「投げ銭」という形でNGO・NPOを応援できたらいい

まだカードを使うには不安感もあるnote.muだけど、不安をおして「noteを『投げ銭』型で使ってみる」「『投げ銭』という形でマイクロコンテンツを応援する」を購入してみた。

note.muの「購入」という形と、それを文末に置くというウェットな使い方は、「投げ銭」という古くからある仕組みをこざっぱりした新しい見た目で包みなおしてくれている。これは抵抗感少なくてマイクロパブリッシングに踏み入る人を増やすかも知れない。特にIPOやIGOに活用の道がないだろうか、と考えてしまう。

OISCAシャンティといった団体の人と話して理解したのは、寄付を受け報告として会報を届けるというのがこうした団体にとってかなり重要な活動原資だということだ。つまりコンテンツ収入で活動しているという面があって、こうした団体の広報活動では「会報と会費」モデルを回して活動を支えることが一つの要点になる。

法人や富裕家の寄付にはそのモデルでいいと思うんだけど、それらでない僕たちには、例えば数千円やそれ以上を払って一年分の会報を受け取るというのは、コンテンツのサイズがかなり大きい。僕たちの財布はそんなに大きくないので、数を絞らなきゃいけない。それに未来の活動に寄付をするなら、信頼できるところか見極めなくちゃいけない。寄付には意思と余裕、その上準備も必要ってちょっと重い話だ。

でもある活動の報告や記事を読んで、これはいい活動だな、これだったら応援したいなと思うこともある。つまり、活動報告や会報がマイクロコンテンツとして流通していて、読後に投げ銭方式でマイクロドネーション(小額寄付、小さな応援)できるなら、僕たちも寄付できるかもしれない。多くの活動に、小額ずつ、成果を見てから寄付できるんだから、僕たちが参加できるぐらいに気軽で安心だ。

「0×∞=something」はWeb 2.0以来いまでも有効な方程式だ。NGOやNPOは従来からのボランティアはもちろん、saveMLAKなどでマイクロボランティアというサイズでも、労力としてはこのパワーを活かしてきてる。でも広報活動、募金活動ではどうだろう?「マイクロコンテンツ報告と投げ銭」モデルは、「会報と会費」モデルとは別の層に届く、もう一つの募金活動にならないかな。

...さて、僕も投げ銭箱を置いてみます。「購入」していただいても、この先には何もありません。あとこの先の思索とか活動もありません。あればよかったのだけど、申し訳ない。

(追記)どうなるのか分かったので、投げ銭箱撤去しました。購入してくれたお二人、申し訳ない。次会う機会があれば、一杯おごります!

(追記2)撤去できませんでした。公開手順で「無料ノート」を選べるのだけど、結果的には無視されてる感じ。一度購入されると、こうなのかな?

(追記3)撤去できました。変更されたのかな...どこかにアナウンスってあるの?

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