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インタビュ−原稿のまとめかた

(Rallysメルマガ3月配信分)

薄目で机の上をぼんやり見てみるに、私はいま、インタビューを終えた文字起こし原稿を6本抱えている。

つらい。

つらくて、このメルマガのまえがきに逃げ込んできた。
その前には、牛すね肉カレーも作って食べた。美味だった。

でも、相変わらず6本の文字起こし原稿は、目の前にどしんと鎮座ましましている。


インタビュー記事を作るプロセスの中の、どこにやりがいを感じるかは人によって違う。

没頭できるパートでなるべく没頭できるように、その直前パートには丁寧に時間をかけるのが良い、というのが、現時点での私なりの方法だ。

ざっくり必要なパートはこうだ。
企画、下調べ、インタビュー、構成、執筆、推敲、編集、公開、拡散。

私は、執筆、それとカレー作りに情熱を傾けるタイプだが、カレーは直接インタビューには関係がないので外して良い。

つまり、私の場合、書き始める前に、テーマや伝えたいことを絞り込んでいく「構成」パートがとても大切なのだが、そのパートは向いているわけではないので「あ、これで書き進められそうだな」という手応えを得られるまでに、どうしても時間がかかってしまう。

逆に、構成に納得がいくと、執筆そのものにはそんなに時間はかからない。

とにかく思いついたら書き始めるという方法もあるのだけれど、現在のように6本も溜まっていると、それぞれの文体や構成を最初に構想しなければ、おそらく私自身が書きながら、別の原稿を模倣してしまう。

インタビューが充実したものであればあるほど、どういう構成で記事を書いていくかというビジョンも、繊細にならざるを得ないのです。


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