【和裁】近江縮浴衣の完成
旦那さんのお盆休みが終わるまでに
仕上げるぞと気合を入れて取り組んでいた近江縮
反物が長くて内上げに入れ込んでいたけれど
和裁の先生に内上げの適性寸法を聞いて納得。
本麻なのでゴワゴワとハリ強かったので
いしきあてまでつけたところで解いてやり直し。
裾をカットして内あげを縫っていしき当てつけて
一気に仕上げました。
本麻の着物は涼しいけれど
おうちできるには向かないのよね。
麻は繊維が折れやすいので
要するに皺がつきやすい。
さっと洗えるとはいえ
出かけるようにいたしましょう。
手持ちの本麻は濃い色ばかりだったので
スケスケの水色ピンストライプが夏らしくて良き。
八月も半分しかないけれどどこかで下ろしたいものです。
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とにかく仕立て中は
本麻のシボに苦しみました。
まず生地幅がまっすぐじゃないので
直線を引くのが大変。
ムキーってなりながらも
仕上げるんだという気合が勝って頑張れました。
まっすぐ折ることも大変なので
よくよく見れば雑なんだろうけれど
自分のものなのでよしとする。
小千谷の本麻と
近江縮の本麻一方ずつ反物はあるけど
今年の夏物仕立てはもうお終い。
次は暑さの残る時に着れる単に手をつけます。
本塩沢や長井紬に手をつけたいけれど
和裁の先生のところで広襟の単をしっかり学んでから。
高級反物は腕が見合わないと美しく着れないので我慢。
今回の単でずいぶんえり周りについて腑に落ちることがあったので
寸法の謎が解けてきました。
1年3ヶ月単バチえりの着物を縫い続けていますが
ここまで縫ってやっとわかることがあるもんですね。
奥が深い、和裁。
寸法を少しずつ変えつつ
理解度と腕をアップさせていくべく
引き続き励みます。
将来的に大人の着物と身体についてまとめたものを作りたいと思っています。サポートいただけたら嬉しいです!