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有機ゲルマニウムの凄さについて④

★有機ゲルマニウムの鎮痛作用について
激しい痛みは回復を妨げる
「末期ガンの問題の一つは痛みとの戦い」ともいわれ、ペインクリニック(痛みの治療)という専門科目さえあります。痛みという絶え間ない苦痛が体力を消耗し、自然治癒力を阻害して、ガンの進行を早めてしまうという反省も込められてのことでした。
これほど深刻な場面ではありませんが、歯痛、腹痛、頭痛、関節痛など、私たちは痛みによって、挫折の辛さや健康のありがたさを知ってきたともいえるでしょう。
ときには「痛みは治癒を促すサインだ」という人もいます。痛みが病気を教えてくれるというのですが、願わくば痛みを軽減しつつ、同時に治癒を促進したいところでしょう。
ところが有機ゲルマニウムには。実はその働きが期待できるのです。

●モルヒネと有機ゲルマニウムの鎮痛効果
(その似て非なるその鎮痛作用)
実験の一つは、ラットやマウスに酢酸刺激、熱刺激、圧刺激を与えながら、有機ゲルマニウムとモルヒネ(鎮痛・麻酔薬)を投与して行われました。
すると、どちらにも同等の鎮痛効果が現れました。さらにモルヒネの効果を打ち消すことがわかっているナロキソンという薬剤を有機ゲルマニウム組のマウスに投与すると、鎮痛作用が消えたのです。
この事実から有機ゲルマニウムはモルヒネ同様の鎮痛効果があることが分かります。

実験の概要イラスト

しかし、すでに別の実験で、有機ゲルマニウムの場合はモルヒネのように意識が朦朧としない事や、モルヒネとの併用でゲルマニウムの鎮痛作用が増すことが確認されていますから、この働きは実際の医療現場でガン患者の疼痛軽減や、回復の妨げになるとされる麻薬類の使用量を減らせるというメリットに結びつくのです。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
いよいよ次回は「有機ゲルマニウムの凄さについて」の最終回⑤となります。

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