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手爪のケアにはオイルorクリーム?

オイルvsクリーム🍋

いつもありがとうございます。
美爪育スタイリストのFumikaです♪

乾燥の季節、よく聞かれるのは…

オイルがいいのか?
ハンドクリームがいいのか?

ざっくり言うと、
保湿して柔肌ゲット=オイル
保護して乾燥ブロック=ハンドクリーム

です❣



ただ、オイルにも炭化水素油や油脂など
いろいろ種類がある。
ハンドクリームにも医薬部外品のものもある。

さらに言うと、
オイルでも保護系のものもあるし。
ハンドクリームでも、
ジェル系のさらっとしたものもある。

使用感もそれぞれで、
ベタつきが苦手な人もいれば、
サラサラだと物足らない人もいる。

その方がどんな日常生活を送っているかによって
オススメのものが違ってきます🫧


ということで!
オイルとハンドクリームそれぞれの違いと種類、
そして自分の悩みに合ったハンドケア用品の選び方をご紹介していきます。



オイルの種類について


ハンドケアに使用するオイルをおおまかに分けると以下の3つになります。

・炭化水素油(たんかすいそゆ)
・油脂
・ロウ類(エステル類)


【炭化水素油】
いわゆる鉱物油ともいわれるものです。
ミネラルオイル、ワセリン、スクワラン、パラフィン等がこれにあたります。

メリットとして、肌の水分蒸散を防ぐ効果があります。一般的に使われている炭化水素油は分子量が大きいため肌に浸透しないのです。常在菌にとってのエサにもならないため、バランスが崩れることもありません。つまり刺激も少ない♪
むしろ外部からの刺激をシャットアウトしてくれます。
なので、表面に留まり肌を保護する役割として使用するのがベスト✨

デメリットとしては、まずベタつきと見た目が気になります。角層に浸透することがないため、ベタつきとテカリがどうしても残ってしまうのです。
また、肌自体には全く存在しない油分なので肌を美しくするといった効果はありません。※スクワランは除きます。

そして毛穴を完全に塞いでしまうことになるので、毛穴が小さい人やたっぷり塗るクセがある人はかえって肌トラブルを起こす原因になります。


【油脂】
動物や植物からつくられるオイルです。
ココナッツオイル、オリーブ果実油、アーモンドオイル、シア脂、馬油等がこれにあたります。

メリットとして、角層への浸透が良く、柔軟作用があります。
人間の皮脂は、この油脂が約40%占めているためとてもよく馴染むからです。
もっと言うと、皮膚の保湿や保護など皮脂の代わりとしての役割ができるため、ゴワつき感を和らげる効果もあります。

デメリットとして、油脂によっては酸化しやすいものもあるということ。
肌に残った状態が続くと菌の繁殖を招き、常在菌のバランスが崩れるために肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。


【ロウ類(エステル油)】
ホホバ種子油やミツロウ等がこれにあたります。エステル油を主成分とした天然成分です。

炭化水素油と油脂の中間的な性質を持っているのが特徴です。
油脂ほどの肌を柔軟にする効果や、鉱物油ほどの密閉効果はありません。
ですが肌の保護剤として優れ、多くの種類があります。
そして安全性が高く刺激になりにくい素材であり、炭化水素油と油脂との中間的や役割を果たす素材です。

ハンドクリームの種類について


手を守る役割として使用するハンドクリーム。種類を以下の3つにまとめてみました。

・保湿タイプ
・保護タイプ
・医薬部外品タイプ


保湿タイプ
柔軟作用のある油脂がベースでクリーム状になっているものと、水性の保湿成分がベースでジェリー状になっているものがあります。
先述しましたが、油脂系のものは皮脂と近く浸透しやすいのが特徴です。
カサつきが気になるという方は保湿タイプを選ぶとベスト👍🏼

水性の保湿成分のものは、低刺激性のBGという成分がメインになっていることが多く、ジェリー状になっています。
微量の油分が含まれているので、ベタつくのが嫌いだけど保湿はしたい!という方におすすめです。


保護タイプ
シア脂や炭化水素油、エステル油(ロウ類)がベースになっているタイプです。

シア脂(シアあぶら)は体温で溶け、しっとりとしたつけ心地が特徴です。また日焼け止めの役割を果たし、抗酸化作用もあるため、加齢が気になる方におすすめです。

炭化水素油は先述したとおり、
肌なじみは良くないのでベタつきを感じやすいですが、その分、保護作用は抜群。浸透力がほぼないため、保湿としては効果が感じられませんが、水分の蒸発をしっかり防いでくれます。
外的刺激から護りたい方におすすめ👍🏼

エステル油は、合成された油性成分。ロウは天然の油です。どちらも高級脂肪酸と高級アルコールが主成分になっています。水をはじく性質を持っているので、汗で落ちにくい膜を肌に作ってくれます。
1で少し触れましたが、炭化水素油と油脂の中間的な存在のため、適度に保湿しつつしっかり保護したい!という方におすすめです🌿



医薬部外品タイプ
柔軟性をもたらしたり炎症を抑えたり、血行を促進したりするものが挙げられます。
荒れやひどいカサつきを効果的に和らげるメリットはありますが、刺激になったり肌が過敏になったりすることがあるので、長期間使うべきものではありません。あくまでも、緊急時としての使用がベストです。

まず柔軟性を与えるものとしては、尿素が配合されています。
なぜ肌が柔軟になるのかというと、角質を分解するからです。そのため、ガチガチでゴワゴワが気になる手肌にはおすすめ。炎症が起きている部分には刺激(痛み)があるので注意です。

次に炎症を抑えるものとしては、グリチルリチン酸ニカリウムグリチルレチン酸ステアリルという甘草由来の成分や、アラントインというベビーパウダーにも使用されることもある成分が配合されています。
ちょっとした手荒れにはこの成分が入っているものを選ぶと◎

そして血行を促進するものとしては、酢酸トコフェロールやdl-カンフル、レチノール(ビタミンA油)といった成分が配合されています。血行を促進することによって皮膚の代謝を高め、手荒れを抑えるといった効果があります。

悩み別おすすめケア用品まとめ


上記内容をまとめてみます。

乾燥を保湿したい・しっとり好き
・油脂系オイル
(アーモンド油、ひまわり油 等)
・油脂ベースのハンドクリーム
(馬油、オリーブ果実油 等)

乾燥を保湿したい・さっぱり好き
・油脂系オイル
(ココナッツ油 マカダミア油 等)
・水性(BG等)のハンドジェル
(BG、グリセリン、ヒアルロン酸Na 等)

【カサカサになりたくない・敏感肌】
・炭化水素油系オイル
(ミネラルオイル 等)
・炭化水素油ベースのハンドクリーム
(スクワラン、ワセリン 等)

【加齢が気になる】
・油脂系オイル
(アルガニアスピノサ核油、)
・シア油ベースのハンドクリーム
(シア油)

【バランス良く保湿&保護したい】
・ロウ類(エステル油)系オイル
(ホホバ油、リンゴ酸ジイソステアリル 等)
・エステル油ベースのハンドクリーム
(ミツロウ、パルミチン酸イソプロピル 等)

【すでにトラブルがある(ガチガチ)】
・尿素配合クリーム

【すでにトラブルがある(手荒れ)】
・炎症を抑える成分配合クリーム
(グリチルリチン酸ニカリウム、グリチルレチン酸ステリアル 等)
・血行を促進する成分配合クリーム
(酢酸トコフェロール、レチノール 等)


最後に…


私の場合は、オイルケアがメイン!
オイルも手作りしています☺
爪に良い精油をいくつかココナッツオイルにブレンドした特製ブレンドオイル♡
もちろん、サロンでもそのオイルを使用しています👍🏼

乾燥がひどいときには、ハンドクリームも併用。
保湿タイプで無香料のものを使っています♪


手爪をケアするために、
「ただオイルやクリームを塗る!」
それでも良いと思いますが…
悩んでいるなら
ぜひケア用品を見直してみてください。

美には継続が大事。


自分に合うケアがわからないとき…

美爪育スタイリストに任せよう!

美爪育スタイリストとは?
◎爪の構造を理解したうえで爪ケアをおこなう
◎ケアのみで地爪育成をおこなう
◎悩み爪にジェルを併用して爪ケアをおこなう
◎生活スタイルに合わせて美爪へとメイクする

つまり、爪の知識を深めたうえで叶えたい美爪をプロデュースするのが美爪育スタイリストです。

爪や皮膚の状態には、個性があります。
そして好みや叶えたい理想の美爪にも個人差がある!なので、1つの方法で対応するというのは難しいです。
だからこそ、
「えっそんなことまで聞くの?」
と驚かれる美爪育カウンセリングと、悩みに寄り添う技術で未来を見据えたネイルをさせていただきます✨

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