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愛とツッチーのオタトーーク~第4回『ユーリ!!! on ICE』溢れでるユリオ愛

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「MIZUTAMA」編集部の愛とツッチーです。

マンガやアニメが好きな二人が好き勝手に語りつくすオタク系コンテンツ会議【愛とツッチーのオタト———ク】。

第4回は、ロシア特集にちなんで、ロシア出身の選手が大活躍したフィギュアスケートアニメ『ユーリ!!! on ICE』です。

『ユーリ!!! on ICE』とは
久保ミツロウと山本沙代の原案によるフィギュアスケートを題材にしたアニメ。2016年10月~12月まで放映。
大会で結果を出せず低迷していた日本人選手・勝生勇利が、世界選手権五連覇のレジェンド・ヴィクトル・ニキフォロフのコーチの元、ライバルたちと切磋琢磨しながらスケーターとしての成長し、グランプリファイナルに望む姿を描いている。
深い絆で結ばれる勇利とヴィクトルの師弟愛、ロシア選手で勇利のライバルとなるもう一人のユーリ「ユリオ」こと、ユーリ・プリセツキーら個性的なスケート選手たちが織りなす本物さながらのリアルなスケーティングなどで話題を集めた。

※今回の掲載写真は、すべて編集部員の知人の私物を撮影したものです。

力の入ったリアルな作りで魅せた『ユーリ』

:『ユーリ!!! on ICE』は、私はツッチーから「面白い」と薦められて見始めたので、ツッチーがなぜ見始めたのかが聞きたいです。

ツッチー:私は、深夜アニメは一通り、第一話を見るんですが、『ユーリ』は見た瞬間「これはすごいな」と思ってすぐにのめり込みました。「本物だな」という感じがすごくしたんです。解説者の声を元フィギュア選手の本田武史さんがあてているとことろか、とにかく力が入っていて「いいかげんじゃないアニメだな」と1話ですぐに感じたので、これは見なきゃと思いました。

:私もフィギュアで滑っているシーンが全然嘘くさくなくて、すごいなと思ったんですよ。あれは実際のスケーティングをもとに絵を作ったらしいですが、スポーツ漫画にありがちなうさんくさい必殺技とかもないし(笑)、フィギュアのGPファイナルとかもすごくリアルにやっているのもいいなと思いました。

ツッチー:しかも、放送期間がGPシリーズとかぶってたんですよね。なので、もう一つ別のGPシリーズを見ているみたいで、毎週楽しみでした。

あと、私の知り合いで、フィギュアがかなり好きな人がいるんですけれど、『ユーリ』は相当見ていたそうです。その人はかなりディープなファンなんですけれど、「チャオチャオ」って言ってたコーチのこととかも「あれは元になる人がいる」みたいな話をしていて、ちゃんとファンのツボを心得てるんだなって。わかる人にはわかってニヤッとする要素がいっぱいあったんじゃないかと思います。

共感したユリオと共感できなかった勇利

:出てくるキャラクターで誰がいちばん好きですか?

ツッチー:ユリオ(ユーリ・プリセツキー)ですね。

:私もユリオです。勇利、ヴィクトル、ユリオの三人の中だと、ユリオの心情に一番納得がいったんですよ。ヴィクトルのことを自分よりすごい人だと認めていて、振り付けを頼んでいたのに、彼が違う国に行って別の選手のコーチになってしまう。しかも、ヴィクトルを奪った形になる勇利は結果も出してないわけだから、腹が立つのもすごくわかる。アニメを見ているとき、ユリオくんに一番共感できたんですよね。

ツッチー:確かに、ユリオは感情が寄せやすかったなと思います。

:彼はビジュアルもいいですよね。華があるし、作品を知らない人でも、グッズとかだと彼に目がいくと思う。

ツッチー:妖精のイメージを引きずっていて、華やかな感じがありますからね。

:ただ、設定はまだ15歳だから、これから成長期で悩むタイプだろうね。

ツッチー:そこが彼はすごくしたたかで、4話で「俺はこの容姿でいられる時間が短いんだ。いま、利用できるものは、全部つっこんで絶対勝つ」って言ってて、自分の強みもこのままでいられないこともすべてわかってるんだなって。

::原案の久保ミツロウさんが言ってた気がするんですが彼はロシアのリプニツカヤ選手がモデルなんですよね。リプニツカヤ選手も強気な発言をしたり、演技がうまくできなくてキス&クライで涙をこぼしたり、妖精みたいだけど勝ち気で誇り高くて繊細な感じもあった。ユリオも、いきがってるけどただのヤンキーじゃない、きちんと誇り高いところがあって、私はとにかく全編通してずっとユリオに共感していました。

ツッチー:私もそうでしたね。ユリオは少年漫画的な突き進み方をしていて、ちゃんと芯の強さがあって。でも、見た目はしなやかな美少年で。

:女性的な美しさもあるんだけど、中身はクソガキっていう(笑)、非常に人間くさいところもありましたからね。

逆に主人公の勇利のほうは、ヴィクトルにひっぱってもらって、友だちもそれなりにいて、なんだかんだで世の中うまく渡れているよなあって感じがして、あまり共感できなかったんですよね。正直、ヴィクトルへの心酔の仕方もどうなのかなと思っていました。特に指輪を渡すシーンとか。勇利とヴィクトルの関係は師弟愛、人間愛という、ある意味尊いものとして描かれているとは思うんですが、それでも、勇利のあそこまで心酔する感じはどうなのよと、私は冷めて見ちゃったんですけど。

ツッチー:アニメの中でも語られていますけれど、勇利は恵まれた環境にいますしね。リンクが近くにあって練習も好きなときにできて、それを支えてくれる人もいるのに、その自覚が全然なかったっていう。

ユリオの好きなところをもう一つあげると、彼は勇利のことを「豚」とか「カツ丼」とかまともな名前でほぼ呼んでないんですよね。最後のファイナルの執念のフリーでも「今引退したら後悔させてやる。豚に食わせる金メダルはねえ!」というセリフを吐く。ファイナルは勇利が勝って終わるのかなと思ったら、彼は銀でユリオが金なんですよね。

:あれは、私は「いや、勇利が金メダルはないでしょ。そんな人生うまくいくもんですか」と思ってました(笑)。それだと、ユリオがいたたまれなさすぎるし。

それでいうと、他の選手たちは、自国のために滑ろうとしているピチットくんとか、自分の意志で滑る、やるんだ!みたいな意志をある程度を持っていた気がするんですが、勇利は極端な話、滑る目的のところもヴィクトルにほめられたいみたいなところがあった気がして。

ツッチー:確かに、彼は目的のところは自分周りにあるみたいな感じでしたね。

:ヴィクトル絡みで怒ってるユリオに対しても、なんか余裕がある感じが見えたからね。そのあたりでもイラつくユリオの気持ちのほうが理解できました。

ツッチー:なかなか褒められない勇利(笑)。

個性的なフィギュア選手たち ヴィクトルの人気のわけは?

:『ユーリ』で、他に心に残ってるキャラはいますか? 私は、ピチットくんはいい子だなと思いました。

ツッチー:あの作品ですごいなと思ったのが、他の選手たちもちゃんとキャラがしっかり描かれていること。それぞれの人の背景とかがしっかりわかるんですよね。ピチットくんは、自分が勝つことでタイにアイススケートの文化が根付かせようという大きな意志があるのがいいなと思いました。彼が滑っている「王様とスケーター」もすごくいい曲で。「ユーリ」は音楽もすごくよかったですね。

:ここで、ヴィクトルの話も少ししておきましょうか。彼は存在自体がなんか気恥ずかしいというか。愛情が深い人ともとれるけれど。私は、実際そばにいたら面倒くさいおじさんだなと思ってた(笑)。

ツッチー:そうですね。彼は、世界チャンプだからいろいろ許されるんだなって思いますね。勇利は憧れていた人だからいいですけれど、そうじゃない人から押しかけコーチで来られても困りますよね。

ただ、ヴィクトルは、五連覇をしたあとに、「次はどうしますか?」といわれて言葉に詰まったというのが、なんかわかるんですよ。驚かせることを目標にしてきたけれど、もう何をしてもみんなが驚かなくなってしまって、どうしようかなと思ったときに、突破口になるんじゃないかと思って勇利のところに行っただと思います。

:ヴィクトルが人気あるのって、おもにどういう理由だったのかな?

ツッチー:どこでしょうね。ただ、少年漫画の鉄則で、「主人公の近くにいる最強キャラがモテキャラになる」というのがあって、それを踏んでいる気はしますね。あとは、『ユーリ』は、年齢層が上の女性がわりと見ていたようなので、そういう人たちからすると、彼はかなりチャーミングに映るんじゃないかと。実力があっての我がままだったり、でっかい犬のマッカチンと戯れていたり、大人げないようなところもかわいいなって女性心をくすぐったんじゃないかと思います。ユリオだとまだ本当にガキっぽいんですけれど、ヴィクトルは大人の男だけどかわいいというのが魅力なのかなと。

:なるほどね。ところで、『ユーリ』は、続編やるかと思ったんですけれど、今のところないですね。

ツッチー:続編ありそうですけどね。ヴィクトルが選手に復活してからの話とかも描けそうですし。

:フィギュアはGPファイナルのあとに世界選手権もあるからね。四代陸選手権でピチットくんと戦うとかもありだろうし。一応、劇場版をやるという話は聞いているので、それを楽しみにしています。できれば、劇場版でもユリオに活躍してほしいです!

ツッチー:私もです! ということで、今回はユリオ推しの二人がお送りしました。

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ツッチー

Webマガジン「MIZUTAMA」編集部の一人。 MIZUTAMAホームページできました。 https://mizutama.press
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