勝者の船(詩)

朝がやって来た
眠れない夜を越えて
今日も木の船が
海へとつながる
川を渡っている

色々な一日がある
調子がでない日もある
苦悩の大火に
焼かれる思いの時もある
苦悩の津波が
押し寄せる日もある

それでも大事なことは
どういうときでも
僕は自分の船を
こぎきったと
納得できる生き方
悔いのない生き方を
貫くことだ

例え眠れぬ夜を
過ごしても
自分はこれだけ
やりきったと
言えるようになることだ

他人がどう言おうと
どう考えようと
それはそれだ

他人ではない
自分が決めるのだ

自分の信念の船を
今日もこぎきったのか
どうか

自分はこういう人生を
生き抜いた
そう言いきれる人が
勝者であり
幸せ者なのだ

~完~

絵・さと

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題名「火風花の花びらは」

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