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2023/10/26 きらきらhot pinkのマインドで


アイドルマスターSideM 8thライブ「ALL H@NDS TOGETHER」まであと2日!

あと2日……

あと2日!?!?
本当に!?!?


これを毎日繰り返している。先週末には「1週間後!?」と言っていたのに、いつの間にかあと2日になってしまった。
私がSideMを知ったのが4月。それから半年間、ずっと待ち望んできたライブまであと2日らしい。時の流れって本当に早いな、と実感する。10月の末にライブがあるらしいと知った時は、遠い未来のことのように思えたのに……。

初めてSideMに触れた時の感想、何度読んでも楽しいな。4月8日にSideMを知り、これまで。少しずつではあるが、315プロダクションに所属するアイドル49人たちとも仲良くなれた気がする。
もう担当(推し)の次郎なんて激マブだ。来週一緒に飲み行くって約束したもんね。トリキでいい? 魚民でもいいよ。


私は小学生の頃からアイドルが好きで、ライブにも足繁く通っていた。しかしそれはあくまでも女性アイドルだけの話で、ライブに行くためにおしゃれをするとかうちわを作るとか、そういった男性アイドルの文化にはあまり触れてこなかった。

今回は初めての男性アイドルの現場である。公式グッズのペンライトはなんか丸くて可愛いし、でっかいうちわも公式に売られている。デザインも全て可愛くて、「男性アイドルを推している」実感になんだかソワソワしてしまう。

やかましい色でとても良い

私がプロデュースを担当しているユニット「S.E.M」のイメージカラーはショッキングピンクだ。画像は8thライブの公式ペンライトとリングライト。
ペンライトは全16ユニットすべてのイメージカラーを切替できる。S.E.Mのピンク色は「hot pink」という名前で表示されていた。

良い。hot pink…

hot pinkだなぁ……!!

彼らS.E.Mの平均年齢は28歳。山下が30歳で、舞田が23歳で、硲が32歳だ。アラサーというか最早三十路というか、とにかくそんな感じの歳食った大人に与えられた色が「hot pink」なのがめちゃくちゃ良いな、と思う。

hot pinkなユニットのオタクですよ! というアピールをするため、hot pinkな服を買った。

hot pinkだなぁ……!!

最近買った服の中で一番高価だし、これまで買った服の中で一番私生活での着方が分からないが、S.E.Mが出演するライブに着るための服としては完璧だ。
着てみたら案外似合ってびっくりした。hot pinkへの想いが成す化学反応かもしれない。

うちわも作った。

hot…

あれ……

なんか……

なんかダサいな……

なんで……?

「次郎」の文字はコンビニのネットプリントコンテンツから印刷した。今やうちわの中身でさえ企業が用意してくれる時代である。便利すぎる。最近、世間がオタクに優しすぎて「オタクは世間からするとありがたい存在なのかもしれない」と勘違いしそうになってしまう。

自分がド不器用であるということを完全に失念していた。この、文字の周りにラインストーンをぺぺぺぺ……と貼り付けるこの作業だけで気が遠くなりそうだった。
次郎のソロ曲に「GOLD〜No.79〜」という題名のついた曲があり、次郎自身「金」に強い思い入れがあるアイドルなので金色のハートをくっつけたんだけど、あれ?

なんかこう……インスタで見るような可愛いうちわに……ならないな……。

せっかくなので裏面も作った。


え……!!?!?

なんこれ!!


ダサい。どうしてこうなるんだろう。正直もう表面を作り終わった段階で疲れ果ててしまい「もうなんでも良いや…」となってしまい、突貫工事で作ったのは否めない。けどもなんで、なんでこうなるかな。

インスタグラムを見ると、可愛いグッズを手作りしているオタクがたくさんいる。
みんなおしゃれで、可愛くて、写真の撮り方や加工までもおしゃれで、器用で、可愛いものを自分で作り出している。
すごいことだと思う。なんでそんなことができるんですか。

こうしたキラキラしているオタク文化を見ていると、「好き」の気持ちを表現する方法はたくさんあって、その多様化が広まっているなぁと思う。

私が一番好きなアイドル・次郎は30歳。自分のことを「おじさん」と呼び、自分がアイドルになることについても自身が一番意外に思っている節がある。
しかしそんな次郎がビッカビカのhot pinkな衣装を着て、キラキラのアイドルを頑張っているのなら、私もキラキラに可愛い応援を贈りたいなと思うのだ。
だから、現代のいわゆる「推し活」文化にも乗っかってうちわを作ってみたはいいものの、「人間誰しも向き不向きがあるよなぁ」という感想を自分で言って終わった。
うちわは昼過ぎに作ったのだが、今見てみたらもうラインストーンが剥がれている箇所がありめちゃ落ち込んでしまった。これどうしようかな。会場に持って行っても終わる頃には全てのラインストーンが禿げ、終演後には私の席の周りだけやけに光る石が落ちている惨事になりかねない。

ちなみに、公式グッズのうちわも買った。

届いた時、段ボール箱の一番上に入っていたので、箱を開けた瞬間に巨大な自担の顔が登場して思わず叫び後ずさった。首を痛めたポーズが似合っていて素敵ですね。グッズ名が「ジャンボうちわ」なだけあり、かなりデカい。

くっそ〜……。
それにしてもやられっぱなしは癪なので、「うちわは向いてなかった」ということにして違うものを作ることにした。ここで「もう自分でグッズを作るのはやめにしよう」とならない自分のバイタリティは一体どこから来るものなのだろう。


余っているトレカがあったので、硬質トレカケースを作りました。

え……!?

かわいいじゃん!!!!


案外可愛くできてびっくりした。さっきのうちわは何だったんですか?
シールを選んでぺたぺた貼り貼りしていると、なんだか小学生にタイムスリップしたような心地になる。可愛いシールで可愛い推しをデコるのは楽しい。「デコる」という言葉を使ったのも久々だ。

それにしてもうちわとの差が酷い。
やっぱり私にうちわは向いてなかったらしい。
せめてトレカケースは可愛くできて良かったです。これも失敗したら本当に落ち込んでいたと思う。


ともあれ、SideM8thライブまではあと2日!

あと2日!?!?

やっぱりビビってしまうが、そろそろ覚悟を決めてライブに備えなければならない。全力で楽しむ覚悟を決めよう。何せ明日になってしまえば、SideM8thライブは翌日なのだから。

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