Azureでコンテナ超入門してきた

渋谷ヒカリエ8階、Azure Antennaで開催された「こわくない!今からはじめるAzureコンテナ超入門」に参加してきました。Dockerがどうとか言いながらずっと触る時間を取れずに来てたので、超ちょうどいい入門機会でした。

きれいなAzure Antennaに初往訪した

ちなみに会場のAzure Antennaはこんな感じでした。同階のd47食堂には時々行ってたのに、知りませんでした...というか、今年オープンしたばかりなのかな。頭上にはクラウドが浮いていたり、ショーケースにはタックス君が並んでいて、でもお腹にはmicrosoft.comの文字があったり、いろいろときょろきょろさせられてしまいました。

きれいなKubernetesを初体験した

さて本題。最初の1時間は「Dockerではじめるコンテナ超入門」ということで、Dockerを使ってみるところから。ここはAzure関係なし。次から「AzureによるはじめてのKubernetes」「Azureで学ぶKubernetesのしくみ」とAzureが絡み、Kubernetesの話になっていきます。資料が公開されているので、詳細はそちらのご参照を。

内容で印象的だったのは、Kubernetes自体が「どんな状態を実現するか」という定義と、実装を綺麗に切り分けている感じがしたこと。たとえばKubenetesの概念として「Services」と「Ingress」が紹介されました。これは聞いていれば、Azureで動かす場合、きっとServicesはAzure Load Balancerあたりが、IngressはAzure Application Gatewayあたりが中心になった実装がされているのだろうな、とイメージができます。VMware環境であれば、NSXのロードバランシングなどが使われそうです。

つまり、Kubernetesには「モダンにアプリケーションをデプロイしてライフサイクルするなら、こういったことが必要だよね」というアプリケーションが必要とすることを整理した「概念」とその使い方をまとめた「ユーザーインターフェース」があるんだな、と。そしてその概念を「実装」するところは各インフラごとだけど、メジャーなIaaSや仮想化プラットフォームで実装に無理が出ないような目配りも「概念」には織り込まれてそうだな、と。

Kubernetesネイティブはきっと新世代

講師の阿佐さんからは「同僚とKubernetesの理解されにくさにを話していて、独特の『概念』があるからじゃないかな、ということになった」という話がありました。でもこれ、概念のほうはきれいで、わかりやすい。少なくともVMwareが仮想化で実現しようとした「概念」と似ているところは多いし、IaaSでベストプラクティスと呼ばれている「概念」とも重なるところは多い。そして概念とインターフェースを押さえれば、実装をあまり気にしなくていいつくりになっている。

終了後に、クラウドネイティブ世代は「データセンター内、ラック、結線を見たことがない」「イメージしない」「それでいい」みたいな雑談がありました。Kubernetesネイティブ、アプリケーションを作り始めたときにはKubernetesがあった世代では、仮想化やIaaSを意識しなくなりそうな気がしました。それは、それでいいんじゃないかな。意識するイミグラント世代だから、実装と概念の間で混乱するだけで、ネイティブはそうじゃなくなるんだよ、きっと。

僕のミッションは、ちょっと前までは社内の物理環境エンジニアやお客様にSoftware Definedの仮想化環境へ移行してもらうことでした。仮想化イミグラントの水先案内人。いまはオンプレミス環境のエンジニアやお客様に、パブリッククラウドに移行してもらう、クラウドイミグラントの水先案内人ということになります。その上で、AzureのVMからVNetからLoad BalancerやApplication Gatewayまでを理解してもらうのはちょっと面倒くさい。それよりは、Kubernetesにその辺はラッピングしてもらって、いきなりKubernetesイミグラントになってもらうほうがスムーズなんじゃないか、と思いました。

自分のイミグラントすら簡単にはいかない

とはいえ、まずは自分がKubernetesに移行するところから。まずDocker for Windowsのインストールを始めますが、ここからうまくいきません。

今回の資料で言えば17/100ページとすごく序盤にインストールの案内があり、インストーラを取得して起動します。インストールが進み「完了のためには再ログイン」といったダイアログが出たので、Windowsからサインアウトしてサインイン。すると「Hyper-Vの役割を有効にしてよいですか(再起動が発生)」と聞かれるので、続行。再起動がすんだ頃には後半に入っています。

それでも完了したので起動するとエラー。普段設定していて無効化し忘れてたIEのプロキシ設定などの影響かもしれないということで、無効化してから「Factory Reset」。またしばらくして起動エラー。再起動してみても起動エラー。ふと「Docker for Windowsのサービスの起動に失敗」とエラーで出ているので、Windowsのサービス画面を開きこのサービス「起動」してみると、実行中になります。そこでタスクトレイのDockerアイコンから「Restart」をかけると、無事Runnningに。そして時間終了。なんだったのだろうな。

新しい技術への入門は、スムーズに行かなかったときの調査に勘がないので手間取ります。でもやっていくしかないですね。とりあえず、これは続けていこうと思います。

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塚本 牧生

クラウドノオト ―― クラウドコンピューティングの話、ときどきソーシャルメディアとnoteの話、ところにより四方山話。

技術手帳

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