【子供向けマジックショーで意識する事】
こんにちは、やっとnoteに手を出してみました。マジシャンと会社員とレストラン経営やってます、つかさんです。
昨日久々に子供達向けにマジックショーと
体験教室をやってきて、色々考えてみたのでまとめてみました。
手品だけじゃなくて他の業種にも転用できる部分もあると思うので、ご参考下さい^^
●年齢によってネタと笑いを変える●
今回、【小学生が対象】となっていたので
凄くありがたかったのですが、
子供の年齢によって子供の考え方や
情報を処理する流れが違うんすね。
逆にいうと年齢に応じてマジックの仕方を
変えなくちゃいけないって事っす。
例えば2歳の子供には3歳以上の子供が
対象のショーは楽しめなかったりします。
逆に中学生くらいの子供が多い中では、
5歳の子は楽しみにくいです。
おもちゃの取扱説明書に対象年齢が書いてあるように、
マジックにも対象年齢があります。
コレを考察するのは結構面白い。
●子供は酔っ払いと同じ●
酔っ払いは何するか分からなくて一般的な大人としての品行方正は期待出来ないです。
子供も全く同様で、道具を奪い去り、
タックルかましてきたりすることもあります(笑)
でもこの邪魔を抑制すると良くなくて、
もっと邪魔してもらうことで場を盛り上げるネタにします。
その方が結果盛り上がるのです。
この予想出来ない反応は毎回面白いし勉強になりますー!
●現象よりもエンタメ性が大事●
一つのマジックを導入、中間、最後の3つに分けて
「中間」を長くすると楽しんでもらいやすくなる印象。
導入=これから起こることの説明
中間=結果が起こるまでのストーリーだったり、笑い。
↑ココが大切
最後=花が出てきた!色変わった!などの結果
不思議なことが起こることより、不思議なことが起こるまでの面白いプロセスの方が重要っす。
●撮影ポイントを作る●
マジック中(特に子供が主役になるとき)には
写真が撮れる[間]を作ると良いっす。
頭の中でイチ、ニ、サンをゆっくり数えるくらい。
そういえば、結構重要な事があって、
アシスタント役の子供で
絶対に選んでは行けない子供がいます。
絶対に。絶対にだ。
大事なので3回言ってみた。
「他の人が選んだ子供」です。
他の人(親など)から指された子供は、
ステージに出たくない子なので、子供は楽しめないのです ✖︎✖︎
そうなるとほぼ確実に
雰囲気が良くない方法にいくので、
自分の意思を表示した子供から選ぶのが大切😎
親からしたら経験させたい!
って言う気持ちも分かるんですけどね。
子供に主体性を持たせるのは大事。
●言葉を単純に、且つ丁寧にする●
多分会社員でもなんでもプロとして仕事をする時に、素人に説明するときは
分かりやすい言葉を使いますよね。
赤ちゃん言葉までとはいかなくても
とにかく言葉はシンプルに。
例)1/4→半分の半分
あとは間違った「ら抜き言葉」なども絶対使わない。使うと多分敏感な親御さんには嫌われます(笑)
こんな名言があって、ちょっと気に入っている◎
「誰が笑いをとったかは関係ない。
観客が笑っているということは楽しんでいると言うことであり、
それはパフォーマーの手柄なのだ。」
それでは。
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