時間感覚


自分は基本的に時間の感覚が緩い方です。

一応遅刻だけはしないように気をつけていますが、それでもやはり約束の時間ギリギリになってしまうことが少なくありません。

特にコンビニ時代。

夕~夜勤~お昼~そして夕方という今思えば鬼のようなシフトで働いていたときは、寝過ごしてしまうことも多く、スタッフのみんなにはかなりの迷惑を掛けていました。

本当に申し訳ないです…

あとはまあ、仕事以外はてんでだめです。

プライベートの約束では大遅刻はないものの、5分、10分の遅刻はざらにあり、整骨院の予約に間に合わないということも多々あります

今の会社はとてもブラック、もとい自由な会社なので、タイムカードがありません。

労基署が来たら一体どう言い訳するのだろうという疑問は一度置いといて、一応10時出社と決められてはいますが、先輩たちそれぞれの仕事のスケジュールがばらばらですので、守ったり守らなかったり様々です。

なので、少しくらい遅れてきてもそこまで目立ちませんし、特に反省文を書くと言った罰もありませんからこの点に関してはここの会社でよかったなと胸をなで下ろしています。

でも、子供のころは祖母によく怒られていました。

『もっと早く準備しなさいって言ってるのにどうして遅れるの!』

いや、準備してはいるんですよ。

でも、困ったことに『出かける直前になるといろいろなことが心配になる』っていう症状を持っているため、なかなかスムーズに出発できないんです。

『財布持ったっけ?』

『窓締めたっけ?』

『携帯忘れたから取りに戻っていい?』

まあ、祖母の立場だったらイライラしますよ。

だからあまり出かけるのが好きではありませんでした。
その反面、祖母はそういうトラブルを起こしているのを見たことがありませんでした。

『なんでおばあちゃんは出かける前に慌てないの?忘れ物とかしないの?』

何かの拍子でこう聞いてみたことがありました。

『一回チェックしたらもうそれで済むことでしょ?それに忘れ物したら諦めることにしてるの』

堂々と答えていました。

やっぱりこれは『気の持ちよう』なんでしょうか。

今でこそ『強迫性障害』とか『ADHA』とかいろいろなことが認知されてきてはいますが、昔はそんな言葉すら聞いたことのないって人が大半でした。

だから自分のような人は『おっちょこちょいで周りに迷惑を掛ける人』みたいな感じで片付けられていたのかなって思います。

祖母は多分、そういう精神的な特徴は見てる限りはなかったんですよね。

足と手が不自由というハンデはありましたが、自分のような忘れ物はないし、言われたことはちゃんと覚えているし、マルチタスクの代表格の料理に関しては毎日スムーズにこなしていましたからね。

でも、この『忘れたら諦める』っていうどっしりとした心構えも必要だと思います。

ものによっては困ることはあると思いますが、携帯でも財布でも、忘れたからと言って命まで取られることはないと思うんです。

この開き直りみたいな感覚が、逆に忘れ物をしないってことに繋がっているのかもしれませんね。

それでも可能な限り忘れ物はしたくないので、次回はどうやったら忘れ物をしないで出かけられるかってことを書いていきたいと思います。

もしよかったらお付き合いください。

よろしくお願いいたします。

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