春爛漫の四国を行く。vol.2

さてさて。こんばんは。
今回は前回の続きから。四国旅です。

坂本龍馬をはじめとする、偉い方々のどでかい銅像に見送られ、
朝食を目指し、いざひろめ市場へ向かう。
朝の高知。5月。快晴。すこぶる気持ちが良い。
駅前には路面電車が通っている。
ゴールデンウィーク真っ只中にも関わらず、人はまばら。時間の問題なのだろうか。

ひろめ市場に向かって歩いていると、「はりまや橋」を発見。
残念遺産のようなものに指定されていて、なんだかかわいそうなスポットになってしまっている。可愛いサイズの真っ赤な橋である。橋の横にある説明が書かれた看板を読んでみたけど、なんて書いてあったか忘れてしまった。
せっかくきたので、橋の上を通過してみた。

どこにでもありそう・・・

駅から15分ほど歩いただろうか。アーケードの中に、ひろめ市場を発見。
開店して間もないのに、中には地元の人、観光客がいっぱいいた。
お目当ては、鰹のタタキである。昨日の夜行バスの中で、口コミが高い店をピックアップしておいた。
列に並んでいると、ガラスの向こうで炎を上げながらカツオを焼いている。朝からとても激しい。観光客はカメラを向けてみんなパシャパシャ写真を撮っている。
朝から贅沢なご飯。席はフードコートのようになっていて、混んでいる時は相席になるそうだ。
味は美味しかったが、学生時代にアルバイトしていたご飯屋さんの鰹の土佐造りのほうが、美味しいと感じた。

かつおは味が少し違う2種類注文。右奥はウツボの天ぷら

食後は、周辺を散歩。
新緑がとっても気持ちが良かった。
緑の上から顔を覗かせる高知城。看板で説明は読んだが、内容は全く覚えていない。

さて、ここからバスに乗り、ヒッチハイクの出発地である桂浜を目指す。
観光地を回るバスが便利だと観光案内所のお姉さんに教えてもらった。
バスが到着すると、中は満員。バスはレトロチックで可愛かった。
せっかく少し割高な観光用のバスチケットを買ったので、手前の竹林寺で降りてみることにする。
四国八十八ヶ所巡りの一寺である。よって、人生初のお遍路お寺は竹林寺さんとなった。境内は静かでとても落ち着いている。
白装束姿で、杖をもったお遍路さんとご対面。一緒に本堂に手を合わせると何か唱えている。少し後で知ったが、寺ごとに唱えるお経があるらしい。
カフェでこのお遍路文化について、色々と調べてみたが、詳しい内容は忘れてしまった。でも、いつか自分もやってみたいと、そう感じたのである。

春らんまん。

NHKの朝ドラで人気を博している牧野植物園を横目でみながら、桂浜を目指す。バスの車内からは、瀬戸内の景色を眺めることができた。

いよいよ、桂浜に近づく。大きな橋をぐんぐん進む。
そして、到着。東京からおよそ15時間。桂浜に降り立った。
まずは見物。ここにも龍馬さん。「太平洋は広いぜヨォ」と言っていそうだ。
砂浜の奥には、小さな祠があり、岩の上から太平洋を眺めることができた。
浜には、子供の連れ、日焼けする若者、老人会だろうか、お年を召した方々の団体客。たくさんの人で賑わっていた。
水族館もあるんだね。なにかの生き物がオーオーと鳴いていた。

見物を一通り終えたところで、ヒッチハイクの準備だ。
リュックから、スケッチブックとマッキーを取り出す。
ここで書く目的地がとても重要である。遠すぎてもダメだし、近すぎても進めない。
今回のゴールは大阪か、神戸とした。どちらでも良かった。
本当は室戸岬か足摺岬まで行ってみたかったが、どちらも遠い。
結局、「香川」と書いてみることにしたー。

今日はここまで。
また、続きは次回。

高知城の麓では、和銅開陳が売っていた

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