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【和裁】闇雲に縫うのは終わりかもしれない

昨年の4月から毎月必死になって
仕立て続けていました。

反物もたくさん集めて
精力的に欲しいものを仕上げました。


お直しを手探りで始めてみて気づいた変化として
もうバカスカ縫わなくていいんじゃね?

ということです。

自分のお稽古として
和裁は続けていくでしょうし
先生のところにも通いますが

着物を縫うためのスキル初段は
終わったように思えるのです。

これからは
美しく縫うための工夫や
単や袷、羽織やコート
そしてお直しのための知恵を身につけ自分なりにまとめ
それを実践していくことかなと。

無限に収納があるわけでもないので
着たいものを作り縫っていては逼迫します。

もちろん自作だけではなく
気に入って手に入れたものも増えますし
もう着なくなって入れ替えをしたとしても
縫上がりのペースが早いのでバランスが悪いのです。

着物が縫えるようになるというざっくりとしたテーマから
もっとテーマを絞って単の広襟をマスターするとか
袷着物を縫えるようになるという部分を
半年から1年かけてクリアしていく予定。

羽織やコートも興味はありますし
一度洗い張りした着物を合わせの羽織として縫いましたが
まだ難しい部分と

何しかすでに仕立てててもらった手持ちの羽織コートの数が
結構なボリュームで。

仕立てて数を増やせないなというのもあるのです。

私が和裁で目指しているのは
自分の身体に合わせてかっこよく着こなすための寸法で仕立てられる知恵と腕を身につけること。

もう少しこう着たい、こんな着上がりにしてみたいを
仕立てで叶えるための修行をしているのです。

断ち間違えてもどうにかできる知恵や
過不足をやりくりできる応用力

解いた着物を見てどうすることができるかを考える
理屈を紐解く理論

縫えればいい、着れればいいではないので
段を登りながら進めねばなりません。


それなりに細かい目で
ほどほどまっすぐ縫えるようになってきた

先生の言われた通りが実践できるようになった
それだけの知恵を身につけた

ということで


本当に着たいものを仕立てる方向へシフトします。

スキル上げや練習には
家族の着物を縫う形でトライしようと。

幸いうちの家族は着物を着たいと言ってくれるので
縫ってやり場がないという事態は避けれそう。

また新たな領域を楽しみ始めます。


となって困ったのが
お直しをしている米沢紬

袷を解いて単にしてるのですが
あと片袖を作って襟をつけたら終わりなのですが
テンションが上がらない。

嫌いじゃないし比較的好きな柄の着物
という程度なので

直したところで
あんま着ないなという部類のものになりそうだとわかってしまったから。

となると
仕上げてしまうより、一度止めて
娘のとして仕立てる工夫をするのが良さそう。

ここまで直したのにという思いもありますが
解いて縫えばいいだけだということで
米沢紬のお直しは一旦ストップ

娘ように直すための知識を
先生にアドバイスいただこうと思います。


書いて頭も気持ちもスッキリしたので
慎重に次に手をつけるものを考えねばねば。

山盛りある反物から選ぶのか
お直しを学ぶのか
じっくり考えませう。

将来的に大人の着物と身体についてまとめたものを作りたいと思っています。サポートいただけたら嬉しいです!