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QRコードを10色で縫ってみた結果・・・

こんにちは!カワシマです。

皆さん、QRコードをスマホで読み取ったことはありますでしょうか?
今回は世の中に無くてはならないこのQRコードを刺繍したものをご紹介していきます。

まずはQRコードを刺繍するにあたり刺繍データを作成しなければならないのでQRコードが必要になります。・・・が!
お客様がQRコードをお持ちでない場合、URLさえいただければカワシマでQRコードに変換して刺繍データ作成まで一括で対応することが可能です。
ですのでご依頼の際はお気軽にご連絡下さい。

用意したQRコードは2種類、Tシャツで使われるような生地に刺繍したものとワッペンタイプにしたものでそれぞれ10色刺繍しました。
その結果、驚きの事実が発覚したわけであります!

生地に刺繍したもの

大きさは3㎝×3㎝  黒・赤・青・白・緑

まずはこちらの5色。
大きさは3㎝×3㎝の刺繍です。QRコードが非常に細かいのでこれが最小という感じになるかと思います。(大きくなるのは大丈夫!)
刺繍した生地はTシャツに良く使われる綿100%の天竺編みの生地です。
スマホのカメラで読み取れることが確認できています。

(有)カワシマのHPにリンクさせたQRコードです

お次はこちらの5色をご覧ください。

グレー・黄緑・水色・ピンク・黄色

実はこの5色のうち、4色がQRコードを読み取ることができなかったんです。
正解は後程説明しますので、次のワッペンタイプをご覧いただこうと思います。

ワッペンタイプ

生地と同様、白と黒の生地をベースにして刺繍します。
ワッペンは基本的に輪郭を必要とするので、その分少しだけサイズが大きくなります。

こちらも10色刺繍。のり付きで最後にヒートカットして完成させます。

天竺生地の時とは違い、このワッペンの方が刺繍が綺麗に仕上がります。天竺生地は伸縮性があるので刺繍している最中に生地が多少引っ張られるのですが、ワッペンで使用したベースの生地はポリエステルかつ伸縮性が無いので縫い縮みも起こらず綺麗に縫うことができます。

輪郭のあるワッペンタイプも同じ5色は読み取ることができます。

さて、問題は次の5色です。天竺生地のときと同様に4色が読み取ることができませんでした。
天竺生地に刺繍したものと、ワッペンタイプと同時にご覧ください。

四角形は反応しても読み込むところまでいけない

そうです、黒の生地に黄色で刺繍したもの以外の4つは読み込むことができませんでした。
読み込めない色が共通しているのでデータや縫い方ではなく、完全に刺繍糸の色の問題ということが判明しました。
ではどうしてそうなってしまうのか、下記、QRコードの読み込む仕組みをコピペします。↓↓↓

QRコードスキャナは赤色光の照明によりQRコードを捉えています。 そのため、背景色も印字色も赤い光を反射または吸収する色の場合、QRコードを認識できなくなり、読み取ることができません。

クルクルマネージャー

赤い色を反射または吸収する色ってなんぞや・・・???
いまいちピンとこなかったのですが、ものすごーく簡潔に要約するとベースに対して薄い色は反応しないってことですね!
今回読み込まなかった4色に共通しているのは、淡色でかつ生地色に馴染みかけているという点でした。
なのでもし黄緑や水色、ピンクを黒い生地に刺繍したらQRコードを読み込む可能性はあります。
グレーは白と黒の中間色なので難しいかもしれないですね・・・。

結論:はっきりした色で刺繍しよう!

QRコードは刺繍に限らず読み取ることができないと意味がありませんよね。
「白いTシャツに可愛いピンクで刺繍したい~」という場合は読み取ることを諦めてただの飾りにすることになります。笑

特にワッペンタイプはプレス機やアイロンさえあれば接着することができるのでアイテムを選ばないというメリットがあります。販促グッズとしてはかなり有効なオシャレアイテムに変身させることができるので是非ご検討下さい。

値段はいくらくらい?

ワッペンなのかTシャツなのかと、さらには個数(枚数)や加工の位置などで値段は変わります。
詳細はHPの問い合わせフォームからご連絡いただければと思いますが
ご参考までに50個刺繍した場合と500個刺繍した場合の見積もりを税抜きで記載します。※刺繍データ代や送料、消費税は別途発生します。

【Tシャツの左裾に刺繍した場合 50枚】
1枚あたり600円
【ワッペン作成費 50個】
1個あたり700円

【Tシャツの左裾に刺繍した場合 500着】
1枚あたり300円
【ワッペン作成費 500個】
1個あたり250円

Tシャツの刺繍は上記で頭打ちですが、ワッペンに関しては1000個以上で
さらに安くなります!

この機会に是非QRコード刺繍、ご検討下さいね!

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