Wiki脳だってTumblrしたい - Scrapboxの話をしよう

2008年にTumblrを使い始めた。2007年にスタートしたサービスで、日本語化されたのは2011年だったけど、それを待つほど難しいサービスじゃなかったし。そしていま、僕のTumblrには1万5千件超の投稿があり、多分その過半数、もしかしたら7~8割はファースト・ポストかオリジナル・ポストだと思う。

実は僕はTumblr以前にWikiのオールドタイマーだし、典型的(だと思う)なWiki脳だ。1995年にWikiが生まれ、2000年にYukiWikiが生まれ、そこから派生していまはなきWalWikiを作った。2005年にはスタッフとしてWiki博覧会をやり、その後のWikiを振り返った

Wiki脳的な僕がTumblrを使い始めたら、スループットプロセスはこんな風になってきた。

(1)ピースの収集。興味を持った一文とか一画像とかを収集し、Tumblrに蓄える。

(2)トピックの発見。いくつかのピース(Tumblr投稿)に関連性がある気がしてきたら、それらにタグを付ける。また過去のTumblr投稿にも関連しそうなものがないか検索して、タグを付ける。

(3)テーマの理解。なぜそのトピックに興味を持ったのか、そのトピックについてどう思うのか、メモを書き始める。この時点では、まだすごく簡単な、断片的なメモ。

(4)アウトプットの計画。文章なりスライドなり行動計画なり仕事なりにまとめられそうだなと思ったら、その段取りをする。個人ブログとかへなら即アウトプットに移るけど、仕事にするとかならそのためのネゴとかする。

(5)アウトプット。

Wiki以前、オンラインのピース収集場所といえば、初期はニュース系テキストサイトのようなWeb日記・ブログだったし、Wiki直後でいえばソーシャルブックマークだった。どちらも、ハギレのようなコンテンツの一部分を切り取るには向かない。それに適した手段は、僕にとってはWikiへの引用コピペだったし、個人Wikiを不注意から失ったのに前後して、よりハギレのまま収集できるTumblrに移行した。

「最初にページ名ありき」のWikiでは、先にトピックを発見しておかないといけなくて「なんとなく興味を持った」程度の情報をとりあえず蓄えておくのに困ったのだけど、Tumblr以降はピースが集まってきてから、後からのタギングすればよくなった。また一つのピースを複数のトピックに連結できる。この辺りは、より自然な流れで行えるようになった。

ただテーマの理解、興味や感想といったメモはTumblrには載せにくかった。最近はwri.pe経由でEvernoteに書き溜めてた。これをまずは、最近開始されたWikiサービス「Scrapbox」で解決してみようかと思う。Tumblrで新しいタグを使い始めたら、Scrapboxにその時点で考えていること、思っていることをメモしておく。Tumblrに関連投稿が増えていくと、つまり僕のインプットが増えていくと、考えも変わってくる。変わってきた考えでページの内容を更新していくというのは、Wikiらしい気がする。

ひとまず「Sinkin' in the rain - Topics」というプロジェクト(Scrapbox内でのサイト)を作ってみた。うまくいくかわからないけれど、いまのところは僕の情報整理に役立ってるし、tagged/API Economytagged/第3のプラットフォームは合わさって、社内での勉強会資料という形でのアウトプットのもとになってくれた。自分が今持っているテーマ、トピックが一覧できるというのは、スループットプロセスにはいい影響がありそうだ。

(写真はScrapboxリリース記念パーティ会場のフードテーブル。美味しかった。)

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塚本 牧生

技術手帳

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