見出し画像

【吉田正高コレクション整理記録】4/2、4/3~整理について頭を悩ませつつ

2018/3/31未明、吉田正高が他界しました。

この逝去を巡る吉田家の状況については、ささこ(正高さんの妻、イラストレーター)がTwitterで「#ある日突然オタクの夫が亡くなった」という漫画を投稿しています。

漫画のほうは、あっという間に現実においつきました。
頑張って描いていて素晴らしいです。

こちらのほうは、ようやく4/1が終わったところで恐縮です。
記録として、そして正高さんの思い出として、4/2・4/3のことを私の視点から記載します。

-------------------------------------------

◆4/2(月)

確か10時台の電車にのって、かみのやま温泉駅から新幹線に乗って東京に戻り、そのまま新宿にあるオフィスに午後から出勤しました。
(かみのやま温泉: 山形駅の隣の駅。吉田家もよりの新幹線停車駅)
※山形駅から乗るのが一般的かな~と思うのですが、一度くらい違う駅も使ってみようという試み

6時台の始発に乗ると朝の始業に間に合うのですが、そこまで頑張れませんでした。仕方ないですね~。

写真撮るの忘れてたので、またも写真ACから。
あっ、4/2は雪なかったはずです。でも少し肌寒かったかな。

2日ほど普段使わない筋肉をつかったので、朝から筋肉痛でした。
太ももの内側がきついって、あんまりない経験です。

この日の夜、正高さんの検視の結果が出て、私も連絡をもらいました。
心筋梗塞だったと、その日のメモには書かれています。

◆4/3(火)

検視の結果が出たので、ささこが正高さんの訃報を(彼のTwitterアカウントで)告知しました。
たくさんの方が、この訃報を気にかけてくださいました。
ありがとうございました。

このころ、ささこは「吉田正高コレクションをどうするか」心が決まっていませんでした。(まあ、直後ですからね、当たり前です)
選択肢は大きく3つ。捨てるのか、売るのか、寄付をするのか。

最終的に決定するのはささこですが、
東京に戻ってきてからも、私の頭の中はこのことでいっぱいでした。

そもそも売れるの? 寄付すると言ってもどうやってどこに??
簡単に「どこかに吉田正高コーナーを作ってもらって~云々」と口走ったところで、引き取ってくれる先があるのかも、さっぱりわかりません。

社内で正高さんを知っている人からお悔やみをいただいた際、あまりに悩んでいたせいか、「吉田正高コレクションがガチでやばい」と口走ってしまいました。
この方、コミケに関わっている人で、たいへん状況を理解してくださって。
「コミケの生みの親・米沢さんご逝去の際も、コレクション整理は一つの山になったそうだ」と教えてもらいました。
米沢さんのコレクションは、明治大学に寄贈されたことを初めて知りました。(米沢嘉博記念図書館

なんと! 明治大学は私の母校なのです。
そういえば数年前に正高さんが「明治大学はコンテンツ学に力を入れているんですよ、お義姉さん。いまやオタク学生の行きたい大学ナンバーワンですよ!」的なことを言っていたような記憶がよみがえります。

この話をするとき正高さんは、「ひるがえって我が母校は……」などと言っていました。彼は、早稲田大学出身なのです。

スクールカラーは、明治が「紫紺(左)」早稲田が「えんじ(右)」。
早明戦という用語もあったりします。(明治大学の構内では明早戦と掲示されます。通っていると、明早戦に慣れてしまいます・笑)

正月に塚口家で顔を合わせることがあると、正高さんは「駅伝ですね! まあ、僕は母校を応援しますよ! 12月は〇〇でしたからね」と私に言ってきたものでした。(12月第一日曜日は、ラグビーの明早戦と決まっている)

彼のコレクションが明治大学に寄贈されるようなことになれば、私は笑いながら「われわれは姉弟じゃないですか」と墓前に報告しますよ、きっと。

ともあれ、コレクションの今後のことは考えなければなりません。

この日あたりから、正高さんと知己の玉井先生/中村先生とメッセンジャーでのやりとりが始まります。
まずは告別式を乗り切るために、お二人の力をお借りしたのです。
その節は、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

-------------------------------------------

コレクション整理には関係ないのですが、4/3はなかなかハードな日でした。

筋肉痛は残ってるし。

会社のプロジェクトに大きな動きがあるし。
プロデューサーのおかげで乗り越えられました。プロデューサー! ありがとうございます!!

筋肉痛はしばらくじわじわ残りました。

吉田正高コレクション整理記録。オタク教授の他界、そしてその親族や知人たちの奮闘記録。