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撥水加工の規制 PFHxS 雨傘・日傘に与える影響について

撥水に関わっている方なら既にご存知と思います。
下記リンクの通り化審法が改正され、PFHxS及び使用製品は規制の対象となります。


結論

こういう新しいことが始まると、結構私のところに問い合わせが入るのですが、結論 現時点で傘は対象外 です。
ただ私は法律の専門家でもないし、PFASフリーの専門知識を持っている訳ではないので、最新の調査はそれぞれの自己責任でお願いします。

また今後永遠に”傘は対象外”とは言い切れないので、今後に向けては非フッ素系の撥水については、研究が必要だと思います。


既にPFASフリー(フッ素を使用しない)はあるが・・・

このように、既に非フッ素の撥水はあるのですが、傘にはまだまだ高くて、容易に使えないのが現状です。

また一般的に、非フッ素系の撥水は撥水力が弱いというのが私の認識です。

また傘業界がメインで仕入れている、中国や台湾の生地メーカーさんも、これら規制に対応すべく目立った動きはありません。

※詳しいことはわかりませんが、欧州においても傘は対象外と聞いており、技術開発が進んでいないのが現状です。が、ストックホルム条約(POPs条約)では「個別の適用除外なし」「廃絶」となっています。


参考


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