって
誰かが言ってたな

他人から認められるために
必死に努力して
反応に一喜一憂して
傷ついてしまっていた
愛される条件を満たすため
走っては
他人に裏切られ
自分に裏切られ
それでも
走った

他人に好かれる愛し方を
知らないんじゃない
自分が喜ぶ
自分自身の愛し方を
知らないだけ

嫌いなものは嫌い
醜いものは醜い
嫌いでも醜くても
あらゆるものの中で
仏様は微笑んでる
本質的な価値のないものなんて
一つもない
意味のないことなんて
一つもない
優れたアニメのように
あらゆるものの裏に
君への愛があふれてる
君を喜ばせる
サプライズで
あふれてる

今を楽しむ
愚かで優しい
ピエロのように
はじまりの歌が響く
この大地の上で
甘い愛のキャンディーを
二人で楽しもうよ

赤い愛のキャンディーのような
喜びと勝利を呼ぶ宝石は
君といるどんなときも
君の味方であり続ける証
僕の信念の証
君の中の
僕の象徴

輝くために必要なのは
自分をより深く愛する術(すべ)を
深化(しんか)させること
勝利に必要なこと
喜びに必要なこと
満足に必要なこと
自分が自分の
太陽を昇らせること
自分の世界に微笑みを
その時
外の世界にも
微笑みがあふれる

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