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ディスカバリーチャンネル。

鉄人。

それは「衣笠」であり、「料理の」であり、「28号」もあれば「カラオケの」だってあるし、アメリカ人なら「ブレット・ファーヴ」だと思います。(ファーヴはアメフトの連続先発出場記録を持つ名選手で、骨折しながら試合に出てきた時はマジかと思った。衣笠はカープの名選手で、料理はそういう番組で28号はアニメ。カラオケはカラオケ)

これまで自分にとっての「鉄人」は、()内の熱量から分かる通り「ブレット・ファーヴ」でした。アメフトの中継番組でADバイトを始めた頃、僕はファーヴに釘付けになっておりました。心身共に強靱的なタフさを誇り、パッカーズの顔として長らく君臨。その後、何度も「引退する!」「やっぱ引退撤回!」を繰り返しながら、最後まで力を出し切り引退していったその姿は、泥臭くもあり、人間味溢れる人柄も含め、「やっぱ鉄人と言えばファーヴだよなぁ」と思っていたわけです。

でもそれが、最近になって更新されたのでお知らせします。

僕の中の鉄人は「エド・スタッフォード」になりました。

「誰?」という方もいれば、「そりゃそうさ!」「私もそうよ!」「That's right!」なんて方も多いと思います。

エド・スタッフォード。この方は、ディスカバリーチャンネルの「ザ・秘境生活」シリーズに出てる冒険家の方で、番組の中身は「無人の辺境の地で10日間のサバイバル生活を送る」といったものなんですが、すごいのはその本気度。水・食料はもちろん、ナイフ・ライターといったサバイバル道具もなく、地図もなければ服もパンツもない。素っ裸でカメラだけ持ち、たった一人で自撮りしながらサバイバル生活をみせてくれるんです。春先に花粉が飛び始め、「今年の花粉はキツいのかぁ」なんて言って落ち込んでいたら、この動画がユーチューブ内のオススメに出てきまして、観たらすぐ「花粉なんかでヘバってすみませんでした」と思わされました。自分が医者にかかろうかと迷っていた時、動画内のエドは、葉っぱを集めて陰部を隠すための腰ミノを作っていたんです。完成した腰ミノを装着して腰を振るエドの姿をみていたら馬鹿馬鹿しくなりました。

今ならまだユーチューブ「ディスカバリーチャンネル」内でフル動画があがっております。ディスカバリーチャンネル自体に登録すれば、さらに奥深く観れるそうですが、これ以上みたらエド思想に支配され、ホホ髭まで生やしてコントしてしまいそうなのでとどまっております。生き抜くための食事風景などは苦手な方もいるかもしれませんが、この環境に置かれたらこうなるのかと痺れながら観てしまいました。皆様もよかったら。オススメは、イボイノシシを捕まえたくて頭の中がイボイノシシに支配されてしまうシーンです。あと笑い声と目。生き延びるとかではなく、『長期的にこの地でゆとりある生活ができるかどうか』を目標に掲げているメンタルも常軌を逸しています。力強いです。

お時間ある方は、映画のようなエンディングを迎えることでお馴染みのベア・グリムスさんもご一緒にどうぞ。トンネルの中で迫り来る汽車から逃げるように疾走し、出口で間一髪よけてそのまま汽車に飛び乗ってエンディング、みたいなリアル・インディージョーンズをされています。もうスケールが違い過ぎて何が何だか分かりません。ディスカバリーチャンネル、恐るべしです。


#鉄人 #エド #ディスカバリーチャンネル #芸人 #哲学過ぎてたまに泣ける

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