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【デジカ】制限カードとドラゴンズロア環境Dブリガードデッキ

こんばんは。今回投稿するのは久しぶりにデジカの記事です。

7月末にテーマブースターのドラゴンズ・ロアが発売となりましたが、8月中に禁止・制限カードの発表が控えていましたのでそれまでは記事を投稿する意味がないと考えていました。

制限カードについてはなぜか海外で先行で発表されていた2枚がありまして、それが ジェットシルフィーモン と 氷見友樹 でした。

ジェットシルフィーモンはようやく逝ったかと言った感じがありますが、友樹がこのタイミングで制限される意味が正直わかりませんでした。ここで制限しておくくらいならば、R4.2.1から適用された制限・禁止カードに含めておけば良かったのでは?程度の感想です。6月のエボリューションカップで青ハイブリッドを使用していた人は、少なくとも私は見かけませんでした。環境にいないカードを制限して何の意味があるのかなと感じます。

そして先週の19日にようやく正式発表が行われました。海外で発表された制限カードに加えて何が対象になるのかなと、9月から2度目のエボリューションカップが開催されるのもあって発表自体を楽しみにしていたユーザーは多かったと思われます。そんな中発表されたのがこちらでした。

え?追加の制限カードはドルグレモンのみ???

その日はタイムライン等で落胆の声が後を絶たなかったですね。それもそのはず。10弾環境で上位デッキとして頻繁に目にしていたのはこちらの3つでした。

・クロスハート

・アルファモン

・赤黄ハイ

クロスハートはX4連打による詰め性能を備えつつ、圧倒的な展開力とセーブによる盤面処理耐性で序盤からリードを奪いつつ逃げ切るタイプ。

アルファモンは準備期間こそ必要ではありますが、キーパーツが揃ってしまえば逆転不可能に近いパワーと消滅耐性を付与してからのワンショット。

黄ハイブリッドはジェットシルフィーモンのリカバリーでセキュリティを増やすことで相手をゴールから遠ざけつつアタックを決め、自身は太一&ヒカリなどの効果で余剰メモリーを確保して最後は手数で攻め勝つタイプ。

この3者間で既にそれぞれの相性差もありますが、各々がデッキとしての性能が高めなのもあって優勝報告はこのデッキタイプが数多く報告されていました。

そんな中で今回制限カードが更新されました。その内2枚はアルファモンと黄ハイブリッドに大打撃を与えています。逆に、信じられないことではありますがクロスハートは何の制限もされていません。3種のデッキで拮抗していた環境においてライバル2種がデッキの核とも言えるカードを奪われたところ、野放しにされたクロスハートが頭1つ以上抜き出るのは目に見えていると言えるでしょう。そのため、9月の大会の中心は間違いなくクロスハートになると思われますので、エボリューションカップで好成績を残したいのであれば「クロスハートを持ち込む」か「クロスハートに滅法強いデッキ」を組んで行くのが望ましいでしょう。

クロスハート自体が5月末に発売された第10弾のカードであることを思うと、もし今回の制限カードにクロスハートのカードが名を連ねていたら僅か3か月足らずで制限入りすることとなっていましたので、今後も商品を販売していく上ではこの方針は正しいと言えるでしょう。

しかしながら、今回の制限カードでプレイ環境が健全化するのかと言えばまったくそんなことはありません。クロスハートへの対抗馬足り得るデッキ2種が失速したので、9月のエボリューションカップではクロスハートの使用率がこれまで以上に上がることとなるでしょう。

10年程前に発売されていた「ガンダムウォーネグザ」という、同じくバンダイ産のカードゲームでは発売後3か月程度で禁止された『決戦兵器投入』というカードがありましたので、この時期に制限を発表するのであれば勇気を持ってクロスハートのカードにも制限をかけて欲しかったですね(※制限するのであればシャウトモン X4が妥当だったかなと考えています)。

シャウトモンX4を制限しないのであれば、今回のような下手な建前だけの名ばかり環境整備はして欲しくなかったというのが本音です。

そんなネガティブな話はここまでにして、せっかくなので新弾のカードを使ったデッキを1つ紹介しておきます。


SRで収録されたダークドラモンを採用したDブリガードとなります。

シールズドラモン

タンクドラモン

ダークドラモン

進化するのはこれらの各4枚ずつのみで、基本的には成長期のカードを並べることで相手のセキュリティに迫っていきます。

この進化ラインのみに採用を絞っているのは、この進化ライン以外でダークドラモンになっても相手にとって脅威ではないからです。

上記のラインで進化が決まると、

ダークドラモンのアタック時にタンクドラモンの進化元効果でデッキトップの2枚からコマンドラモンを登場させ、

ダークドラモンの効果で、タンクドラモンの進化元効果で登場させたデジモンの登場コスト以下のデジモンを消滅させつつダークドラモンがアクティブに。

さらにここで登場したダークドラモンはシールズドラモンの進化元効果で速攻になるというオマケつきです。

ダークドラモンが進化する際トラッシュから5枚の特徴:Dブリガードを持つカードをデッキの上に戻せますので、トラッシュには予め4弾のコマンドラモン、ブロッカーのコマンドラモンの2種類は最低でも送り込んでおくようにしましょう。

デッキの2~3枚目に3弾コマンドラモンを、4~5枚目にブロッカーのコマンドラモンを仕込む様にすると動きに無駄がありません。

育成エリアでシ-ルズドラモンを作り、光子郎がいる状態で育成エリアからバトルエリアに出してタンクドラモンに進化すればOKです。ダークドラモンで2回とコマンドラモンの速攻で、合わせて3回攻撃が決まります。
※タンクドラモンの進化時効果でDブリガードを登場させるかは盤面と相談しましょう(このタイミングで登場させるとシールズドラモンの進化元効果で速攻が付与されてしまうため)

なお、今回のリストではエグザモン対策としてデクスモンを3枚採用しています。なるべくエグザモンを出される前に先出ししておきたいですが、相手に先に着地されたとしても退化効果で剥がせることが出来るのが偉いですね。

また、先述したクロスハート対策として懐かしの「オメガモンズワルト DEFEAT」を採用しています。ドラゴンズロアのダークドラモンへの進化が決まらなくとも、4弾の速攻のダークドラモン素出しから直に進化出来るパターンもありますので意外と進化する局面はあると思われます。加えて、このDブリガードがアグロ寄りな構成ですので、セキュリティから着地したときも攻撃回数が増えて状況を有利にしてくれると期待しています。

今回のデッキ紹介については以上になります。最近はワンピースカードゲームについてばかり触れていましたが、デジカにつきましても記事の執筆は継続する予定ですので今後もよろしくお願いいたします。








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