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カナダ在住10年を終えて

みなさんこんにちは。tinaです。トロントもだんだんと気温も上がり過ごしやすい日が増えてきました。

私ごとではありますがカナダ生活約10年を終えて、今年の5月に日本に完全帰国することになりました。しばらくは日本にいながら次の自分のステップを考えていく予定です。

早かったと言われれば早いですが、自分が10年も海外生活をしたという驚きの方が大きいのが正直な気持ちです。
カナダに来たのは14歳の時でした。英語なんてまだままならなく高校のカナディアンの友達が何をいってるのかもわからない。反応したいから周りの友達と同じ表情をしてみる。yes か noしか言えない。そんな日々でした。
そこからいろんな人に助けられ、サポートしてもらいほんとにいろんなことを経験し学べました。

海外留学と聞くとキラキラしていて毎日いろんな友達と遊べるというイメージを持つ人もいると思いますが(私もその1人でした)、現実はそう甘くなくパーティーやフェスティバルなど楽しいこともたくさんありましたがそれ以上に自分に立ちはだかる壁も相当なものばかりでした。

ただここまでやって来れたのも周りの人が私のやりたいことを常にサポートしてくれ、全力で背中を押してくれたおかげでした。私1人だけじゃ到底できなかったことばかりで周りの人へは感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。
不思議とこの10年で留学を辞めたいと思ったことは一度もありません。辞めたいという気持ちが湧いてくる前に、ここまで来たら英語を絶対ものにしてやるという気持ちの方が大きかったように思います。それまではカナダでの留学は絶対にやり通す。そう思っていました。

ワインが私にとってとても大切で大好きなものになったのもカナダのカレッジ生活を通してでした。ワインを好きになってからは同じパッションを持っている友達や仲間にたくさん出会えました。そこでさらに自分の好きなことを仕事にしている人が毎日ほんとに楽しそうでした。

この春無事にカレッジを卒業し一区切りつきます。今までのことを自分ながらに振り返えった時、学生でやり遂げたかったことは全力を尽くせたと思いました。
それと同時に去年冬ごろ、日本のある新レストランからソムリエの仕事に興味がありますか?とお声をかけていただきました。その時にあ。これは多分カナダを去るタイミングだなと直感でそう感じました。

これまでの私の10年間にカナダという国が必要だったから居させてくれていたように、次は日本または別の国が待っているんだなと思っています。カナダはまたタイミングが会えば行ける場所だし私にとってはセカンドホームです。

これでカナダを去り、しばらくは長年楽しめなかった日本の生活を楽しみつつこのタイミングに身を任せ、次のステップで大好きなワインと共にどこまでいけるか挑戦していきたいです。

長々と書いてきましたがカナダでの生活を通して私が伝えたかったことは、あなたが主人公の一度きりのあなたの人生。少しでもやりたいことがあったらまずは挑戦してみてください。そこで違うなと思ったらまた別を探せばいいです。でもやってみないと分かりません。

そしてもし自分が心から好きなことがあったりそれを見つけられたなら舵を切っちゃって下さい。もしかしたら世間、周りから見たらそんなことしてるの?って思われることかもしれません。でもそれはあなたのやりたいという気持ちとなんの関係もありません。ぶっちゃけたところ、人生なんて楽しんだもの勝ちです。自分の好きなことを仕事にしている人のエネルギーパワーは凄まじいです。誰にも越せません。それに自分の好きなことをしていればタイミングもほんとによく会うんです。常に自分のコアの部分と合致しているから。

そしてその夢に向かって行く途中に出会う周りの人、今までこれから先とずっとサポートしてくれる人への感謝の気持ちは絶対に忘れないでください。それを当たり前のように感じ始めると軌道がぶれはじめます。特別なことをする必要はありません。ただその気持ちを常に自分の心のどこかに置いておく、そこに価値があると思っています。その気持ちとあなたのパッションがあれば時間はかかりますが望むところまで必ず、絶対にいけます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。私は学生を終えたばかりで仕事経験もアルバイトくらいです。なのでこれはあくまでも私のカナダでの生活、経験、いろんな人を見て、聞いて感じたことです。

ですが、この体験ブログを通して現在将来のことで悩んでいたり、なかなか踏み出せずにいる人に少しでも背中を押してあげられる一つの手段になっていれば嬉しいです。
コメントといいねいつでも待ってます。

今日はこの辺で終わりたいと思います😊

では次回のワインな暮らしまで乾杯🥂

tina 




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