ランダムコーチングにならないメニュー作りのフォーマット

こんにちは。

連日、トレーニングメソッドについての記事を投稿していますが反響がそれなりにあって嬉しいですね。

ただ、なぜ反響があるのかというとサッカーのトレーニング作成のフレームが日本ではしっかりと基礎が出来上がっていないのかなという裏返しだとも捉えています。

おそらく、知識が無いと作成するトレーニングメニュー表は整理しなければならないポイントがごちゃごちゃになっている可能性が大きいです。

今日は、そんな問題を解決する内容です。

練習メニュー作成時に抑える5ポイント

日本の方が作成するサッカートレーニングメニュー表でよくあるのが、

メニューの進め方ノルマティーバ(ノルマ設定)プレーの目的戦術コンセプトキーファクター

がごちゃ混ぜになってしまっている点です。

練習メニュー作成にあたっては、これらはカテゴリー分けして記載するのが良いです。

- メニューの進め方

人数は何人なのか、フリーマンがいるのか、エリアはどうなっているのか(区切られているか)、どこからプレーはスタートするのか、どこでプレーが終わるのか

- ノルマティーバ

タッチ制限、入っていけないゾーン、マークの付き方など。トレーニングで獲得させたいテーマに直結している方が良い

- プレーの目的

主には戦術意図。例えば、攻撃チームはフィニッシュのためにプレーしているのか?ボール保持が目的なのか?

- 戦術コンセプト

「プレーの目的」を達成するために必要な戦術コンセプトは何か?
例:サイドチェンジは前進するために必要

- キーファクター

個人やグループに与えるコーチング。このキーファクターは選手にかける言葉と同じである方が良い

これらをトレーニング前にアウトプットしておくだけで、目的が明確になりますし練習の進行がだいぶ楽になります。


逆にこれをやらないとどうなるか?

頭の中が混乱したままトレーニングを行うことになるので、説明もメチャクチャ、指導もテーマにフォーカスできてない、なんてことになってしまうのです。

これら5つの項目を整理して質の高いトレーニングを実行することができます。

選手のパフォーマンスを上げるためには、指導者としての良い習慣を身につけましょう。

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