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物も、普段の光景も。“大事なこと”を見極める|ランドセルご愛用者さまインタビュー【白田さん編】

暮らしのリズムやそこから生まれるエピソードは、家族の数だけあるもの。普段大切にしていることや、こどもたちへ抱く思い、もの選びの基準など……。土屋鞄のランドセルをご愛用いただいているのは、どんなご家族でしょう。お宅にお邪魔して、お話を伺いました。

今回は、2020年ご入学用ランドセルのカタログでお写真をお借りした白田家のお話をご紹介します。現在小学4年生の理子ちゃんは牛革ベーシックカラー・茶×ピンクを、小学1年生の恭大くんは同シリーズの黒×水色を使ってくださっています。

暮らしに根付く、「大事にしたい」と思う気持ち

ーお家のインテリアが素敵ですね。ものを選ぶときのポイントはありますか?

家にしろ家具にしろ、新しさや古さにはこだわりが無くて。気に入って長く使えるものであれば、選んでいます。適当に買ってしまうと愛着がわかなかったり、扱いがおろそかになってしまったりするので......。何か買うときは、たとえ小さなものでも“大事にしたいな”と思えるものを選ぶようにしています。

ーそうなんですね。ランドセル、選んでくださって嬉しいです。

最初だからちゃんとしたもの、信頼できる品質のものを贈りたいと思って。信頼する友人が土屋鞄のランドセルを3人娘に贈られていたので迷わず、でしたね。恭大は「お姉ちゃんと同じのがいい」と言うくらい姉が大好きなので、もちろん同じところで。

ー子育ての中で気をつけているところはありますか?

(耳あてをつける恭大くんを横目に)
このように、大変自由でして......。

この間も、ゴーグルを着けたまま幼稚園に行くと言って聞かないので、“わかったよ”と送り出しました。こだわりが強いこどもたちの「これが好き」と言う気持ちを否定しない、邪魔しないように。本人たちの意思を大事にすることは、普段から心がけています。

ー2人は今、どんなことに興味がありますか?

ピアノ、そろばん、プール、新体操、造形教室など、習い事はさまざまです。忙しいですが、やりたいと言うならいいかなと。いずれ好きなものだけが残っていくと思うので、その過程で自分を見極められる人になってくれたら嬉しいです。

ー白田さんのお写真は、ふわふわの産毛や靴下を履く時の癖など、子供達の成長過程の切り取り方が印象的です。

私自身も、親が自分のことを撮ってくれていた写真を見るのが好きなんです。そういう風に見ていたんだな、とか、一生懸命撮ろうとしてくれてたんだな、とか思いながら、撮っている時の親の姿を思い浮かべて。例えば同じような写真が何枚も続いていたら、なんとかこの顔を収めたい、という気持ちで必死だったのかなと......。技術が無くたって、気持ちが伝わりますよね。

ーカタログでお借りした、生まれたてほやほやの理子ちゃんと京子さんの写真はお父さまが撮られたものですか?

(父・雅史さん)
そうですね。デジタルだと消えちゃうかもしれないと思って、必死にフィルムで撮りました。

ーあたたかいお話、ありがとうございました。物も、気持ちも、普段の光景も。「大事にしたいと思うこと」を見失わず、大切に愛でている白田さんご夫婦の下で、理子ちゃんと恭大くんがどんなふうに年を重ねていくのか楽しみです。

白田雅史さん、京子さん、理子(りこ)ちゃん、恭大(きょうた)くん
お母さんの京子さんは、躍動感あふれる人物写真を得意とするフォトグラファー。Instagramからも、理子ちゃんと恭大くんの日々をのぞくことができます。
 Instagram: https://www.instagram.com/kyokoshirata/
WEBサイト: http://kyokoshirata.com/