3回目のワクチン接種のお知らせが届いた

12月29日。やっとのことで仕事納めでした。
来年は2年に1度の診療報酬改定の年ですし、院内的に大きなプロジェクトがあったりもするので何かと忙しい年になりそうであるということを見越して、休める時に休みたいのですが、仕事始めは1月1日です。(ノ∀`)アチャー

そんな折、我が家のポストにこちらが届いていました。

写真と全然関係ないけど、スマホで撮影するときにスマホの影が映らないようにするにはどうしたらいいのでしょう?

冒頭の文章でもお分かりのとおり、一応、医療従事者というカテゴリーの中に入る仕事をしている関係上、新型コロナウイルスワクチンの接種は割と早い段階で済ませておりまして。2回目接種後8かg…もとい、6ヶ月以上経過している医療従事者に対し、3回目の接種券などの諸々が送られてきたというわけです。

(2回目接種から8ヶ月だとか6ヶ月だとか国の方針がブレブレで、結局は末端の医療の現場に皺寄せが来るんです。自分のところにこれが届いているということは、居住地内の他の医療従事者のもとにも同じものが届いているわけで…年明けから問い合わせゴリゴリ来るんだろうなぁと思うと、今から胃が痛くなりますね…。そもそもが2回目から8ヶ月という前提でこっちも予定組んでますからね…年明けにもう一度確認せんといかんな、これは…。)

いつまでもCOVID-19が収束しないと、このワクチンも年に1回とか定期的に打ちましょうみたいなことになるかもしれません。そうなると、いつまでも国が全額公費で負担しますよみたいなこともできなくなると思うんです。現状でワクチン接種に自己負担がないことも感染した人の医療費を国が全額公費で面倒を見ていることも全部あくまで「コロナ禍だから特例でやってます」ということでしかないのです。「特例」は「特例」なので、いつまでも続くものではないのです。きっとどこかで「特例やーめた!」って国が言い出す時が来ると思うのです。来年の診療報酬の改定の議論で個人的に見ておきたい第一はそこです。オミクロン株が出てきて、また新規感染者数が増えつつある状況で、すぐに全部の特例をやめますとはならないと思いますが、一部の特例については来年の改定を機にやめますとなる可能性はなくはないと思うので、注意深く見ていきたいと思っております。

あ、そうそう。明後日(12月31日)からCOVID-19の抗原検査やPCR検査の保険点数が下がりますので、それはお知らせしておきますね。なんで12月31日からという中途半端もいいところのタイミングで点数改定するのかよくわからないのですが、国がそうやって決めたので下がります。詳しくはこちらをどうぞ。

院内でPCR検査を行う場合の点数が1350点から700点に。抗原検査についても定性の場合は600点が300点にと、ほぼ半額に下げられることになりました。エグいですよね。コロナ禍の影響で、企業努力が限界を超えて値上げに踏み切る事例が増えているのに、医療の世界は違います。国の一声で「商品」の価格が一気に半額に下げられてしまいます。値上げしろとまでは思いませんが、下げるにしてももうちょっとどうにかならんかったのかというくらいの下げ幅です。

なので、具合悪くなって、年末年始に医療機関にかかられる方はそこらへんもちょっと注意して領収書とか見てみてください。

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