プラ製ストロー変える前にお箸を国産材割り箸にその6。

 前回の投稿が9月だったのでだいぶ間が空いてしまった。
正月中ということで、その6 まだ完結しません。色々知ってほしいことがまだあるので。
 前回からの3か月ちょっとの間で、プラ製ストローを辞める飲食店がだいぶ増えてきた。紙製、木製、金属製等のストローを開発して販売するメーカーも色々出てきた。
 この間、割り箸を国産に変更するというニュースは全く出てこない(私の情報収集能力の限り)。

 12月、東京オリンピック、選手村の食事を提供する会社が決まったとニュースで知りました。
 エームスサービス株式会社さん。
 ”東京2020大会における飲食提供に係る基本戦略について”という委員会があるのご存知でしょうか。以下のページに”飲食提供にかかる基本戦略が書かれています。
目次の5.5.4に”間伐材を活用した割り箸の利用”というのが書かれているんですね。

画像1

https://tokyo2020.org/jp/games/food/strategy/data/Basic-Strategy-JP.pdf

そこで、エームスサービスさんのHPのお問い合わせからメッセージを送りました。ぜひ、国産材の割り箸を使ってくださいと。

 選手村の建物に使われる木材を日本中から無償で集めているの御存知でしょうか。岐阜県も市町村が連合して、納めることになっています。私の住む郡上市もその一員。私自身は無償提供というのが納得できないので、このような取り組みには反対の立場です。しっかりとした山への対価を払って国産材を使って頂きたい考えなので(12月25日に製材を開始したというニュースがありました)。
 
 5.5.4にあるただ国産材の割り箸を使うというだけでなく、使い終わったものは木質バイオマスとして、最終的には熱利用するというところまで仕組みを作っておこなうともっとわかりやすい。
 割り箸というマテリアル利用した後、最終的なリユースとして、サーマル利用する。分かりやすいのはまだ廃材利用している銭湯に燃料として供給すれば面白いと思います。より外国人が知れば来るかもしれない。
 

 エームスサービスさんにメールをお送りしたら、ご担当の方からちょうど、岐阜県の方と合うのでこのような提案があったこと伝えますと返事が来ました。
 5.5.4に謳っているので、おそらくどこかの食堂では使われることになるのでしょう。
 ただ、それが寄付という形にならないことを祈ります。しっかり対価を払って使って頂きたい。
 そして、多くの外国人の方に、プラの箸で麺類食べるより割り箸のほうが食べやすく、清潔で、資源の無駄ではないことを理解していただける取り組みにしてほしい。
 2年後、多くの欧州の国では使い捨てのフォークスプーンは使用禁止になっていると思います。その時、割り箸のカトラリーとしての価値が世界に認められるようになればと思います。
 割り箸は使い終わったら、ごみではありません。使い終わった割り箸は熱利用すれば資源となります。

  

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