「note」ってnote内だけじゃバイラルしないですよね?

noteは本当に過疎っているのか?」経由で「自称クリエイティブが集う『note』ってぶっちゃけ過疎ってますよね?」を読みました。

個人的には、「過疎っている/いない」じゃなくて「note内じゃバイラルしない」が実体で、意識すべきことだと思います。フォロアー(フォローしてくれた人)65人、投稿少な目の私のダッシュボードも貼ってみますが、累計569ビュー(被閲覧回数)です。

「過疎ってますよね?」の人より確実に少ないのですが、フォロアーは20分の1でビューは2分の1強。2つのデータだけで言うのは強弁ですが、でもフォロアーとビューは相関性が低そうな気がします。

数字からというのもあるのですが、「note」の仕組み自体が、note内で言及とURLが広まって閲覧者を集める、という形ではないというのが根本です。
TwitterのリツイートやTumblrのリブログのようにURLが運ばれる仕組み、Facebookのようにコメントや「スキ」したことが回りに伝わる仕組み、そうしたものをnoteは排しています(あるいはまだ取り入れていません)。

私のnoteの閲覧数は、TwitterやFacebookで多少なりつぶやかれた1件が半分以上を稼いでいます。多分直接のフォロアー、購読者数より伝播のパワーが大きくて、それが本当に働く時には、この記事で紹介しているように本当に大きく働くのです。

現在のnoteのソーシャル性とCGM性は、ちょうどAmazonのそれに近いと思います。Amazonにあるのはほぼレビューのみで、そのページを見た人が参考にできるけど、そのページに誰かを誘導するツールにはなっていません。Amazonはソーシャル性を自サイト内に取り込む代わりに、APIとアフィリエイトとクールURIを提供することで、外部に築き上げるようにしました。みんながブログで、Twitterで、Facebookで、AmazonのURLを伝播させています。

クリエイターさんたちは「note内ではバイラルしない」という前提に目を向けましょう。Amazonにレビューを書いても、それだけではバイラルしないのと同じようなものです。

noteの外でURLを伝播させてこそ、noteでコンテンツが見てもらえるのです。TwitterやFacebookもいいでしょう。そう思って、僕はRSSの作り方を用意して自動でお知らせする方法をご紹介しました。それからTumblrなんてどうでしょう。「よりぬきデイリーポータルZ」のテクニックは、学ぶところがあると思うのです。

※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。以降に文章はありません。「投げ銭」での応援を歓迎します。

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