淡いライトの照らす部屋
一日の終わりに
薄い希望を探す

桜並木の下を歩いて
わりと楽しかった今日の散歩
そのままのどかな一日だったら
良かったのかなあ

髪を切りに行って
雑談混じりに
真面目な話
面白くて興味深い話を
沢山してもらって
最後にトリートメントも
してもらって
だいぶ気分良く
暮れる街を歩いた

一日の終わりに
雑談でもしようかと
今日こんな楽しいことがあったと
感情を分かち合いに行ったことが
そんなに罪だったのか

まあ
人の良かった話なんて
つまんないのかな
まあ
楽しいときもあるけど
最近の俺は
少し疲れてたから
たまには
明るい話でも
したかったなぁ

眠い目で心を
見つめて
振り返る
振り返る

まあ
いじったり
いじられたりは
よくあることだけど
いじられたくない人を
いじるのって
やられた方は
むかつくよね

けっこうそれも
自然な反応

別に間違っちゃいない
間違っちゃいないけど
しっくりきていない
一日の締めくくり

動画みたのも楽しかった
一緒に遊ぶのも
楽しかった

何を間違えたのか
よくわからないままでは
同じ間違いを繰り返すから
心の中を掘り返す
何かの原石を求めて
答えの原石を求めて

まあたぶん
いつものパターン的には
どっかに変な親玉がいて
そいつの機嫌を損ねたか
それか変な人たちが
まあアレコレ話した結果
そんなところかな

どういう人生が正しいのかは
あまり明確にはしてこなかったけど
一瞬一瞬目的に向かって
前に進む人生なら
成功なのだと
偉い人が言っていた

最初は
そんなに重い感じじゃなかったのかも
それでも
過剰反応して
怒ってしまって
どんどん信頼を失うのが
良くなさそうだ

軽く怒ったり
軽くたしなめたり
冗談を言ったり
そういうことが
大事なのだろうか

徹底的に
つめまくるのは
自分も相手も
疲れてしまうから

一番大事な人との関係を
守るために
一番大事な人を傷つけたら
意味ないよな

世界に二人だけではないから
周りともうまくやろうと
自分なりに動くことが
求められる世の中

怒ったら負けだと
言われることもある
でも
怒りって
そんなにわるいものなのかな

願わくば
怒ってばかりの人生はつらいから
ほんの少しのスパイス程度で
おさめたいんだけど
次から次へと
苦味の成分が
混ざってくるから
たっぷりつい
入れ過ぎちゃうことが
多いんだ

でも
スパイスバリバリの
激辛料理は
食べる方はきついし
お腹を壊すよな

だから
スパイス入れたくなっても
ちょっと深呼吸して
今日は甘い料理にしてみようかな
とか
今日は料理自体
ここで済ますことをやめて
外食に、他のところで
時間を使うようにしようかな
とか

激辛料理ばかりにならないように
しないとね
さすがに

少し
原石が
見つかったかな

まあ
俺は料理の
バリエーション増やすとして
頻繁に
苦味成分入れてくる
変な料理人たちと
どう関わろうか

世の中には辛いもの好きだったり
辛いもの食べさせるのが
すんごい好きって人も
いるからなぁ

敵か味方にわかれたら
ものすごいバトルになっちゃうよね
本当は
一緒に何かを
作り上げられる時間も
あるとバランスが
良いのだけれど

よく戦争に対する武器は
芸術なのだと
文化なのだと
言う哲学者もいる

強力な攻撃に
抗う術
大感動の
素晴らしい成果を
感動を
感激を
目指して

戦いが起きるのは
同じものを手に入れようと
したときだったことは
身に染みている

でも
変な料理人は
無限に同じものを手に入れようと
手を伸ばしてくるからなぁ

結局
そいつに勝つには
そいつよりも強い力で制するか
強い心の絆で
乗り越えるか

対話
対話
対話

いつも
足りない戦力で
圧倒的火力を前に
戦わなくては
ならない社会

例えば
俺がどこかの国の
リーダーだとして
圧倒的に足りないリソースで
どうやって抗えるんだろう
それに答えが出れば
たぶん
俺たちのケンカなんて
ちょちょいのちょいさ

逆に
俺が
本気で守りたい人って
どんな人だろう
命に代えても
守りたい存在って
どんな存在だろう

一人いるなぁ
俺にも
命を賭けてでも
守りたい人

俺が辛いとき
苦しいとき
そばにいて
力を分けてくれた人
勇気を与えてくれた人

恩人
そういう人には
同じように苦しんでいるときに
味方になりたい
それも
短期的ではなく
長期的に
命を削って
苦労も惜しまず
俺のために
命を捧げてくれた人
時間を
心を
注いでくれた人

楽しさも
苦しみも
悲しみも
寂しさも
埋めてくれた人

もちろん
これからそういう人に
なってくれるってのも
嬉しいけど
今まで
そういう風に
人として
大事にしてくれた人
国家に対しては
こちらの危険を
リスクを取ってでも
守りたいって
強く願うと
思う

戦いは
戦う前に
大部分が
決しているのかもしれない
だからきっと
リーダーたちは
平和なときこそ
多くの人に尽くすのだろう
それが
厳しい現実

苦楽を分かち合う人

損得ももちろんある
けど
根本的には
自分のために
命がけで
言葉ではなく
だけではなく
行動で
リアルに
動いてくれる人
これからも
動き続けてくれる
強さを
覚悟を持って
生きる
信頼出来る人

そんな戦友にこそ
命をかける

楽しさ
朗らかさ
一緒に居てて気分が良い
生き生きしてくる
一緒にいるだけで
幸せな気分になる

そんな人が
心から願うなら
是が非でも
味方になりたいと
思うのが
人情なのかもね。

同じ波長
同じ価値観
同じゴール
同じ
愛情

こいつといると
飽きないなぁ
自分の
攻撃性も
弱さも
強さも
脆弱性も
全部

なんか
満たされるなぁ

そんな思いの強さが

自分がどうあるかを
決定づけている

俺がそいつらにとって
敵であり続ける限り、
そいつらは俺にとって
敵であり続けるだろう

一緒の価値観
一緒のゴール
一緒の幸せ

あの国と
あの国の間に

私と
あなたたちの間に

降り注ぐ
痛みの雨

やはり最後は
理想と愛情で
絆の傘を
作ること

本当に
心の奥底の
底の底の
思いを
大事にしてあげるような

損得も大事だけど

最後の最後は
目の前の
一人の人を
信じたいと
願う
心

信頼
換言すると
深い
Beyond

感動
自分を超えた
想像以上の
大きな
存在を
感じること

民衆の心を
周りの心を
震わせるような
魂から発せられる
輝き