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未来妄想カフェ @大日向中学校 技術室

去る2月14日の放課後(というか就業時間後)、大日向中学校の技術室を会場に「未来を妄想する」をテーマに、小学校・中学校の教職員の皆さんと自由参加なおしゃべりの場を開きました(年度末のバチバチに忙しい時期にも関わらずリアルとオンライン合わせて10名を超える方が参加してくれました。多謝)

ひと月ほど前にふと思いつき、この日から隔週開催で年度末までに3回実施する予定の、一応連続企画。初回は「『未来』を探る上でヒントとなりそうなキーワード」皆さんに持ち寄って(Bring Your Ownして)もらいました。

持ち寄られたキーワードはこちら。

※オンライン参加の皆さんは書いていないので紙はありません

出てきた言葉と「その心は?」をごく簡易的にですがご紹介します!(原文ママでは全くないので、もし勘違い、聞き違いあったらごめんなさい)

中庸

革新的と伝統的、そのどちらかではなく、そのどちらもを組み合わせた第3の道が大事そう。 → 止揚(アウフヘーベン)ってやつですね。

支え(環境)

自身が高校生の頃、往復26kmの道のりを自転車で通学していた。それは家族の支え(家という環境)があったからだと今なら思える。挑戦できるための環境って大事。→佐久穂町のコミュニティ創生戦略も同じような考えかも!

AI

校内でもChatGPTが話題に上がったりしたが、このところのAIの進化はものすごい。もはやAIは手の届かない存在ではなくなった。

つなぐ・つながる・つなげる

これからは、ある価値と別の価値を、異分野同士をつないでいく、接着剤のような存在が大事になりそう。

細部

全体的な枠組みは大事なんだけど、細かいところがやっぱり大事。全体と細部の行き来だったり、それぞれで細部を確認すること。

知る者は好む者にしかず、好む者は楽しむ者にしかず

孔子の言葉。つい「探究」という言葉で片付けがちだけれど、「好む」を持てるアプローチってどんなだろうということをもっと考えていきたい。

しなやかさ

一本筋は通っているけど、上手く受け流す感じ。しなやかさを保つための芯みたいなもの。

最近接領域

最近ヴィゴツキーのこの言葉を改めて学んでいる。周囲のフォローが手厚すぎることで、本当はもっと走れるのに走らなくなったりする。そういう時のサポートの仕方をよく考える。

自立する・共に生きる・世界に目を向ける

大日向小学校・中学校で大切にしている3つのこと。とっても大事なこと。私たち大人ももっと体現できるようになりたい。

衝動

経済合理性で解決できる問題の多くは解消されてきた。経済合理性限界曲線の向こう側にある領域の問題にアプローチするには、人間性に基づいた衝動が大事・・・という、少し前に読んだ本の受け売り。


この1年で技術室に醸されてきている「クラフト感」な空気がいい感じ!

・・・以上、本当にざっとですが、レポートでした!

次回は「茂来学園(大日向小学校・大日向中学校を経営/運営する学校法人)こうなったらいいな」をテーマにおしゃべりする予定です。

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