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着物となで肩の関係性

着物と体型

着物って一枚の布を直線で縫って
立体的な身体に沿わせているもの。


骨格や体型の違いによって
着こなしが変わるのは必然。


一枚の布を当てるので
洋服のようにメリハリボディーは求められず
丸太のような寸胴ラインが良いとされてます。


寸胴体型になるべく
補正というものをタオルや補整具で行うと
無駄なしわや着崩れが防げるというのがメリット。


補正がありの人も無しの人も
どちらもいるというのが現状な感じです。


私の体型

身長169センチ(だいたい)
首長、腕長のハイパーなで肩
頭がとても大きい


上身は薄めでボリュームがなく
下見は腿周りにボリュームあり


太ってるわけではないですが
ほっそ!って程でもない中肉中背


これが着物を着ますと
何故かよく褒められるんです。


洋服だとショルダーバックも持てず
重たいものはリュックかキャリー


肩パットをしても肩のラインが下がり気味という
肩パット泣かせな下がりライン


首から続く斜めのラインが
カットソーの丸首やボートネックを激しく似合わなくするという
この私が着物だと褒められる。


着物って最高って
有難くお褒めいただく気持ちを受け取っております。


なで肩にいいのは洋服か着物か

タートルネックを着ると
顕著に頭でか子さんになります。


肩幅に対して頭がでかいので
すごく太った人に見えるし
背も小さく見られます。


洋服ってなで肩ように作られてないので
工夫をしないとバッチリ決まらない感じ。


着物だと
首は長く見えないし
肩のラインが袖につながりいい感じだし
華奢に見えるし痩せて見えるし♪


長身頭大なで肩さんは
着物、ほぼ似合うと思います。


何を選ぶのか、組み合わせるのかもあるので
絶対とは言い切れませんが。


胸が大きくていかり型の方が着物を着ると
しなやかに見えないだけじゃなく
ごつく太ってみられます。


でもそれも補正という工夫で乗り越えられるので
基本的に似合わない体型ってないはず。


ただ、
よりしっくり似合うよねって言葉が響くのは
なで肩さんだと思うのです。


洋服も工夫で乗り越えられると思いますが
着物ほど受け皿は大きくないような気がしておりまして。


やっぱりどっちがいいとかじゃなく
何がいいとかじゃなく
好きかどうかってことじゃないのかな。


体型がどうであれコンプレックスがあろうと
それを乗り越えるほど”着たい”と思えるものに出会うかどうかが
とーっても大事だと思ってます。



~まとめ~


着物は人を選ばない
選ぶのはいつも人の在り方と心


かおるーん




将来的に大人の着物と身体についてまとめたものを作りたいと思っています。サポートいただけたら嬉しいです!