おつかれ様です🫖

今日はほかほかな一日でしたな〜🌞

午前中に用事を終わらせて
夕方は笑点とちびまる子ちゃんとサザエさんみて一人でげらげら笑って
ご飯の後は缶詰と三ツ矢サイダーでフルーツパンチつくったりして
小学生みたいなゆったり日曜日を満喫しました🍊笑

そういえばこの番組たち、まだ岡山にいた時によく家族みんなで見てたな。。とぽやぽや思い出しました。

実家が二世帯だから、生息地:リビングのジイちゃんがテレビリモコンを行司さんみたいにいつもそばに持ってて。笑
すなわちチャンネルの権限もジイちゃんにあり。
田中家の日曜夜は「笑点、まるこ、サザエさん」がおきまりです。

それに比べて今は一人暮らしでテレビをつける習慣も前ほどなく、とりわけお芝居でくっていこうってしていると曜日感覚がほぼほぼ無。
稽古やオーディションがあればそこに向かって、それが無ければバイトで…みたいな生活していると、急に日曜日に自由な時間を与えられても特別なウェーーイ！みたいなの感じないんです。笑

今日、なつかしい番組を見て久しぶりに「サザエさん症候群」なる気持ちを思い出しました。
うわ、明日月曜ジャン！みたいな、急いで宿題やんなキャ、みたいな。

関係者からしたら「サザエさん症候群」て、とばっちりも甚だしい名前よね…。

東京にきてから、
普段乗る電車は朝と夜は曜日関係なく混んでるし
人気のカフェはいつもいっぱいだし
静かな夜、来るのおそいし

いつのまにかこうゆう息苦しいのに慣れてしまって、忙しくしてるからテレビを見る時間も無くなって、サザエさんに懐かしさを感じたのと同時に
「あ、私いま都会に溶けはじめてるな」
ってポカっと気づいたのです。
この感覚、たぶん東京生まれの人にはないのだろうなぁ…。

地元にいた頃ね、
上京した先輩や、本拠地が東京の俳優さんや歌手の人の話を聞いたら「東京住んでんのかぁ、かっこいいな〜」とかずっとおもってたし、
東京発信のラジオ聞いて、新宿やら渋谷やら恵比寿みたいな the東京！って感じの地名が耳に入ればワクワクしたりしてた

今のわたし、これを「東京ビジネス」と言っています。笑
カンペキな成美語録です。
「東京」もしくは「東京ぽい」ものにくっついているバリュー。東京に住んでいるすごいなって思う人たちは、東京に住んでいなくてもすごい。という事実。

岡山で美味い桃ばっかりかじって育ったわたしにとって、都会にある垢抜けたものたちはみんな刺激的！ってかんじ。いかにも「最先端です」「おしゃれです」「便利です」みたいな、東京ビジネスにめっちゃキラキラ憧れてました。笑

東京は、一人で気軽に食事を済ませられるお店みたいなのも地元の何十倍もあって便利だし、すぐに遊びに出かけられるし、出会いも豊かだし、テレビ局とかいっぱいあって垢抜けてるし、芸能人いっぱいすんでるし、交通の便も良い。

全部東京ビジネス！！！！

この東京ビジネスに慣れていくというのはとても危険で「便利で楽しい東京」で満足になって、「なぜわたしは上京したのか？」をナマヌルく考えはじめてしまう可能性を秘めているのです。
この、ナマヌルくやっていってしまうことを「都会に溶けきる」状態とおもってしゃべっています。

有難いことに、私の周りにはめちゃめちゃ努力家な先輩や友達がたくさんいて、バイト先も親かって位よくしてくれて、素晴らしい指導者の方にも恵まれていて、いまのところ溶けてはいません！

自論「都会に溶けてしまう」のには2種類あって

①ものすごい満員電車や、都会の短い夜、人の多さ・忙しさに慣れてしまって知らないうちに心が削れる、気づいた時には気持ちが積もってしまっている
②東京ビジネスに溺れてしまって、酔いしれちゃう

が、あるかなぁと思ってます。

個人的には最近は①の溶けるに、なりかける時があるから気をつけなきゃなぁ…と。
一年前養成所にいたときは②の方が危なかったです()

東京、めっちゃいいところなんです。
楽しい、美味しい、おしゃれ、うつくしい、いろんなものにすぐにふれられる良き都です。

でも、忘れちゃいけない！

わたしがここにきたのは、芝居をしたいから。
それを仕事にしたいから。
応援してくれる人をつくって舞台で輝きたいから。
わたしで、あなたを勇気づけたいから。

だから、
都会に慣れるのはいいけど、溶けちゃだめ。

今思ったら、地元にいた頃憧れてた東京の人たちって、やっぱ溶けてないんだよなぁ…。
いまでもずっとかっこいいなって思う人たちです。

都会に溶けそうになったら、日曜夜にテレビをつけて笑点、まる子ちゃん、サザエさんを見ようと思います。笑