22/7 東名阪ツアー『14』大阪公演 at Zepp Nambaレポート

 お久しぶりの更新です。この土日月で、大阪遠征をし、個人的大本命である22/7の東名阪ツアーに参戦しました。会場はZepp Namba。生まれ育った地で高校までと、大学院時代に慣れ親しんだ土地ですが、Zepp Nambaは初めて訪れました。今回はそのライブの感想を上げます。

会場のZepp Namba

 22/7のライブは、11月14日、4th ANNIVERSARY LIVE以来。その時からは、メンバーが3人抜けて、新メンバーが8人入った。ファンクラブ限定横浜公演、名古屋公演は平日だったので参加できず、大阪で初めて新メンバーのパフォーマンスを見ることになった、というのは私の他にもかなりいることだろう。
 新メンバーに対しては、本当に肯定的な意見が多く、すでに完成されたパフォーマンスとMCでの初々しさ両方が評価され、前情報としてTLに流れてきていた。なので、不安よりも期待の方が大きかったのだが、実際にライブを見て、想像以上に良かった。
 まずなんといっても、りのちこと望月りのちゃん。あなた、本当に新メンバーですか、と言いたくなるくらい完成されていた。配信では元気を振りまいていて、キラキラしている印象だったのだが、歌唱は意外にも太く力強い。その高い歌唱力を買われて、卒業メンバーである帆風千春さんのパートを多く受け継いでいた。特に良かったのが、『君はMoon』でのなごみん(西條和さん)とのダブルセンター。正真正銘のセンターであるなごみんの声との相性が非常に良く、儚げななごみんの歌唱を低音で優しく支えるようなりのちの歌声の組み合わせは鳥肌が止まらなかった。
 新メンバーは、人前でのパフォーマンスはこれで3回目。にもかかわらず、既に個の魅力を確立しているように思えた。
 特に目を奪われたのは、まおすけこと、麻丘真央さん、元フェンシング選手という異色の経歴でダンスは未経験ということだったが、ダンスがダイナミックで、かつ、曲に入り込む様に、ひときわ凄みを感じた。他のメンバーでは、キレのあるダンスに思わず目を奪われてしまう月城咲舞さん。非常に澄んでいて優しい声の清井美那さん。とにかく、またすぐにでも見たい、何回でも繰り返して見たいと思わせてくれるパフォーマンスだった。
 韋駄天娘、君はMoonは新メンバーのソロパートも多く、代表曲ががらりと色を変えてきて新鮮だった。この2曲と、シャンプーの匂いがした、で新メンバーの魅力が全面に押し出されていたように思う。ライブを見るまでは、新メンバーは先輩メンバーよりは目立たない役回りになるんじゃないか、とも思っていた。が、蓋を開けてみれば、先輩メンバーをリスペクトしつつも必死に喰らいついてくる新メンバー、という理想的な新体制となっていた。
 もちろん先輩メンバーのパフォーマンスも圧巻だった。特に凄かったのは、なごみん。なごみん推しからは「何をいまさら」と思われるかもしれないが、なごみんが歌うパートだけ明らかに世界が違っていた。なんというか、22/7が伝えようとしている世界そのものが、なごみん、と言うべきか(何言ってんだコイツ)。22/7のセンターは、なごみん以外ありえないのだな、と思い知らされた。
 ちなみにここまで全く触れてなかったが、私の推しメンは、天城サリーさんである。今回もペンライトを黄色に光らせて、ひたすらにアピール。かなりレスをもらった気がする。ポニーテールは振り向かせない、のサビでの一人だけ明らかに違う腰つき、ダンスのしなやかさを今回も堪能した。
 あと、これは満場一致のベストシーンだと思うのだが、白沢かなえさんのjust here nowでの「理由がなきゃダメ?」(ドS風味)。もう、悶えたもの。22/7のライブは、曲中のセリフの演じ方が、回によって変わるのが、醍醐味なので、次のツアーラスト昼夜公演も非常に楽しみである。
 会場でのナナニジおみくじ(リアル)は、なんと推しメンのサリたん(中吉)。あと2回引くチャンスがあるので、かなえる、れいにゃんが引けるか? それとも新メンバーか、ほかのメンバーか。こちらも楽しみ。

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